農地復耕への土づくりについて考えよう~「東北土を考える会」秋季研修会における除塩作業実演研修のご案内~
東北地方の土地利用型農業経営者による経営研究グループ「東北土を考える会」(只埜和臣会長・宮城県大崎市/事務局=スガノ農機(株)および(株)農業技術通信社)は、来る9月24・25日に秋季研修会を開催します。同会では「農地復耕への土づくりについて考えよう」と題し、除塩作業実演研修を行なうことをお知らせします。
東日本大震災による津波は東北地域を中心に、農場の冠水および塩害という多大な被害をもたらしました。農場の除塩に対して、農林水産省が示した標準技術は代掻きを繰り返すというものです。しかし、この方法では処理に3年程度の期間が必要になるとされています。一方、宮城県東松島市の(有)アグリードなるせ(安部俊郎代表)は、冠水した水田33haに心土破砕、粗耕起、反転、均平などの汎用田づくりの技術体系を実施することで、震災後に水稲の作付けを行ないました。その結果、今秋も例年通りの収穫が得られそうです。
東北土を考える会秋季研修会では、9月25日(日)に(有)アグリードなるせの被災圃場において導入された除塩技術に関する作業実演研修を実施いたします。また、前日の24日午後には除塩の技術解説、除塩後の稲作に取り組んだ安部代表によるコメ作りの報告を行ないます。さらに、阿部秀保・東松島市長氏に「農地復興と今後の地域復興について」と題した講演をいただきます。それを受けて、ご参加の皆様とともに「待った無しの農地復興。イニシアチブを取るのは…」と題したディスカッションを行ないます。
除塩に限らず被災農地の復興を速やかに進め、しかも費用を最小化するために何が必要なのか? そこに農業経営者たちの果たせる役割はないのか? “民の力”での震災から復興、そして震災後の農業経営のあり方と可能性、農業経営者の役割を皆様と共に語り合います。多くの皆様のご参加賜りますようお願い申し上げます。
【記】
■日時
2011年9月24日(土) 13時30分~(受付時間12時30分)
2011年9月25日(日) 9時~ (受付時間8時30分)
■会場(詳しくは申込書をご確認ください)
検討会・講演:ホテル新富亭(宮城県宮城郡松島町)
実技研修会:(有)アグリードなるせ 圃場(宮城県東松島市野蒜)
■主なタイムスケジュール(詳しくは申込書をご確認ください)
【9月24日】
13時45分 震災から復興~実践報告 「33ha除塩実証から始まった米づくり」
(有)アグリードなるせ 代表取締役 安部俊郎氏
15時15分 講演「農地復興と今後の地域復興について」
東松島市市長 阿部秀保氏
16時15分 ディスカッション「待った無しの農地復興。イニシアチブを取るのは…」
ファシリテーター 『月刊農業経営者』編集長 昆吉則氏
【9月25日】
9時 除塩作業一貫体系説明(スガノ農機(株)盛岡営業所)および作業体験
11時 参加者全員参加ディスカッション「これからのトラクタについて語ろう」
■申込方法
下記URLより申込書PDFをダウンロードの上、FAXにてお申し込みください。なお、参加費用は「一般(農家・行政担当者のみ)」と「企業(農家・行政担当者以外の方)」と、それぞれ異なりますので、ご留意の上、それに従ってください。
●一般参加申込書
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/14500
●企業参加申込書
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/14501
■参考資料
今回の除塩技術の内容を紹介した農業経営者2011年8月号の解説記事を紹介します。こちらも合わせてご覧ください。
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/14502
■本研修会に関する問い合わせ
〒028-3604 岩手県紫波郡矢巾町東徳田第9地割4-1
スガノ農機(株) 盛岡営業所 担当:斎藤保
TEL:019-698-1255 FAX:019-698-1256
■本リリース配信元
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-18-25康洋ビル9F
(株)農業技術通信社
TEL:03-3360-2697 FAX:03-3360-2698
E-Mail:customer@farm-biz.co.jp
※土地利用型経営に取り組む農業経営者による経営研究グループ「全国土を考える会」(尾形恭男会長・北海道美瑛町)という組織があり、同会は全国ブロックに分かれて地域に合わせて活動をしています。今回のご案内は東北ブロックの会員による研修会です。スガノ農機(株)と(株)農業技術通信社の両社が事務局役を担当させていただいております。
東日本大震災による津波は東北地域を中心に、農場の冠水および塩害という多大な被害をもたらしました。農場の除塩に対して、農林水産省が示した標準技術は代掻きを繰り返すというものです。しかし、この方法では処理に3年程度の期間が必要になるとされています。一方、宮城県東松島市の(有)アグリードなるせ(安部俊郎代表)は、冠水した水田33haに心土破砕、粗耕起、反転、均平などの汎用田づくりの技術体系を実施することで、震災後に水稲の作付けを行ないました。その結果、今秋も例年通りの収穫が得られそうです。
東北土を考える会秋季研修会では、9月25日(日)に(有)アグリードなるせの被災圃場において導入された除塩技術に関する作業実演研修を実施いたします。また、前日の24日午後には除塩の技術解説、除塩後の稲作に取り組んだ安部代表によるコメ作りの報告を行ないます。さらに、阿部秀保・東松島市長氏に「農地復興と今後の地域復興について」と題した講演をいただきます。それを受けて、ご参加の皆様とともに「待った無しの農地復興。イニシアチブを取るのは…」と題したディスカッションを行ないます。
除塩に限らず被災農地の復興を速やかに進め、しかも費用を最小化するために何が必要なのか? そこに農業経営者たちの果たせる役割はないのか? “民の力”での震災から復興、そして震災後の農業経営のあり方と可能性、農業経営者の役割を皆様と共に語り合います。多くの皆様のご参加賜りますようお願い申し上げます。
【記】
■日時
2011年9月24日(土) 13時30分~(受付時間12時30分)
2011年9月25日(日) 9時~ (受付時間8時30分)
■会場(詳しくは申込書をご確認ください)
検討会・講演:ホテル新富亭(宮城県宮城郡松島町)
実技研修会:(有)アグリードなるせ 圃場(宮城県東松島市野蒜)
■主なタイムスケジュール(詳しくは申込書をご確認ください)
【9月24日】
13時45分 震災から復興~実践報告 「33ha除塩実証から始まった米づくり」
(有)アグリードなるせ 代表取締役 安部俊郎氏
15時15分 講演「農地復興と今後の地域復興について」
東松島市市長 阿部秀保氏
16時15分 ディスカッション「待った無しの農地復興。イニシアチブを取るのは…」
ファシリテーター 『月刊農業経営者』編集長 昆吉則氏
【9月25日】
9時 除塩作業一貫体系説明(スガノ農機(株)盛岡営業所)および作業体験
11時 参加者全員参加ディスカッション「これからのトラクタについて語ろう」
■申込方法
下記URLより申込書PDFをダウンロードの上、FAXにてお申し込みください。なお、参加費用は「一般(農家・行政担当者のみ)」と「企業(農家・行政担当者以外の方)」と、それぞれ異なりますので、ご留意の上、それに従ってください。
●一般参加申込書
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/14500
●企業参加申込書
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/14501
■参考資料
今回の除塩技術の内容を紹介した農業経営者2011年8月号の解説記事を紹介します。こちらも合わせてご覧ください。
http://agri-biz.jp/item/content/pdf/14502
■本研修会に関する問い合わせ
〒028-3604 岩手県紫波郡矢巾町東徳田第9地割4-1
スガノ農機(株) 盛岡営業所 担当:斎藤保
TEL:019-698-1255 FAX:019-698-1256
■本リリース配信元
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-18-25康洋ビル9F
(株)農業技術通信社
TEL:03-3360-2697 FAX:03-3360-2698
E-Mail:customer@farm-biz.co.jp
※土地利用型経営に取り組む農業経営者による経営研究グループ「全国土を考える会」(尾形恭男会長・北海道美瑛町)という組織があり、同会は全国ブロックに分かれて地域に合わせて活動をしています。今回のご案内は東北ブロックの会員による研修会です。スガノ農機(株)と(株)農業技術通信社の両社が事務局役を担当させていただいております。
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