株式会社インキュビットのAI技術投資先であるAI x 外科医療のスタートアップ「アナウト株式会社」が創業し、資金調達を実施。手術支援AIの事業化を目指す
ディープラーニングを用いた画像認識技術に強みをもつ株式会社インキュビット(本社:渋谷区広尾、代表取締役/ CEO:北村尚紀、以下インキュビット)は、特定の業界に精通した専門家が持つビジョンと信念にAI技術を投資し、実世界産業(*)でのイノベーション創出を目的とするプログラム「Incubit for Seeds」のβ版を2018年から開始。1年半にわたって現役外科医2名に対してAI研究開発支援を行いました。その両名が中心となり2020年7月に創業したアナウト株式会社(本社:東京都港区及び神奈川県横浜市、代表取締役:小林直、以下アナウト)が、2020年12月にBeyond Next Ventures株式会社を引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施し、今後本格的に外科医療手術支援AIシステムの事業化を目指します。
1. Incubit for Seeds β版での技術支援について
インキュビットは、AIを活用した新たなイノベーション創出と、価値創造の土壌醸成を目的とし、AI共同研究開発型インキュベーションプログラム「Incubit for Seeds」のβ版を2018年に開始しました。β版では2018年から2020年の1年半にわたり、現役外科医2名による「手術支援AI」開発プロジェクトへAI技術を投資し、外科医療手術支援AIシステムの開発を支援しました。
支援先である両氏とインキュビット は「より安全な外科医療の提供」を目的とし、手術中に外科医の目に映るものを自動解析して、リアルタイムに切るべき臓器や守るべき臓器などを表示するAIシステムの基礎研究に取り組み、AIシステムのプロトタイプの開発に成功しました。
Incubit for Seedsプログラム開始記念特別対談:http://www.incubit.co.jp/blog/8961
2. アナウトの創業と資金調達について
アナウトは「新しい地図で外科医療を未来に導く」をミッションとし、2020年7月に創立。人工知能(AI)を活用した外科医療手術支援AIシステム「人体の地図」を開発することにより、外科医の「認識」「判断」を支援し、外科医の技術向上・手術時間の短縮・手術合併症(出血や臓器損傷など)など、安全な外科医療への貢献を目指しています。2020年11月にBeyond Next Ventures株式会社を引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施し、今後外科医療手術支援AIの開発を加速させていきます。
アナウト株式会社による資金調達のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063564.html
(*1) 実世界産業とは、健康・医療・介護、農業、素材、物流、製造設備など、インターネットを含む仮想空間内で完結せず、物理的実世界(Physical Real World)において何らかの価値を提供する産業を総称する。
株式会社アナウト 代表 小林直氏のコメント
“手術をより安全に提供したい”という情熱と手術支援AIのアイディアを手にインキュビットを初めて尋ねてから約2年半。AI開発における技術力の提供はもちろんのこと、インキュビットが外科手術領域を深く理解し、パートナーとして伴走してくれたからこそ、私たちはスタート地点に立てたと思っています。現在、手術支援AIを事業化していくことにプロジェクト開始時からは想像もできなかったほどの手応えを感じています。
「Incubit for Seeds」について
「Incubit for Seeds(インキュビット フォー シーズ)」は、特定の業界に精通した高い専門性を有する個人・チームを対象としたAI共同研究開発型インキュベーションプログラムです。 本プログラムでは、AIを活用し業界の課題を解決する専門家のアイディアと、インキュビットがこれまでに培ってきたAI技術と先端技術の社会実装へのノウハウを組み合わせ、6~18か月程度のAI研究開発を行います。本プログラムは、2018年から2020年にかけてβ版を実施した後、正式なプログラムとして2020年12月に発足。2020年12月15日(火)から第一期の公式応募の受付を開始します。
Incubit for Seedsプログラム詳細:https://www.incubit.co.jp/service/for-seeds
株式会社インキュビットについて
インキュビットは最先端のテクノロジーを用いて、医療・地質・農業・バイオ・宇宙・製造などのさまざまな分野をリードする日本の企業と共に、業界固有の課題解決に挑んでいます。これまで注力してきた画像認識にとどまらず、画像生成技術や3Dデータの解析などの新たなテクノロジーにも取り組みながら、未解決の課題を抱える多様なパートナーへの価値に結実するソリューションの提供はもとより、その運用に真摯に向き合いよりよい成果に挑戦し続けています。
技術提供先例(一部抜粋):
気象庁気象研究所、伊藤病院、NTTデータ、三菱電機株式会社、株式会社ゼンリンデータコム、朝日航洋株式会社、株式会社デンソー、国立研究開発法人物質・材料研究機構、応用地質株式会社
会社名:株式会社インキュビット
所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾7階
代表者:北村 尚紀(代表取締役)
設立 :2014年
URL :http://www.incubit.co.jp/
インキュビットは、AIを活用した新たなイノベーション創出と、価値創造の土壌醸成を目的とし、AI共同研究開発型インキュベーションプログラム「Incubit for Seeds」のβ版を2018年に開始しました。β版では2018年から2020年の1年半にわたり、現役外科医2名による「手術支援AI」開発プロジェクトへAI技術を投資し、外科医療手術支援AIシステムの開発を支援しました。
支援先である両氏とインキュビット は「より安全な外科医療の提供」を目的とし、手術中に外科医の目に映るものを自動解析して、リアルタイムに切るべき臓器や守るべき臓器などを表示するAIシステムの基礎研究に取り組み、AIシステムのプロトタイプの開発に成功しました。
Incubit for Seedsプログラム開始記念特別対談:http://www.incubit.co.jp/blog/8961
2. アナウトの創業と資金調達について
アナウトは「新しい地図で外科医療を未来に導く」をミッションとし、2020年7月に創立。人工知能(AI)を活用した外科医療手術支援AIシステム「人体の地図」を開発することにより、外科医の「認識」「判断」を支援し、外科医の技術向上・手術時間の短縮・手術合併症(出血や臓器損傷など)など、安全な外科医療への貢献を目指しています。2020年11月にBeyond Next Ventures株式会社を引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施し、今後外科医療手術支援AIの開発を加速させていきます。
アナウト株式会社による資金調達のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063564.html
(*1) 実世界産業とは、健康・医療・介護、農業、素材、物流、製造設備など、インターネットを含む仮想空間内で完結せず、物理的実世界(Physical Real World)において何らかの価値を提供する産業を総称する。
株式会社アナウト 代表 小林直氏のコメント
AI(人工知能技術)を用いて、外科医にとって有用な情報を手術中リアルタイムに提示することができれば、外科医は手術をより安全に効果的に行うことができます。日本の外科医は世界でもトップ水準の技術を持っています。そしてその知識を学んだAIを開発することは、日本だけでなく、世界においても外科治療の進歩における次の一歩に成り得ると信じています。
“手術をより安全に提供したい”という情熱と手術支援AIのアイディアを手にインキュビットを初めて尋ねてから約2年半。AI開発における技術力の提供はもちろんのこと、インキュビットが外科手術領域を深く理解し、パートナーとして伴走してくれたからこそ、私たちはスタート地点に立てたと思っています。現在、手術支援AIを事業化していくことにプロジェクト開始時からは想像もできなかったほどの手応えを感じています。
「Incubit for Seeds」について
「Incubit for Seeds(インキュビット フォー シーズ)」は、特定の業界に精通した高い専門性を有する個人・チームを対象としたAI共同研究開発型インキュベーションプログラムです。 本プログラムでは、AIを活用し業界の課題を解決する専門家のアイディアと、インキュビットがこれまでに培ってきたAI技術と先端技術の社会実装へのノウハウを組み合わせ、6~18か月程度のAI研究開発を行います。本プログラムは、2018年から2020年にかけてβ版を実施した後、正式なプログラムとして2020年12月に発足。2020年12月15日(火)から第一期の公式応募の受付を開始します。
Incubit for Seedsプログラム詳細:https://www.incubit.co.jp/service/for-seeds
株式会社インキュビットについて
インキュビットは最先端のテクノロジーを用いて、医療・地質・農業・バイオ・宇宙・製造などのさまざまな分野をリードする日本の企業と共に、業界固有の課題解決に挑んでいます。これまで注力してきた画像認識にとどまらず、画像生成技術や3Dデータの解析などの新たなテクノロジーにも取り組みながら、未解決の課題を抱える多様なパートナーへの価値に結実するソリューションの提供はもとより、その運用に真摯に向き合いよりよい成果に挑戦し続けています。
技術提供先例(一部抜粋):
気象庁気象研究所、伊藤病院、NTTデータ、三菱電機株式会社、株式会社ゼンリンデータコム、朝日航洋株式会社、株式会社デンソー、国立研究開発法人物質・材料研究機構、応用地質株式会社
会社名:株式会社インキュビット
所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾7階
代表者:北村 尚紀(代表取締役)
設立 :2014年
URL :http://www.incubit.co.jp/
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