屋外監視カメラ用LTEインテリジェントルーター

カメラと電源をつなぐだけ! 防水防塵BOXに、必要なエッセンスを組み込んだ完成形。小型・軽量・安価な全天候対応ルーターBOXです。

ライブロックテクノロジーズ(株)は、屋外でモバイル回線を利用した監視カメラニーズに向け、全天候対応の防塵防水BOXタイプのモバイルルーターの提供を11月より開始します。
耐環境性能が高いCoral Edge(昨年リリース)をベースに、PoEを2ポートに拡張し、2台までの監視カメラの死活監視と自動復帰機能(特許取得済)を搭載し、監視カメラソリューションの安定稼働を実現します。
 過酷な環境下でも動作し続けるPoE給電回路、SPD、電源、LTEアンテナを自社開発し、コンパクトに収納したことで、従来機に比べ小型・軽量・安価を実現しました。
 加えて、大容量記録装置であるSSDを搭載し、監視カメラ映像を録画できる機能も搭載し(録画モデル)、単なるルーターからNVR(Network Video Recorder)への進化した画期的な製品です。
2016年10月19日(水)
報道関係各位
ライブロックテクノロジーズ株式会社
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屋外監視カメラ用LTEインテリジェントルーター
Coral Edge Boxを提供開始
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IoTデバイス開発と関連サービスを手掛ける、ライブロックテクノロジーズ株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:小嶋 修)は、屋外の過酷な環境でも安定して監視カメラ映像を送受信・録画できる屋外監視カメラ用LTEインテリジェントルーター「Coral Edge Box」を、2016年11月より販売開始いたします。


■屋外監視カメラ用LTEインテリジェントルーターCoral Edge Box
「Coral Edge Box-S」: スタンダードモデル
「Coral Edge Box-R」: 録画モデル (スタンダードモデルに録画機能を追加)
【背景】
屋外で利用される監視カメラでルーターを利用する場合、これまでお客様にて防水・防塵対応の箱をご用意していただく必要がありました。しかし、炎天下等、屋外で箱に製品を入れた場合の製品の保証や、箱へ入れるための余分な工数が発生する等、お客様にご不便やご心配の負担がありました。
機器を屋外にそのまま設置できる防水・防塵対応の製品提供のご要望をいただき、昨年リリースした、過酷な環境下でも安定した動作を保証するCoral Edgeをベースに、屋外監視カメラ用のルーターBOXを開発いたしました。



【製品の概要】
Coral Edge Boxは、インターネット回線を引くのが難しい場所等に監視カメラを設置することを可能にし、監視カメラ映像を、モバイル回線を通してクラウドやデータセンターに伝送することができる通信機器です。
求められる全機能をコンパクトに製品化したことで、従来機器と比較してより小さく、軽くしかも安価にご提供できる製品です。
昨年リリースしたCoral Edge基板をベースに、PoE(Power Over Ethernet:IEEE802.3af) 給電機能を2ポートに拡張し、先に取得した特許機能によりIPカメラの死活監視ならびに自動復帰を実現します。また、昨今の気象事情において雷による故障が増加傾向にあります。今回、誘導雷対策のために避雷器(SPD)回路を搭載した電源を新たに開発致しました。また、モバイル通信の要である電波の送受信感度を高めるため、LTEの内蔵アンテナを新たに設計し、内臓アンテナの配置についても最大限の電波特性を考慮した設計となっております。
拡張ボードにより、大容量記録媒体のSSDやSDカードを使用することが可能となり、カメラ映像の長時間録画が可能となりました。単なるモバイルルーターだけでなく、屋外に設置できるNVR(Network Video Recorder)として利用できる画期的な製品です。
さらに、IoT/M2Mネットワーク機器の監視機能として、クラウド型のデバイス・マネジメントツールである「DeviceReef」をリリースします。ログの取得やアプリケーションの遠隔アップデート等、遠隔保守に必須な機能をご用意しました。監視カメラソリューションの安定運用と安心して保守できる環境も合わせてご提供いたします。
 



 標準価格 オープン
 販売開始 2016年11月1日
出荷開始 2016年11月28日予定


<主な仕様>



5つの特長>
  1. ハングアップしたIPカメラを自動復帰させます (特許取得機能)
Coral Edge Boxがネットワークカメラのハングアップ判断時に、PoEの電源供給をOFF/ONすることにより、カメラを電源リブートさせて復帰させることができます。
ネットワークカメラとCoral dge Boxのローカルネットワークでハングアップを判断し、直ちに自動復帰させるため、ハングアップしている時間を最小限にとどめることが可能となります。
 
  1. 小型・軽量・安価を実現しました
大きさは26cm×16cm×10cmで上面はA4判に収まり、重量は約1.8kgの軽量化を実現しました。小型・軽量で設置工事が容易に行えます。本体を設置後、電源とカメラを繋ぐだけで設置が完了します。PoE給電機能、SPD回路、アンテナを内蔵することにより、重複する部品や余分な外装を省くことが可能となり、体積だけでなくコストも削減する事ができました。
 
  1. 塩害の心配なく、海岸近くでも安心して使用できます
Coral Edgeは耐環境性能が高いため、電動ファンや換気口そしてヒーターを無くすことが可能となりました。IP65の密閉BOXに納める事により、外気がBOX内に入らないため、埃や塩の侵入が無く、海辺や火山地区でもご利用いただけます。この夏の炎天下での試験結果も良好で、夏冬通しで安心してご利用いただけます。
 
  1. 録画機能を搭載
録画モデルでは、各種VMS(Video Management Software)やNVR(Network Video Recorder)のアプリケーションソフトウェアを導入することにより、SSDやSDカードの記録メディアに映像を録画する事ができます。
従来、屋外等NVRの設置が難しかった場所でも、大容量のSSDを搭載することで、長時間の高画質映像録画が可能となります。また、大切な記録時刻は内蔵のGPSアンテナによりGPS衛星からの時刻データを受信して補正することが可能です。
 
  1. アプリ開発等、拡張が可能
SDKを用意しており、お客様のソリューションに合わせたアプリケーション開発が可能です。
お客様毎の細かな運用要求や、運用監視とその保守に対応するため、アプリケーションのカスタマイズ環境が整っています。加えて各種オプションボードの搭載が可能で、ハードウェアを伴う幅広いカスタマイズにも対応可能です。

【今後の展望】
Coral Edge Boxは、監視カメラソリューションベンダー様に提供し、ともにパートナーとして監視カメラソリューションを提供して行きます。また、IoT/M2Mソリューションベンダー様に、ネットワークカメラのソリューション提案も積極的に展開して行きます。
Coral Edge Box内のSSD等記録媒体への録画だけでなく、クラウドへの録画や、Coral Edge Box内での画像処理・画像認識等、エッジコンピューティングとしての機能の強化、DeviceReefによるデバイス・マネジメントツールの強化を進め、今後3年で10億円の売り上げを目指します。
Coral Edge Boxを、10月19日から東京ビックサイトで開催される日経BP社主催「ITpro EXPO 2016」に、NECネッツエスアイ株式会社様ブースにて参考展示させていただきます。加えて、10月26日から幕張メッセで開催されるリードジャパン主催「第2回IoT/M2M展[秋]」に自社ブース(3ホール、21-3)にて出展し、パートナー様と共にソリューションの動体展示を行います。




【ライブロックテクノロジーズ株式会社について】
ライブロックテクノロジーズは、モバイル通信機器の開発・販売に豊富な実績経験をもつメンバーが2014年末に共同創業したベンチャー企業です。創業以来、産業用IoT/M2Mシステムにおけるエッジコンピューティングの重要性に着目し、インテリジェントなモバイルデバイスの独自開発を進めています。加えて監視カメラソリューションベンダー様、カメラメーカー様と協力して、経済的で運用性に優れた監視カメラソリューションをご提供し、新たな価値を造りだすことで人々の豊かな生活を支え続けます。

【本リリースに関するお問合せ先】
ライブロックテクノロジーズ株式会社
担当 :中 英亮(あたり ひであき)
TEL:03-6380-0630
E-mail:info@liverock-tech.com
URL:http://www.liverock-tech.com/

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会社概要

URL
http://www.liverock-tech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿5-13-10 上州屋ビル4F
電話番号
03-6380-0630
代表者名
小嶋 修
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2014年12月