トイレの水漏れで水道代が高額に!|月1万円超の請求に注意
トイレの水漏れによる水道代の目安や、漏れ方ごとの水量などを解説し、さらに「水道局の減免制度は使えるのか?」「賃貸やアパートでは誰が負担するのか?」など、気になる費用負担の疑問も解消します。

水道代がいつもより高い場合、それはトイレの「チョロチョロ水漏れ」が原因かもしれません。
タンクや便器からわずかな水が流れ続けるだけでも、月に数千円~数万円の水道代が発生するケースがあります。
この記事では、トイレの水漏れによる水道代の目安や、漏れ方ごとの水量などを解説し、さらに「水道局の減免制度は使えるのか?」「賃貸やアパートでは誰が負担するのか?」など、気になる費用負担の疑問も解消します。水漏れを早期発見するためのポイントも紹介しています。
水道代が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
「チョロチョロ」「ポタポタ」といったわずかな漏れでも、1か月単位で見ると数千円~数万円の請求額増になることも考えられます。
トイレの水漏れは「見た目以上に高くつく」
トイレの水漏れは、ほんのわずかに見えるため、つい「たいしたことない」と見過ごされがちです。
1時間で30リットル1日で720リットル(=0.72㎥)1か月では、約21.6㎥もの水が無駄に流れています。
東京都水道局の料金体系(口径20mm、一般家庭用)を基に、この21.6㎥の漏水でどれほど水道代が増えるのかを計算します。
■東京都の水道料金(一般用口径20mm)
基本料金(1,170円)1㎥~5㎥6㎥~10㎥11㎥~20㎥21㎥~30㎥31㎥~50㎥51㎥~100㎥1㎥あたりの料金0円22円128円163円202円213円
増加分の下水道料金の計算
見落とされがちですが、水道を使えば「下水道使用料」も請求されます。
家庭用水道料金の支払いは2か月に1度
これらを合算すると、水漏れによって1か月で支払う余分な料金は7,156円にもなります。
しかも、家庭用水道代の請求は「2か月ごと」です。
2か月チョロチョロ水漏れを放置したら、いつもの水道代より14,312円も多い請求が届くことになってしまいます。
「便器内のわずかな水面の動き」は、チョロチョロ水漏れより気が付きにくいかもしれません。
しかし、水漏れ量が多いため、水道代は1か月で7万円近い額になります。
これがトイレの水漏れの怖さです。
日頃のチェックと、いつもと違うと感じたときは放置しないことが、無駄な出費を防ぐためにできることです。
トイレの水漏れに気が付いたときには、何をすればいいかを理解しておきましょう。
応急処置は、まずトイレ横の止水栓(マイナスドライバー式が多い)を時計回りに回し、水を止めるのが基本です。
実際の原因は、浮き玉やボールタップの破損やずれが考えられます。
よくわからない場合は、無理に修理しようとするとかえって悪化する可能性もあるため、早めに専門業者へ相談がおすすめです。
トイレの水漏れは、漏れ方によって水道代の負担が大きく異なります。
ここでは「ポタポタ」や「チョロチョロ」など、漏水状態ごとの水量と費用の目安、考えられる漏れの原因を紹介します。
ポタポタ水漏れの軽視はNG|手洗い栓・止水栓
ポタポタと水が滴る程度の軽微な水漏れでも、1か月続けば数百円~1,000円近い水道代が無駄になります。
発見が難しい場所からの漏水使用者の過失でないこと水漏れ箇所の修理が完了している
注意点としては、修理を依頼する業者は自治体の「指定給水装置工事事業者」による修理が必須になることです。
減免が適用される場合は、工事店や水道局へ確認して、申請タイミングを外さないようにしましょう。
トイレの水漏れの早期発見ポイント
トイレの気づきにくい水漏れは、発見が遅れると高額な水道代につながります。
ここでは、日常的にできるチェック方法や、漏水を見つけるポイントを紹介します。
水道メーターで確認する
トイレの水漏れを確認するには、水道メーターのチェックが確実でわかりやすいといえます。
以下の手順で確認してみましょう.
家中の蛇口をすべて閉める(止水栓は閉めない)水道メーターを確認する(メーターボックス内などにあります)パイロット(銀色の円盤)が回っていれば、どこかで水が流れている
アナログメーターは回転で、デジタル式は点滅 で漏水を知らせてくれます。
どちらも「蛇口をすべて閉め、水を使用していないのに反応している」場合は、水が漏れている可能性が高いため早めの対応をとりましょう。
音や水面の動きで見抜く|掃除の際のチェックがおすすめ
トイレの水漏れは、音や水面の動きで気づくことがあります。
以下のような点に注意してみましょう。
チェックポイント注意すべき現象音使用していないのに「チョロチョロ」と水音がする便器内水面がわずかに揺れている床ウォシュレット周辺が濡れている手洗いの蛇口ポタポタ漏れや、細く水が出ている状態。
掃除の際は、使わない状態で、便器の中や床に気を配るチャンスです。
低い位置から確認できるため、気が付きやすいでしょう。
掃除の際には、上記のポイントを確認するのを習慣にしましょう。
また、クレジット支払いや銀行引き落としになっている場合に、料金を確認していないケースもあります。
水道代は必ず確認しましょう。
早期発見が被害額を抑えることにつながります
まとめ
早めの対処で無駄な水道代を払わないのが一番!
トイレの水漏れで水道代が高くなる被害について解説しました。
チョロチョロという音や、便器の水面のわずかな揺れなどの、水漏れのサインは見逃さないようにしましょう。
放置すれば、月に数千円~数万円の水道代が発生するリスクがあります。
少しでも異変を感じたら、まずは確認して止水栓を閉め、水道業者に相談することが大切です。
トイレの水漏れは、早めのチェックと対応で無駄な出費を防ぐことができます。
https://www.smile24.co.jp/useful/toilet/toilet-mizumore-kougaku-seikyu/
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