【調査リリース】第二新卒・既卒の20代に聞いた無期雇用派遣に関する意識調査/就職・転職活動の選択肢に「無期雇用派遣」が入ると回答したのは約1割
「無期雇用派遣」の浸透度は3人に1人
第二新卒・既卒・フリーターといった、20代若手に特化した人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:今村 邦之]は、20代の第二新卒・既卒として就職活動中の男女を対象に「無期雇用派遣に関する意識調査」を実施いたしました。
【調査背景】
労働契約法や派遣法の改正により、2018年には有期雇用から無期雇用に転換される労働者が多く発生することが予想されます。企業側、労働者側双方にとって大きな影響が出ることが予想されており、「2018年問題」とも呼ばれています。このような背景もあり、派遣会社と無期雇用契約を結び、派遣先で就業するという「無期雇用派遣」という働き方が脚光を浴びています。大手派遣会社も続々と無期雇用派遣サービスを立上げており、「無期雇用派遣」の注目度が急上昇しているという背景から、今回このような調査を実施いたしました。
【調査結果サマリー】
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式で実施
調査の対象:株式会社UZUZのサービス登録者のうち、20~29歳の第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動中の男女(全国)
有効回答数:218人(正社員58人、派遣・契約社員73人、無職83人、その他4人)
調査実施日:2017年5月11日~5月18日
全体の33.5%は「聞いたことがない、分からない」と回答しており、聞いたことがある人の中でも「詳細まで理解している人」は10人に1人、「何となく内容を把握している人」も2人に1人程度であることがわかりました。まだまだ「無期雇用派遣」の内容は浸透していないようです。
Q3.「派遣」という働き方に対して、どのような印象を持っていますか?(単一回答)
Q4.現在の就職/転職活動において、「無期雇用派遣」という働き方は選択肢に入りますか?(単一回答)
Q6.「無期雇用派遣」について、どちらとも言えない理由を教えてください。(複数回答/前問で「どちらとも言えない」と回答した方)
Q7.「無期雇用派遣」が選択肢に入らない理由を教えてください。(複数回答/前問で「入らない」と回答した方)
また、現在の就職/転職活動において無期雇用派遣が選択肢に入るかどうかを聞いたところ、「どちらとも言えない(45.4%)」「入らない(41.7%)」との回答が多く、「入る(12.9%)」と前向きに捉えている方は約1割という結果になりました。
「どちらとも言えない」と「入らない」と回答した8割の人にこれらの理由を尋ねたところ、それぞれ「無期雇用派遣の働き方についてあまり理解していないため(45.3%)」「なんとなくネガティブなイメージがあるため(55.9%)」との回答が多くを占めました。「無期雇用派遣」に対する情報が不足しているため、漠然とした不安を感じている人が多いようです。
一方、「現在の就職活動において、無期雇用派遣が選択肢に入る」と回答した人の理由としては、「とにかく働きたい(内定が欲しい)ため(33.3%)」「まずは希望職種の実務経験を積みたいため(23.1%)」との回答が上位を占めました。
就業経験を積むための手段として「無期雇用派遣」を捉えており、あくまでも「雇用形態を気にせずまずは就業経験を積みたい」「希望職種に無期雇用派遣の働き方が多かった」ため消去法的に選択している可能性が高いと言えそうです。
【無期雇用派遣制度についての考察】
「無期雇用派遣」を積極的に希望する人が少数派である理由としては、「無期雇用派遣」の働き方が浸透していないことに加え、「派遣」という言葉自体に、ネガティブなイメージが先行してしまっていることが大きな理由と言えるかもしれません。
今回のアンケートでは消極的な姿勢が多かったものの、現在有期雇用で就業している方にとって、無期雇用派遣には安定した収益や福利厚生、充実した研修制度など様々なメリットもあります。
多くの企業は有期雇用社員を雇用調整の手段として捉えているかもしれません。しかし、企業側も無期雇用派遣という制度を利用することで、採用活動にかかる工数や人件費等を抑制しつつも、安定的に優秀な人材を雇用出来ます。
今後労働人口が減少していく社会背景からも、無期雇用派遣という働き方を活用しながら、既卒や第二新卒等の若年層の雇用を活性化させ、様々な人材が活躍できる機会を創出していくことが求められるのではないでしょうか。
米国アラバマ州立大学ハンツビル校卒業。2012年に株式会社UZUZを設立。
第二新卒・既卒・フリーターに特化した人材紹介事業を行う。
1人あたり20時間に及ぶ個別サポートにより、入社後の1年後の定着率は94.7%を誇る。2016年には専門スキルを学ぶための研修機関「ウズウズカレッジ」を立ち上げ、入校後1か月以内の就業決定率は46%。
労働契約法や派遣法の改正により、2018年には有期雇用から無期雇用に転換される労働者が多く発生することが予想されます。企業側、労働者側双方にとって大きな影響が出ることが予想されており、「2018年問題」とも呼ばれています。このような背景もあり、派遣会社と無期雇用契約を結び、派遣先で就業するという「無期雇用派遣」という働き方が脚光を浴びています。大手派遣会社も続々と無期雇用派遣サービスを立上げており、「無期雇用派遣」の注目度が急上昇しているという背景から、今回このような調査を実施いたしました。
【調査結果サマリー】
- 「無期雇用派遣」の働き方をなんとなくでも把握している人は3人に1人。
- 約7割が「派遣」の働き方に対してネガティブなイメージを持っている。
- 現在の就職活動において、「無期雇用派遣」が選択肢に入ると回答した人は約1割。約半数が「どちらとも言えない」と回答し、無期雇用派遣についてあまり知らないためとの理由が多数。
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式で実施
調査の対象:株式会社UZUZのサービス登録者のうち、20~29歳の第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動中の男女(全国)
有効回答数:218人(正社員58人、派遣・契約社員73人、無職83人、その他4人)
調査実施日:2017年5月11日~5月18日
Q1.あなたの現在のお仕事状況について教えてください。(単一回答)
Q2.あなたは「無期雇用派遣」という働き方を知っていますか?(単一回答)
■就業状況別
第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動中の20代に、「無期雇用派遣」という働き方を知っているかどうか尋ねたところ、「詳細まで理解している(6.0%)」「聞いたことはあるが、内容は分からない(32.1%)」「聞いたことがない、分からない(33.5%)」と、約7割の人が「無期雇用派遣」という言葉を聞いたことがあると回答しています。
全体の33.5%は「聞いたことがない、分からない」と回答しており、聞いたことがある人の中でも「詳細まで理解している人」は10人に1人、「何となく内容を把握している人」も2人に1人程度であることがわかりました。まだまだ「無期雇用派遣」の内容は浸透していないようです。
Q3.「派遣」という働き方に対して、どのような印象を持っていますか?(単一回答)
Q4.現在の就職/転職活動において、「無期雇用派遣」という働き方は選択肢に入りますか?(単一回答)
Q5.「無期雇用派遣」が選択肢に入る理由を教えてください。(複数回答/前問で「入る」と回答した方)
Q6.「無期雇用派遣」について、どちらとも言えない理由を教えてください。(複数回答/前問で「どちらとも言えない」と回答した方)
Q7.「無期雇用派遣」が選択肢に入らない理由を教えてください。(複数回答/前問で「入らない」と回答した方)
第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動中の20代に、「派遣」という働き方の印象を尋ねたところ、「どちらかと言うと悪い印象がある(54.2%)」との回答が半数以上を占めました。「悪い印象がある(16.5%)」と合わせると、全体の7割以上が「派遣」という働き方に対してネガティブなイメージを持っていることが分かります。
また、現在の就職/転職活動において無期雇用派遣が選択肢に入るかどうかを聞いたところ、「どちらとも言えない(45.4%)」「入らない(41.7%)」との回答が多く、「入る(12.9%)」と前向きに捉えている方は約1割という結果になりました。
「どちらとも言えない」と「入らない」と回答した8割の人にこれらの理由を尋ねたところ、それぞれ「無期雇用派遣の働き方についてあまり理解していないため(45.3%)」「なんとなくネガティブなイメージがあるため(55.9%)」との回答が多くを占めました。「無期雇用派遣」に対する情報が不足しているため、漠然とした不安を感じている人が多いようです。
一方、「現在の就職活動において、無期雇用派遣が選択肢に入る」と回答した人の理由としては、「とにかく働きたい(内定が欲しい)ため(33.3%)」「まずは希望職種の実務経験を積みたいため(23.1%)」との回答が上位を占めました。
就業経験を積むための手段として「無期雇用派遣」を捉えており、あくまでも「雇用形態を気にせずまずは就業経験を積みたい」「希望職種に無期雇用派遣の働き方が多かった」ため消去法的に選択している可能性が高いと言えそうです。
【無期雇用派遣制度についての考察】
「無期雇用派遣」を積極的に希望する人が少数派である理由としては、「無期雇用派遣」の働き方が浸透していないことに加え、「派遣」という言葉自体に、ネガティブなイメージが先行してしまっていることが大きな理由と言えるかもしれません。
今回のアンケートでは消極的な姿勢が多かったものの、現在有期雇用で就業している方にとって、無期雇用派遣には安定した収益や福利厚生、充実した研修制度など様々なメリットもあります。
多くの企業は有期雇用社員を雇用調整の手段として捉えているかもしれません。しかし、企業側も無期雇用派遣という制度を利用することで、採用活動にかかる工数や人件費等を抑制しつつも、安定的に優秀な人材を雇用出来ます。
今後労働人口が減少していく社会背景からも、無期雇用派遣という働き方を活用しながら、既卒や第二新卒等の若年層の雇用を活性化させ、様々な人材が活躍できる機会を創出していくことが求められるのではないでしょうか。
株式会社UZUZ 代表取締役社長/今村 邦之
米国アラバマ州立大学ハンツビル校卒業。2012年に株式会社UZUZを設立。
第二新卒・既卒・フリーターに特化した人材紹介事業を行う。
1人あたり20時間に及ぶ個別サポートにより、入社後の1年後の定着率は94.7%を誇る。2016年には専門スキルを学ぶための研修機関「ウズウズカレッジ」を立ち上げ、入校後1か月以内の就業決定率は46%。
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