「第4回タカハソレノイドコンテスト(ソレコン)」は2017年1月から応募受付を開始します。
テクノロジーの無駄使いとも思えるソレコン作品だが、実は企業の開発担当者が新製品のヒントを得ることも。
今回で4回目となったソレコン。応募開始は2017/1/4~2/12まで。高専生からシニアのエンジニアまで、ニッチな電磁石の電気部品「ソレノイド」を使った発明品を動画で投稿し、アイデアと技術を競うコンテスト。タカハ機工のHPソレコンページには、ソレノイドの使用アイデアがぎっしり詰まっている過去の99作品が全て見ることができ、ソレコンファンの人気を集めている。
4回目の今回はアメリカなど海外にも応募を呼びかけている。ソレコン大賞を取った外国人には「日本へ招待」という特典付き。どんな面白アイデアが出てくるか主催のタカハ機工は大いに期待している。
●ソレコン英語版告知サイト http://japan-product.com/4th-solecon/
2016年2月の第3回ソレコンは地元のテレビ局はもとより、日本テレビの「羽鳥慎一モーニングショー」でも放送された。 その反響は大きく、中にはソレコン大賞の「全自動割りばし割り機」を見た年配の女性が「コンビニでお弁当についてくる割りばしを握力がないので誰かに頼みたかった。是非、全国のコンビニに置いて欲しい。」と電話がかかってきたほど。まんざらニーズがないようであるのもソレコン作品だ。
タカハ機工は2016年4月、工場敷地内に3Dプリンターやレーザーカッターなどを設備した「タカハイノベーションパーク(TIP)」を開設。レンガのオシャレな建物で、地元の大学生やベンチャーのものづくりを支援するための施設である。ソレコンの応募作品もこのTIPを利用して、試作・製品化、工場では量産化まで可能である。
●タカハイノベーションパーク http://www.tipiizuka.com/
審査員長はお馴染み土佐信道氏(明和電機代表取締役社長)、特別審査員は「シブすぎ技術に男泣き」で有名な、理系マンガ家の見ル野栄司氏。タカハ機工の社員も審査に加わり、今年もまずまずパワーアップするソレコンに今、注目が集まっている。
同社はソレコン作品の製作に間に合うように新製品「ロングストロークソレノイド」を10月にネット販売を開始した。動作距離35ミリは業界初。この超ロングに動くソレノイドを使うソレコン作品も見ごたえ十分ではないだろうか。
●ロングストロークソレノイド http://www.takaha.co.jp/solenoid/long_stroke.html
●賞および副賞
1. ソレコン大賞 1作品 (賞金10万円 ソレノイドギフト券 5万円分)
2. 技術賞 1作品 (賞金5万円 ソレノイドギフト券 3万円分)
3. いいね!賞 3作品 (賞金3万円 ソレノイドギフト券 2万円分)
4. イグソレコン賞※ 1作品(賞金2万円 ソレノイドギフト券 1万円分)
※ あまりにバカバカしく役に立たないもの
●タカハ機工ホームページ http://www.takaha.co.jp
●ソレコンページ http://www.takaha.co.jp/solcon/index.html
●ソレコン応募要領 http://www.takaha.co.jp/kokuchi/chirashi_a4.pdf
お問い合わせは solcon@takaha.co.jp 茶園または山川まで
※「ソレノイド」は自動車をはじめ、自動販売機や銀行ATM、ドアの自動ロック等、身の回りにある多くの製品に使用されているモーターのような駆動部品。ロボコンにもソレノイドが多く使われている。
ソレノイドを製造、販売するタカハ機工株式会社(福岡県飯塚市)は、9年前からソレノイドメーカーとしては珍しいメーカー直販サイトを運営しており、65機種269製品を国内外に販売。メーカーは新製品の試作用として、一般購入者はロボコン、ソレノイドを使った趣味の発明品などに使用。同社には趣味の発明品の情報が多く寄せられるようになり、本コンテストを開催するきっかけとなった。
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