【開催レポート】大阪・関西万博「招き猫プロジェクト」開催!【告知】招き猫再び!「MEET CULTURE in OSAKA 2025」出展決定!
大阪・関西万博 招き猫プロジェクト惜しまれつつ終了! 吉村洋文大阪府知事も登壇、120体の招き猫が福と未来をお届け。11月29・30日「MEET CULTURE in OSAKA 2025」出展決定!
2025年9月9日(火)、大阪・関西万博「リボーンステージ」(大阪ヘルスケアパビリオン)にて、「大阪・関西万博 招き猫プロジェクト」が開催されました。古来より最も縁起の良い日とされる「重陽の節句」に、120体もの個性豊かな招き猫が会場を埋め尽くし、万博を訪れた多くの人々に福と未来を届けました。


※ 招き猫プロジェクト開催当日の様子
シークレットゲストとして、大阪観光局理事長 溝畑宏氏や大阪府知事 吉村洋文氏も登壇し、イベントを大いに盛り上げました。本プロジェクトは、大阪商人がかつて担った文化的支援の精神を現代に蘇らせ、企業と芸術家が共創することで、未来に向けた新しい価値を生み出すことを目的としています。
■大阪・関西万博 招き猫プロジェクトとは
関西の中小企業が加盟する「なにわあきんど塾同友会」「一般社団法人大阪市産業経営協会」「大阪市女性起業家情報交流協会」の3団体による合同企画です。
9月9日という、日本古来より一年で最も縁起が良いとされる日に開催されたことから、「世界で最も福が集まる場所」をつくることが本企画の目的とされました。ステージでは住吉大社のご祈祷をはじめ、未来や福をテーマとしたトークイベントと共に、企業や芸術家によって作られた120体の招き猫の展示が行われました。
■個性豊かな招き猫の展示
展示された120体の招き猫は、すべて30cmの共通フォーマットながら、表情、色づかい、素材、世界観は多種多様。自社で手がけたものや、芸術家、パラアート作家とのコラボレーションによる作品など、異なる個性が一堂に会した空間となりました。

来場者は、気になる招き猫のそばにあるQRコードを読み取ることで、作品を手がけた企業や芸術家のプロフィール、そして込められた想いを閲覧できる仕組みに。当日は多くの来場者が招き猫を撮影したり、QRコードを読み取ったりして楽しんでいました。

■企業と芸術家を繋ぐ文化的支援

今回の招き猫プロジェクトの一端として文化的支援の面が挙げられます。文化的支援が掲げるテーマは「Not Design, But Art.」。デザインを委託するのではなく芸術品の製作を託す取り組みで、企業と芸術家がマッチングし、新価値を共創するという新しい試みです。マッチングをはじめ、アートディレクションを担当した滝本章雄氏は、「本プロジェクトは、単なる企業ロゴの作成や販促物のデザインではありません。各会社が大切にしている想いや誇りを、作家一人ひとりが解釈し『作品』として表現することで生まれる価値を目指しました」と語りました。
また、現状の課題として、クリエイティブが単なる広告・販促ツールに留まることへの懸念に触れつつ、「芸術家に創作の場の提供をして、より多くの人に活動を知ってもらう機会を増やしていきたい。今回のイベントをきっかけキッカケに、様々な企業の方に認知していただく事で、新しい共創のかたちが拡がっていけばいいなと思っています」と、今後の展開への熱い想いを語りました。

■「招き猫プロジェクト」に込められた想い
本プロジェクトの統括責任者である宮崎陽氏は、イベント開催までの約1年半の道のりを振り返り、「子ども達など誰が見ても楽しめるイベントにしたい」という想いから、招き猫というアイコニックなシンボルを企画の軸にしたと語りました。
「今回の大阪・関西万博でのイベントをきっかけに、企業と芸術家同士が繋がって、お互いの強みを尊重した関係性が広がっていくことに期待しています。」と、プロジェクトの今後の展望を述べました。

■登壇ゲストが語る「大阪の未来社会」
夕刻のステージイベントは、住吉大社によるご祈祷から厳かに幕を開けました。
重陽の節句という佳き日に、万博会場という唯一無二の舞台で執り行われた神事に、来場者は息をのむように見入っていました。

■大阪観光局理事長 溝畑宏氏

ミャクひろしこと溝畑氏は、「大阪の未来社会について」と題した特別トークセッションを実施。日本の観光産業が大きく成長している現状に触れ、「みんなどんどん儲けるための空気が溢れております!」と熱弁。子供からの手紙のエピソードを交え、万博が未来を担う世代に与える夢と感動の重要性を語りました。
■Osaka Metro 代表取締役社長 河井英明氏

河井社長は、「Osaka Metroが目指す未来の大阪」について講演。人口減少という社会課題に共に立ち向かうことの重要性を説き、将来を見据えたOsaka Metroの取り組みと、社会全体が直面する課題への深い洞察を語りました。
■レジル株式会社 代表取締役社長 丹治保積氏

丹治社長は「脱炭素社会の実現」という難しいテーマを、誰もがイメージしやすいように分かりやすく講演。電力は生活必需品だからこそ人・モノ・コトをつなぐ架け橋と語り、実際に参画企業と協働してCO2フリー化を実践。電力で人や企業、地域をつなげ、日本の未来づくりに貢献したいと締めくくりました。
レジル株式会社様 登壇レポート
https://note.rezil.co.jp/n/na4d478973a21
■大阪府知事 吉村洋文氏

トリを飾るゲストとして登場した吉村知事は、「大阪の未来社会」と題して講演を行いました。万博開催前の懐疑的な声に触れつつも、参加国が160を超え、チケットも2000万枚以上が売れて黒字が確定したことを報告。「空飛ぶ車」の実現を示唆し、万博のレガシーを通じて、日本が持つ計り知れない力を世界に証明していきたいと強い決意を表明しました。
イベントの最後には、120体の独創的な招き猫の中から、栄えある受賞作品が発表されました。河井英明賞、溝畑宏賞、吉村洋文賞がそれぞれ選出され、盛況のうちに閉幕いたしました。
■イベント開催概要
[イベント名]大阪・関西万博 招き猫プロジェクト
[開催日時]2025年9月9日(火)9:00~20:30
[開催場所]大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンステージ」
[参 加]無料、事前予約不要
[主 催]なにわあきんど塾同友会、一般社団法人大阪市産業経営協会、大阪市女性起業家情報交流協会
[プロジェクトトサイト]https://akindo-juku.gr.jp/info/070909.html
[特設ページ]https://manekineko.akindo-juku.gr.jp/pc.php
■プロジェクト参画芸術家
masaki nakamura/Akio Takamoto/元てらひら/坂口 拓/有袖まさき/わにぶちみき/ハブチユウスケ/えりつぃん/Juicy/豊島 舞/中島尚志/ロケット・ジャック/ムネアツシ/silsil/simo/辻野清和/ヤマカワユウジ/ふるやみか/SHIRACO WORLD/小瀬古文庫/Sayaka Kondo/亭島和洋/marco/増澤香乃/Rim/高田雄平/ウラタスパンコール/小瀬古やふぁ/ema/hitch/後藤芳隆/COZY TOMATO/こうす系/ミゾバタサキ/谷 正輝/Living Ops. And more…
招き猫再び!アートフェス「MEET CULTURE in OSAKA 2025」出展決定!
このたびの招き猫プロジェクトで制作した招き猫を、より多くの方に見て頂く機会として下記のアートフェスへの出展が決定いたしました。
アーティストコラボ作品を中心に約50体の招き猫が展示される予定です。
招き猫達に会える貴重な機会です。是非、ご来場ください。
■イベント開催概要
[イベント名]「MEET CULTURE in OSAKA 2025」
[開催日時]2025年11月29日(土)、30日(日)11:00-17:00
[開催場所]SEASIDE STUDIO CASO
〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通2丁目7−23
Osaka Metro中央線「大阪港」駅徒歩7分
[主 催]CASOアート特区プロジェクト/有限会社サンクラール
[企 画]株式会社大伸社ディライト/PLANT・ART Lab OMM
[協 力]JAMWORKS / RJ Graphics / DOOR
※ 昨年の開催の様子
■本プロジェクトに関するお問い合わせ先
招き猫プロジェクト 統括責任者
株式会社インデペンデンス 宮﨑 陽
E-mail:yoh.miyazaki@indp.co.jp
TEL : 06-4706-6070
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