新製品「ゴア® ポリベントXS」発売

コンパクトサイズにパワフルな機能 小型屋外用電子機器の筐体に最適

日本ゴア合同会社

日本ゴア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ピート・クビッツネ)は、小型(最大容積2ℓ以内)の屋外用電子機器筐体への組込みやすさを考えて設計された、コンパクトで省スペースのゴア® プロテクティブベント「ポリベントXS 」を本日より発売します。

 

日本ゴア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ピート・クビッツネ)は、小型(最大容積2ℓ以内)の屋外用電子機器筐体への組込みやすさを考えて設計された、コンパクトで省スペースのゴア® プロテクティブベント「ポリベントXS 」を本日より発売します。

http://www.gore.com/ja_jp/news/new-gore-polyvent-xs.html?xcmp=idh-xs-mail-landing-jp

 

ゴア® プロテクティブベント・スクリューインシリーズの新製品「ポリベントXS」は、シール部分に繰り返し負荷がかかるのを防ぎ、小型(最大容積2ℓ以内)の屋外用筐体と内部の電子機器をダメージから保護する、コンパクトで省スペースのソリューションです。ゴア® プロテクティブベント・スクリューインシリーズの新製品「ポリベントXS」は、シール部分に繰り返し負荷がかかるのを防ぎ、小型(最大容積2ℓ以内)の屋外用筐体と内部の電子機器をダメージから保護する、コンパクトで省スペースのソリューションです。

 

ゴア® プロテクティブベントのスクリューイン(ネジ込み型)シリーズに加わったポリベントXSは、通信、照明、太陽光発電といった業界で高まりつつあるニーズに応えるために開発されました。そのニーズとは、複雑化が進む電子機器をより小さく軽い屋外用筐体に収めること、そして過酷な環境条件下でも機器の信頼性と、寿命を守ることができる確かな通気性能をより組込みやすくすることです。


プロダクトラインマネージャーのジョン・ザオは、次のようにコメントしています。「ゴアでは、所定の用途に対する製品の『フィットネス・フォー・ユース(用途・製品適合性)』を重視していますが、ポリベントXSの小型筐体への適合においては、まさにジャストフィットと言えます。ハイレベルな性能を詰め込んだ非常にコンパクトな造りのベントで、容量2ℓ以内の筐体を確実にダメージから守ります。また、コンパクトサイズのため、筐体の設計におけるベントの設置スペースを容易に確保できます」

【製品の特徴】

■設計の選択肢が増加、組込みも容易に
コンパクトで省スペースのポリベントXSでは、筐体設計上重要な以下の3つの寸法が抑えられているため、設計の際に技術者がより多くの選択肢を利用できます。

・直径が小さい(わずか11.2mm)ため、ベントの設置スペースが乏しい小型のハウジングに組込みやすくなります。また、ハウジング外側のスペースに余裕ができるので、多くの場合、そこに熱交換フィンやその他の性能向上のための付属部品を追加することができます。

・取付高さが低い(4.5mm)ので、外側の突起が抑えられ、筐体を狭いスペースに収めやすくなるとともに、機械的衝撃の影響も受けにくくなります。

 ・ねじ部が短い(7mm)ため、ベントが筐体内に深く食い込まず、部品のレイアウトの自由度が高まります。また、ねじ部が短いと、肉厚の薄い筐体を使えるので、筐体の重量と材料費も抑えられます。

■厳格な規格に準拠した確かな性能
ポリベントXSは、サイズはコンパクトですが、使用時には以下のような顕著な性能上のメリットが得られます。これらはいずれも、小型の屋外用筐体が過酷な環境条件に耐えられるようにするためのものです。

・ 難燃性の向上:ポリベントXSは、スクリューインシリーズのベントでは初めて、UL94 V-0に準拠した新型のゴア™ メンブレンを使用しています。この画期的なメンブレンは、UL94 V-0準拠のベントボディ・キャップ・Oリング素材と合わせて使うことで、全体的に難燃性を向上させています。その結果、通信・照明の分野における電子機器の安全性がさらに高まり、また、電子機器製造メーカーが難燃性を検証するための評価に費やす時間とコストを削減できます。

・ 確かな性能:ポリベントXSは、ランダム振動試験(IEC60068-2-64およびETSI EN300 019-2-2)や、紫外線による劣化への耐性(UL746C)といった厳格な工業規格に適合しています。また、スクリューイン(ネジ込み型)構造のため、ハウジングに長期間しっかりと固定できます。

・信頼性の高い防水・防塵能力:ゴア™ メンブレンは100% ePTFE製のため、油や水を極めて長期にわたりはじいて浸入を防ぎます。本製品の標準通気量は300ml/min(差圧=70kPa)で、最大容積2ℓ以内の屋外用筐体の圧力を迅速かつ確実に調整できます。また、IP66、IP67、IP68(水深2mに1時間浸漬)の各規格に適合しています。

ポリベントXSの開発において、弊社が大切にしてきたことは、サイズや機能など新たな優位点を付加することだけではありません。それは、ゴア® プロテクティブベントの歴史が始まって以来、ずっと変わらずに持ち続けている信頼性へのこだわりです。テクニカルマネージャーのボリス・スーによれば、「ポリベントXSの高度な信頼性には自信があります。なぜなら、一つ一つのベントに高い品質を埋め込むかのように、丁寧に作り込まれているからです。こうした製品品質に対する自信をお伝えするだけでなく、さらにお客様にご安心いただけるよう、すべてのベントにレーザーマーキングと出荷前の個別検査を行っております。これにより、お客様からの製品トレーサビリティは100% 確実ですので、万が一の問題にも確実に対応可能です。弊社ベントのもたらす通気性能、保護機能に全幅の信頼をおいていただけます」

ゴア® プロテクティブベント製品ラインナップについては、弊社Webサイト (gore.com/ptv_japan)、または本ページ末尾に記載されている問い合わせ先までご連絡ください。


W. L. Gore & Associates, Inc. (ゴア)について

ゴアは、発明と製品イノベーションを重視する技術主導型の企業です。防水透湿素材のGORE-TEX®ファブリクスはよく知られており、これら高機能ファブリクスをはじめ、体内に埋植する医療機器、工業用の製造部品、航空エレクトロニクスにいたるまで、そのラインアップは多岐にわたります。私たちは1958年にアメリカを本拠として創業以来、今では年間売上は30億ドルを超え、世界中にある拠点で1万人以上のアソシエートを擁しています。

詳細は、gore.com をご参照ください。

*日本ゴア株式会社は W. L. Gore & Associates (ゴア) の一員です。
GORE-TEX®, GORE® , ゴア® はW. L. Gore & Associatesの商標です。

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化学建設・土木
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会社概要

日本ゴア合同会社

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URL
http://www.gore.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南1-8-15 Wビル14階
電話番号
03-6746-2600
代表者名
香川 泰章
上場
未上場
資本金
-
設立
1974年02月