透過型ICT情報システム「Glass Navi」開発のお知らせ
~バックホウ作業の安全性と効率性を飛躍的に向上~
このたび、旭建設株式会社(本社:宮崎県日向市、代表取締役:黒木繁人)は、ICT施工現場に革新をもたらす新技術、透過型ICT情報システム「Glass Navi(グラス ナビ)」を開発いたしました。
本技術は、バックホウによるICT施工において、ICT施工情報(三次元設計データ、バックホウ位置情報等)をキャビン内のタブレットモニターではなく、バックホウ前面ガラスに透過表示することを実現したものです。
【技術の概要】
「Glass Navi」は、無線通信でタブレットと連携した小型プロジェクターを活用し、三次元設計データなどのICT施工情報を、ガラス面に貼付した特殊加工された透過フィルムに直接投影する仕組みです。
従来のICT施工では、キャビン内のタブレットモニターに表示されたICT施工情報に視線を移しながらの掘削作業となるため、安全性・作業効率の面で課題がありました。
新技術「Glass Navi」では、オペレーターは視線を前方に固定したまま、実際のバケットの動きと、ICT施工情報を同時に視認しながら施工できるため、
①作業の安全性向上
②施工精度の向上
③オペレーターの負担軽減
といった3つの効果が期待されます。

【今後の展開】
旭建設では、「Glass Navi」を自社のICT施工現場に実践導入する予定であり、将来的には外部の建設事業者への技術提供や製品化も視野に入れ、さらなる展開を計画しています。
また、建設現場のDX推進・人材不足対策に資するソリューションとして、国や自治体との連携も視野に入れ、地域社会の持続可能な発展に貢献してまいります。
問合せ:旭建設株式会社 DX推進室
〒883-0051 宮崎県日向市向江町1丁目200番地
TEL:0982-52-1234 FAX:0982-52-2100
E-mail:asahi01@construction.co.jp
URL:https://www.construction.co.jp/
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