薬剤耐性(AMR)について、見聞き・学び・考えて理解を深めよう!“世界抗菌薬啓発週間” スタート2017年11月13日(月)~11月19日(日)

~日本国内でも「AMR対策推進月間」の活動を推進中~

 薬剤耐性(AMR※)に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、国内では毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に設定。世界ではいよいよ 「世界抗菌薬啓発週間」 (11月13日~11月19日)がスタートします。
 公的機関だけではなく民間の様々な団体が一体となって、普及啓発に係る取り組みを重点的に実施、国民ひとりひとりの主体的な取り組みを促していきます。

 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター(厚生労働省委託事業 以下AMRCRC)は、世界抗菌薬啓発週間に合わせて無料公開される短編映画“CATCH”の日本語字幕を作成しました。
また、11月16日(木)に行われる“Global Twitter chat ”へ参加します。さらに薬剤耐性(AMR)対策推進月間内に開催されるセミナーやシンポジウムについてお知らせいたします。
※AMR(Antimicrobial resistance)とは、病原体が変化して抗菌薬・抗生物質が効かなくなることです。

http://www.catchshortfilm.com/
※11月13日(月)よりウェブ上で無料公開となります(日本語字幕を選択可能)

 

【ストーリー】
抗菌薬の効かない致死的な感染症が流行している近未来、トムは愛娘エイミーとともに自宅に隔離されている。エイミーが発症したことを知ったトムはそれを当局に報告するのかそれとも...

【概要】
“CATCH”は専門家の全面的なサポートを受け、世界で今まさにおきている薬剤耐性(AMR)問題を取り上げた短編映画(2016年/英国制作)です。ここに描かれているのは想像以上にあなたのそばに迫っている現実なのです。

【出演】
エイミー:ロリー・マッケンジー(Lollie McKenzie)
ロンドンで上映されたミュージカル「マチルダ」でタイトルロールを演じて脚光を浴びました。"CATCH"は撮影時に11歳だった彼女の映画初出演作です。

トム:ヘンリー・ダスウェイト(Henry Douthwaite)
英国の俳優。舞台や映画、テレビ番組などに数多く出演しています。
脚本家としても注目されています。

(脚本・監督)
ポール・クック、ドミニク・リース=ロバーツ
共同で脚本と監督を担当した二人は科学を学んだのちにメディアの道に進み英国の著名な科学番組の制作で活躍しています。

ウェブサイト
http://www.catchshortfilm.com/
※11月13日(月)より無料公開(日本語字幕あり)

 

本作品は、これまで世界各国の映画祭で上映されてきました。本年の世界抗菌薬啓発週間の初日にあたる11月13日から無料で公開されることとなり、それに合わせて国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンターが日本語字幕を制作しました。
本作品を通じて、抗菌薬が効かない薬剤耐性菌が実は身近な問題だと知っていただきたいと思います。

 

世界抗菌薬啓発週間の取り組みのひとつとして、世界各国の関係機関が時間帯を分担しつつ集中的にTwitterに投稿します。このGlobal Twitter chatに日本も@AMRCRC_JAPANで参加します。
日本時間で11月16日(木)10時から12時を中心に投稿します。

ハッシュタグは #AntibioticResistance です。
 

https://twitter.com/amrcrc_japan
 

https://mobile.twitter.com/amrcrc_japan

 

   今月(11月)は薬剤耐性(AMR)に係る全国的な普及啓発活動を推進するために設定された​「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」にあたります。国民の知識や理解を深め、ひとりひとりが主体的に​取り組みを行うための普及啓発を目的とした様々なセミナー・シンポジウムが開催されます。いずれも無料でどなたでも参加可能です。

【セミナー、シンポジウム 一覧】

 

 薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)とは、病原体が変化して抗菌薬・抗生物質が効かなくなることです。抗菌薬・抗生物質の使用に伴ってAMRが起こることがあります。
 何も対策を取らず、現在のペースで増加した場合、2050年には1,000万人(3秒に1人※)の死亡が想定され、がんによる死亡者数を上回ることが指摘されています。
※英国薬剤耐性に関するレビュー委員会(オニール委員会)第一次報告(2014年12月)
 

    AMR臨床リファレンスセンターはAMR対策を推進するため、薬剤耐性(AMR)アクションプランに基づく取り組みを行う目的で、厚生労働省委託事業として2017年4月に設立しました。
    AMR臨床リファレンスセンターの役割は、AMRに関する情報を広く集め問題を分析し結果をわかりやすくお示しすること、国民の皆さんと医療従事者の方々にAMR対策に必要な知識をお伝えすることです。私たちや子供達が安心して暮らせる環境を作るために、AMRの問題に取り組んでまいります。

AMR臨床リファレンスセンター センター長   大曲 貴夫

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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会社概要

URL
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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都新宿区戸山1-21-1
電話番号
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代表者名
大曲 貴夫
上場
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資本金
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設立
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