世界最大規模の国際写真・動画コンテスト「ニコンフォトコンテスト 2022-2023」審査員決定のお知らせ
「ニコンフォトコンテスト 2022-2023」の審査員が決定しました。
1969年より半世紀以上にわたって開催している「ニコンフォトコンテスト」は、世界中の写真愛好家にご支持をいただいており、前回の第38回では世界の150におよぶ国と地域から65,000を超える作品の応募がありました。
第39回となる「ニコンフォトコンテスト 2022-2023」では、報道、広告、ファッション、自然保護といった多彩な分野で活躍するフォトグラファーやコンテンツクリエーター、映画監督、キュレーター等、幅広い経験や知識を有する国際色豊かな審査員が集まりました。また、審査員長にはナショナルジオグラフィック誌で初の女性写真ディレクターを務めたなど、幅広いアーティストへ強い影響力を持つサラ・リーン氏を新たに招き、応募作品の審査を行い、新たな才能の発掘と、映像文化の発展に貢献していきます。
- 審査員プロフィール:
審査員長サラ・リーン(米国/ 「Visual Thinking Collective」創設者・編集者、「ナショナルジオグラフィック・パートナーズ」名誉写真ディレクター)
ミズーリ大学ジャーナリズム学部在学中、女性として初めて「College Photographer of the Year」賞を受賞。2013年には、「ナショナルジオグラフィック」と「ナショナルジオグラフィック・パートナーズ」で、女性初の写真ディレクターに就任した。2020年には、映像やイラストなどのビジュアル活用に特化した女性編集者、教師、キュレーターのためのコミュニティーである「Visual Thinking Collective」を設立。ビジュアルプロジェクトのコンサルティング、書籍の編集を行うほか、様々なワークショップで写真の撮影や編集を指導している。
レマ・チャウダリー(インド/ フォトグラファー)
インドのムンバイを拠点にするフォトグラファー。空間と人々の生活体験に興味を持ち、ポートレート、ファッション、芸術、広告などのジャンルで活動。米国で写真と映画を学んだのち、「グーグル」、「ナイキ」、「グッチ」など著名なクライアントや、「ヴォ―グ」、「ハーパース・バザー」、「ヴェルヴェ」といった雑誌の仕事を手掛ける。2022年の「India Art Fair」をはじめ、インドやロンドンでのグループ展にも参加している。
アンドリュー・エシーボ(ナイジェリア連邦共和国/ フォトグラファー)
ナイジェリアを拠点に世界各地で活動するフォトグラファー。ナイジェリアの豊かな文化や伝統、都市部の急速な発展についての記録写真を撮り始める。その後、サッカー、大衆文化、アーバニズム、移民、宗教、精神性などのテーマをマルチメディアと統合させた新たな領域を開拓。2011年にはケ・ブランリ美術館のArtistic creation賞などを受賞。彼の作品は世界中の写真祭で展示されたほか、「ニューヨークタイムズ」など数々の雑誌、書籍、ウェブサイトに掲載されている。
イスマイル・フェルドゥス(バングラデシュ/ フォトグラファー、映像作家)
バングラデシュ出身、ニューヨーク在住。ダッカのビジネススクール在学中に写真を撮り始める。パリの写真エージェンシー「Agence VU'」のメンバーで、世界中の社会や文化、人道的な問題をテーマにしている。「ナショナルジオグラフィック」、「エルメス」をはじめとする国際的な雑誌や企業との仕事も多数。全米報道写真家協会のベスト・オブ・フォトジャーナリズム賞や、「World Press Photo」開催の2022年世界報道写真コンテストで入賞を果たすなど、写真に関する数々の主要な賞を得ている。
エスター・ホーバス(ハンガリー/ フォトグラファー、ニコンアンバサダー)
ハンガリー出身。西ハンガリー大学で経済学修士号を取得。2012年、写真への情熱を追求しに、ニューヨークへ。国際写真センター(ICP)でドキュメンタリー写真とフォトジャーナリズムを学び、2018年、ドイツに移住。2022年には、自然保護、環境正義、気候変動に関する認識を高める活動が評価され、ICPインフィニティ賞を受賞。ニコンアンバサダーを務めるほか、「ナショナルジオグラフィック」の寄稿写真家、アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所の写真家としても活躍している。
I COULD NEVER BE A DANCER(フランス/ 振付師、クリエイティブディレクター、ビデオ制作者)
パリを拠点に世界的に活動するアーティストデュオ。メンバーはカリーヌ・シャレールとオリヴィエ・カザマユウ。映像がどのように個人の世界観に影響を与えるかということに関心を持っており、ダンスをファッション、現代アート、広告に「輸出」している。活動内容は多岐にわたり、これまで携わったプロジェクトには、劇場や美術館でのパフォーマンスや、チャカ・カーンをはじめとするアーティストのミュージックビデオ、エールフランスやポカリスエット、シャネル、カルティエなどのCM、ケンゾー、ディオール、ジバンシィのファッションフィルムなどがある。
ヨランダ・エスコバル・ヒメネス(メキシコ/ フォトグラファー、エディター)
エクアドルを拠点に活動するメキシコ人フォトグラファー。社会問題、旅行、ポートレートを中心にドキュメンタリー作品を制作。「アメリカズ・クォータリー」、「ハフポスト」などの様々なメディアで作品を発表し、ユニセフや世界自然保護基金の写真・映像プロジェクトにも協力している。映像を用いてステレオタイプに対抗するフォトグラファーのコミュニティー「Everyday Latin America」のエディター兼フォトグラファーも務める。現在はフリーランスで、国際的メディアや非政府組織の仕事を手掛けている。
ジャテニパット・ケットプラディット(タイ/ フォトグラファー)
バンコクを拠点に活動するプロフォトグラファー。モンゴルを訪れて遊牧民の家族とともに暮らした際、彼らの文化や人柄、伝統的な服装に感銘を受けた。それ以来、様々な部族の生活や文化を記録するため、世界各地を旅し、様々な部族の写真を撮影している。2022年のThe International Portrait Photographer of the YearのOverall winner、European Photography Awards (EPA)のEuropean Photographer of the Yearなど、多くの賞を受賞。
菊田樹子(日本/ キュレーター)
東京を拠点とするインディペンデント・キュレーター。広告制作に携わった後、ボローニャ大学(イタリア)にて写真史とイタリア美術史を学ぶ。以降国内・ヨーロッパで写真展・現代美術展などの企画・運営を手がける。現在、『European Eyes on Japan』写真プロジェクトや塩竈フォトフェスティバル(宮城)のディレクター、Kanzan gallery(東京)や、さどの島銀河芸術祭(新潟)のキュレーターを務める。
デイヴィッド・ロンベイダ(エクアドル共和国/ フォトグラファー、映像作家)
イスタンブールを拠点に活動するフリーランスのフォトグラファー、映像作家。紛争、移住、アイデンティティが世界中のコミュニティーに与える影響をテーマにしている。作品の主な掲載先は、「ワシントン・ポスト」、「ブルームバーグ」、「ロイター」など。米国報道写真家の登竜門といわれる「Eddie Adams Workshop」に参加。コロンビアで生じた全国規模の反政府デモを記録したプロジェクト「Resistencia」で、2022年のアーノルド・ニューマン賞のファイナリストになった。
ジン・ニン(中国/ 映画・テレビCM監督)
テレビCMおよび映画を手掛ける監督。2011年、北京電影学院卒業。2014年から2017年まで映画制作を学び映画業界で働くため、ロサンゼルスに滞在した。「BMW」、「トヨタ自動車」などのCMを制作。監督した映画は、2017年ロンドン・インディペンデント・フィルム・アワードの最優秀ホラー・スリラー・SF短編賞などを受賞している。CMと芸術、東洋と西洋の文化から得た経験が、相反し混ざりあうテイストを作品にもたらしている。
ネスター・プール(ドミニカ共和国/ フォトグラファー、シネマトグラファー、コンテンツクリエーター)
ニューヨークのメディア業界で活躍するファッションフォトグラファー、シネマトグラファー、コンテンツクリエーター。コマーシャル制作の経験は10年以上で、「グーグル」、「アプチャー」などの企業との仕事を手掛ける。設立した制作会社「Yellow Film Inc」を通じて、デジタルプレゼンス拡大やインパクトのあるプレミアムコンテンツ作成を目指すブランドとのパートナーシップを模索中。
※審査員は変更になる場合がございます。
- 「ニコンフォトコンテスト 2022-2023」について
>ニコンフォトコンテストウェブサイト:
https://www.nikon-photocontest.com/jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像