TONO DAO、遠野物語NFTの新章「遠野大正伝」を公開。リンゴ生産から行ったハードサイダーもお披露目
「Game of the Lotus」とは?
GOTLは、柳田國男の『遠野物語』に描かれた数々のエピソードをイラストと文章で再創造するコミュニティであり、遠野での観光や飲食をさらに楽しむためのゲームです。ユーザーは、キャラクタートークン(NFT)を入手することで、コミュニティに参加したりゲームを遊ぶことができます。
ユーザーが手に入れるのは、『遠野物語』第2話に登場する遠野三山の姫神たちが現代に生まれ変わった「あめ」「うみ」「みお」の三人。彼女たちは、さまざまな場所に出かけることで、過去に生まれ変わった時代の記憶を取り戻していきます。
こうしたゲーム内の仕掛けを実現するのが、「Game of the Lotus」と提携した数々のスポットです。
観光施設や飲食店とのコラボレーション
GOTLは、遠野の観光施設および飲食店と提携しています。さまざまな場所を訪れ、設置された二次元バーコードを読み込むことで(「チェックイン」と呼びます)、キャラクターの着せかえに利用できる追加のアイテムを手に入れることができます。
以下の写真は、左上から時計回りに「遠野ふるさと村」「遠野市立博物館」「たかむろ水光園」「伝承園」です。
以下の写真は、以下の写真左上から時計回りに「まつだ松林堂」「ジンギスカンのあんべ」「遠野醸造TAPROOM」「風の丘」です。
対象となる提携スポットから昨年から増加し、18箇所となりました。最新の一覧は公式サイトから確認ができます。
「遠野大正伝」とは?
そのGOTLに、第2弾エキスパンション「遠野大正伝」が登場します。これにより、2023年11月30日以降、ゲームを通じて入手できるアイテムが大正時代のものに切り替わり、当時の日本や遠野の歴史や民俗を楽しむことができます。
舞台となる1926年(大正15年)は、『遠野物語』の出版から16年後。柳田國男は、三度目にして生涯最後の遠野旅行に赴きます。目的は、前年に没した遠野出身の人類学者・民俗学者の伊能嘉矩の追悼講演を行うため。同席したのは言語学者の金田一京助と、山口村の村長になったばかりの昔話採集者・佐々木喜善。その場所で、本作品の主人公である三人の姫神である辷石あめ、琴畑うみ、三光楼みおたちがめぐり逢います。伊能嘉矩が台湾から持ち帰った秘宝とはなんだったのか? そして、再び天から降ってくる霊華(ロータス)は誰が手にするのか? 物語はそのように進行します。
その物語を体験する方法が、アイテムに付属しているフレーバーテキストです。ユーザーは、観光施設や飲食店へチェックインし、ユニークなアイテムを手に入れ、それらのアイテムに記録されたフレーバーテキストを読むことで、物語の全体像を掴むことができます。
以下は、「遠野大正伝」でリリースされる全35アイテムの一部です。
このアイテムを拡大表示すると、詳細画面でフレーバーテキストを確認することができます。フレーバーテキストのなかには、キャラクターの行動を示すセリフが表示されたり、ときにはキャラクターが遠野の観光案内をしてくれます。
GOTLは、買って終わりのNFTコレクションではなく、「T&T」( https://www.ttt.games/ )というNFTをサービス化するプラットフォームを利用することで、提携店舗の増加、アイテムや物語の追加によって成長し続けるNFTゲームを実現しています。
TONO DAOでの生産活動
GOTLを提供しているTONO DAOは、NFTの制作だけではなく、さまざまな地域活性化のための活動をしています。そのなかでも、今年初めて取り組んだのが、「無摘果リンゴ」の生産と、それによるユニークなハードサイダーづくりです。
無摘果リンゴは、生食用のリンゴの生産をあえて諦めることで、手間をかけずにハードサイダーに向いたリンゴを生産しようというアイデアです。その最初の成果が、紫波町の「Green Neighbors Hard Cider」と遠野市の「遠野醸造」の参加により、ふたつのプロダクトとして結実しました。
以下の写真は、左がハードサイダーの「HARVEST BREW 2023」と、右がフルーツビールの「TEKIKA APPLE SAISON」です。
今年、無摘果リンゴの生産に挑戦し、ハードサイダーづくりにまで到達できたことをお祝いし、2023年12月2日には完成披露パーティを開催いたします。
さらなる参加者の募集
TONO DAOは今年、「無摘果リンゴでつくるハードサイダー」の生産から「遠野大正伝」の制作まで、さまざまなプロジェクトを行いました。それらのアートの制作にあたっては、遠野内外のイラストレーター6名がそれぞれの役割を持ちながら参加し、チームでの制作を行いました。
キャラクター開発とデザイン監修: 畑中 大知
アイテムデザインとイラスト制作: Aotakana, ちゃも, imo_guru, 墨めい, 佐々木 海璃
リサーチ, デザイン: 橋本 亮子
物語開発: 佐々木 大輔
遠野には、多くの先人たちによって収集・記録された「物語」という共有財(コモンズ)が残されており、誰もがそれにアクセスできます。TONO DAOでは、それらに現代の創造性を持ち込み、あたらしい遠野物語を描くことに挑戦しています。それは、柳田國男が構想しつつも果たせなかった、遠野に留まらない広がりをもった『広遠野譚』を受け継ぐ試みでもあります。
GOTLは、その世界をさらに広げていくために、NFTコレクションを起点としてTRPG、マーダーミステリー、ビジュアルノベルの制作も構想していきたいと思っています。あわせて、プロジェクトを一緒に広めてくれる方も大歓迎です。それらに興味のある、以下の方々を募集したいと思います。
シナリオライター
クリエイター
デザイナー
開発者
生成AIの使用が得意な方
広報
宣伝
コミュニティマネージャー
ぜひ、私たちのDiscordサーバー「TONO DAO」にお越しください。
製品情報
「Game of the Lotus 遠野大正伝」の各製品は、本日より以下のサイトで提供が開始されます。
キャラクタートークン 特別版
内容: キャラクター1体, 遠野大正伝の全アイテム35個
ふるさとチョイス / 寄附金額: 50,000円
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/03208/5580957
キャラクタートークン 通常版
内容: キャラクター1体, 遠野大正伝のレアアイテム2個, コモンアイテム8個
つくる大学ストア / 販売価格: 8,800円
https://tsukuruuniv.stores.jp/items/655ab38453ee8d002a1b630e
ふるさとチョイス / 寄附金額 30,000円
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/03208/5609421
OpenSea / 販売価格: 0.03ETH
https://opensea.io/collection/game-of-the-lotus
ブースターパック 遠野大正伝
内容: 遠野大正伝のレアアイテム1個, コモンアイテム4個
つくる大学ストア / 販売価格: 330円
https://tsukuruuniv.stores.jp/items/655aa9c5f7672e0eddeca29c
OpenSea / 販売価格: 0.001ETH
https://opensea.io/collection/gotl-booster-packs
関連リンク
公式サイト https://gotl.io/
公式X https://twitter.com/gotl_tono
Discord http://discord.gg/PGKwSGQ9ce
ニュースレター http://gotl.substack.com
お問い合わせ先
株式会社Next Commons
Webサイト https://nextcommons.co.jp
メールアドレス info@nextcommons.co.jp
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