普及が進む3D点群測量、自己流運用の課題に民間主導で挑む新たな資格制度

一般社団法人が挑む、点群測量における人材教育と属人化問題

一般社団法人不動産検査保証機構

取得した点群データは十分に生かされているのか

建築・測量分野では、DXの推進やi-Constructionの進展により、測量手法や成果物の在り方が大きく変化しています。

一方で、デジタル技術の高度化に対し、人材育成や評価基準の整備が追いついていない現状を受け、どのようにして課題解決するが注目されています。


中でも3Dスキャナの普及は著しく、取得できる情報量と精度は年々向上しています。しかしながら十分に有効活用できていると考える事業者は必ずしも多くありません。その背景にはコスト面や制度面などの問題もありますが、民間で抱える課題は行政の動きを待つのではなく民間が主体的に解決へ向かう姿勢が求められています

こうした状況の中、現場では次のような課題が顕在化しています。

1.人材育成の属人化(特定の人のみが業務を把握している状態)

メーカーから指導を受けた1担当者が独自に確立した測量方法を社内で共有する形が多く、他社成果品との考え方や品質の整合が取りづらい状況にある。

2.作業従事者の評価基準が不明確

共通の基準が無いため作業従事者の客観的人事評価が難しいとの声が聞かれます。

3.顧客への説明の難しさ

作業手順のみ習得した状態では、測量手法や技術的な説明を顧客にすることが難しく、提案や営業活動に結び付きにくいという課題があります。

こうした課題を受け一般社団法人不動産検査保証機構REIWS(レイウス)では、法人内に「ポイントクラウド測量部会」を設置。社団法人という立場を生かし、メーカー、機種に依存しない共通認識を持つための資格制度として「点群サーベイヤー資格」を創設しました。

本資格は、特にー「人材育成」と「評価基準の可視化」ーに焦点を当て、民間の立場から現場課題の解決を目指す取り組みです。

【資格試験がもたらすメリット】

点群測量の基礎と体系的に学び、新規導入時に抱える不安を軽減。

測量と3D点群測量の基礎を同一のテキストで学習し、人材教育を効率化。

実務的ノウハウを学ぶ事で導入から実用化までの期間短縮を支援。

これによって個人のスキル向上に止まらず、企業全体の技術力を底上げし、顧客への説明に説得力につながることが期待されます。

これらの課題に対し、単発の講習や社内研修ではなく「資格制度」という形を採用した理由は、知識や理解度を第三者の立場で可視化し、共通の判断基準として活用できる点にあります。

点群サーベイヤー認定試験は事前配布するテキストによる学習に加え、試験当日に3D点群測量の専門講師による実践的な特別セミナーを実施します。

筆記試験では、テキスト内容を基にした選択式問題と、セミナー内容を踏まえた記述式問題を通じて、理解度と実務への応用力を確認します。

試験、特別セミナーを経ての現場実践

本資格制度を創設した不動産検査保証機構REIWSは、不動産・建築分野における品質確保と技術の健全な普及を目的とする一般社団法人です。

特定の企業の利益や方針に依存しない立場だからこそ、現場で働く実務者のための共通認識となる指標を提示し、3D点群測量技術の信頼性向上を目指します。

今後、本資格は顧問に迎えた国土地理院OB、法務省OB、ならびに協力いただいている測量専門学校と共に、公共測量に通用する資格となるべく活動を継続してまいります。

なお、「点群サーベイヤー資格」は現在受験者を募集しており、詳細は公式サイト内の受験者募集ページにて案内しています。

主催

一般社団法人不動産検査保証機構 REIWS

ポイントクラウド測量部会

大阪市浪速区元町1丁目5番7号 ナンバプラザビル8階

TEL:06-6760-4088 FAX:06-6760-4089

メールアドレス:info@reiws.or.jp

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会社概要

URL
https://www.reiws.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大阪府大阪市浪速区元町1丁目5番7号 ナンバプラザビル803
電話番号
06-6760-4088
代表者名
稗田淳一
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年01月