モノでも、コトでもない。「ヒト」の魅力を全力で発信開始。高知家の家族は、みんなぁがスターやき。高知家 ALL STARS

課題先進県：高知県が見つけた地方創生のメソッド

一般財団法人 高知県地産外商公社（事務所：東京都中央区 代表者：門田登志和）は、2015年度の高知県PRとして、4月8日（水）より「高知家の家族は、みんなぁがスターやき。」のコピーのもと「高知家ALL STARS」キャンペーンを開始しました。

 

■スローガン：高知家の家族は、みんなぁがスターやき。
■キャンペーン名称：高知家 ALL STARS
■期間： 2015年4月8日（水）～2016年3月末日 予定
■高知家サイト：http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/

2013年度から始動したPRキャンペーン「高知家」。
移住者数2年連続前年比UP！
日本全体が直面する課題解決の先進県としての起爆剤に！

2013年度６月より「高知県は、ひとつの大家族やき。高知家」とし、2014年度には「食べたくなる（物産）」「行きたくなる（観光）」「住みたくなる（移住）」という具体的な行動へつなげることを目的としたキャンペーンを実施してきました。この活動を通じ、移住者数について、キャンペーン前の2012年度は225人であったのが、キャンペーン１年目の2013年度は前年比208％の468人、2年目の2014年度には、2月までの実績で好調だった前年度比で125％の587人となっています。

高齢化率・人口減少が全国トップレベルで進む課題先進県：高知が見つけた “PRすべき高知の魅力”。それはおいしいご飯、きれいな自然もあるけれど、何よりも高知県民の「ぬくもり」。

高知県は、高齢化率が全国平均よりも10年先行、さらに人口の自然減は全国平均よりも15年先行して進み、真っ先に全国が抱える課題に直面した県です。その人口減少による経済の縮小という負のスパイラルに真正面から対処し、課題解決の先進県となるため、「地産外商の推進」、「観光振興」、「移住促進」を目的としたプロモーション活動を立案しました。それが「高知家」です。お酒をかわすなど、ひとたび触れ合えばすぐに家族のように親しくなれる陽気な県民性と、都会で失われたちょっと暑苦しいくらいのぬくもりなど、高知ならではの人の魅力を、実際に各分野に携わる家族に参加いただき、具体的に発信することで外商、観光、移住の着実な成果につなげていく展開を図っています。

また、このコンセプトは高知県民の多くに受け入れられ、県民同士が「家族やき（家族だから）」と絆を深めるきっかけづくりにも寄与しています。福祉や教育などの分野、そして災害時における“助け合い”の精神の礎を築くなど地域のつながりの強化や地域の宝である人にスポットライトを当てることでコミュニティの維持・活性化にもつながる広がりを持つことができています。

2015年度は、県主体でメッセージを発信するのではなく、県民が直接発信する「県民による情報発信プラットフォーム」を県が用意し、県民全員を「スター」とすることで、高知の「家族の魅力」を存分に発信していく所存です。