シンジケートローン契約締結に関するお知らせ
当社は、下記のとおり株式会社みずほ銀行をアレンジャーとするシンジケートローン契約(以下、「本契約」)を締結いたしましたので、お知らせいたします。
1.本契約締結の目的・背景
当社は、バイオシミラー事業における継続的な成長を実現するため、安定的な製造・供給体制の確保を重要な経営課題としております。2025年11月13日付「2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」においては、当社グループの売上高を牽引するGBS-007およびGBS-010を中心に市場需要が堅調に推移したことに伴い、売上高は前年同期比で大幅に増加し、第1四半期に引き続き連結黒字を達成するなど、業績は着実に拡大しており、2025年度の通期業績予想も上方修正しております。
このような事業環境の下、旺盛な市場需要に応え、安定供給を実現するためには、バイオシミラー原薬等の製造運転資金の安定的な確保が不可欠です。本契約は、これら原薬等の製造・納品計画を着実に遂行し、安定供給体制を維持・強化するために必要な資金調達であり、当社が掲げる2026年度の連結営業黒字化を確実に実現するための基盤となるものです。
加えて、本契約には既存借入金のリファイナンスも含まれており、複数の既存借入金を一本化することで資金調達構造の効率化と管理体制の強化を図ります。これにより、短期的には資金繰りの安定化および借り換えリスクの低減を実現するとともに、特定の金融機関に過度に依存しない安定した取引銀行群を確立し、より柔軟に中長期的な事業拡大に向けた新規資金調達に対応可能な体制を構築します。
以上により、財務基盤の強化と資金調達の効率化、継続的な収益拡大と企業価値向上を確実に推進し、バイオシミラー事業の中長期的な成長戦略を加速してまいります。
2.本契約の概要

3.本契約に付される財務上の特約の内容
・各決算期末において、連結貸借対照表上の純資産を一定水準以上に維持すること
・各四半期末において、連結貸借対照表上の純資産を負の値としないこと
・2026年3月期以降、各決算期において単体損益計算書に示される当期損益を損失としないこと
・2027年3月期以降、各決算期において連結損益計算書に示される当期損益を損失としないこと
・各四半期末において、連結貸借対照表上の現預金残高を一定水準以上に維持すること
4.今後の見通し
本件は、2025年11月13日に開示いたしました2026年3月期通期の業績予想に織り込んでおります。今後、開示すべき事項が生じた際には速やかにお知らせいたします。

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