〈大学入試改革〉未だ不確実な状況が続く英語外部試験の採用 現高1生に英語資格・検定試験に関する意識調査を実施

「どの資格・検定試験を受けるべきかわからない」という生徒が多数!

学校法人 河合塾(本部所在地:名古屋市千種区)は、2020年度から本格化する大学入試改革を受けて、現高1生2,026名に対して「英語資格・検定試験に関する意識調査(アンケート)」を行いました。
 新しい入試で導入される、大学入学共通テストや外部の英語資格・検定試験の採用について、多くの大学が未だ明確な意向を示せていない、または別々の方針を発表するなどの不確実な状況が続いており、2020年度以降に受験を控える高1生とその下の世代である中学生の方々にとっては、不安を感じることが多いかと思います。
 
 今回、河合塾が高1生に対して行ったアンケートでは、そのような状況に置かれている当該世代の生徒たちが一体どこまで英語資格・検定試験の対策を行えているのか、またはどこまで情報を知っており、教える側に何を求めているのかなどのリアルな実情を聞きました。

 アンケート結果の要旨は以下の通りです。

■アンケート結果サマリー
◇7割以上の高1生がすでに何らかの英語資格・検定試験を受けており、そのうち8割は「実用英語技能検定」(以下、英検とする)を受けている

◇現状、学校も生徒も「英検」「GTEC」が中心の対策になっており、その他の資格・検定試験に対する指導・アドバイスを受けたことがある生徒はほとんどいない

◇生徒がいま、最も教えてほしいことは「どのような資格・検定試験を受ければいいのか」

【調査概要】
調査期間 :2018年9月22日~10月16日
調査方法 :紙によるアンケート調査
調査対象 :高1生
サンプル数 :n=2,026名

■アンケート詳細
トピック①
7割以上の高1生がすでに何らかの英語資格・検定試験を受けており、そのうち8割は「英検」を受けている


「これまでに、英語資格・検定試験を受検したことがありますか?」という質問をしたところ、74.6%の生徒が「ある」と回答しており、高1生の時点ですでに多くの生徒が何らかの英語資格・検定試験を受検したことがあるとわかりました[図1]。また、英語資格・検定試験を受検したことが「ある」と回答した生徒の中で80.4%が「英検」を受検していると回答しています [図2] 。

 Q.1 これまでに、英語資格・検定試験を受検したことがありますか?

[図1]


 Q.2 「ある」の場合、受検したのはどの試験ですか?(複数回答可)

[図2]


トピック②
現状、学校も生徒も「英検」「GTEC」が中心の対策になっており、その他の資格・検定試験に対する指導・アドバイスを受けたことがある生徒はほとんどいない

「通っている学校で、英語資格・検定試験についての受検対策指導は行われていますか?」という質問をしたところ、32.8%の生徒が「行われている」と回答し[図3]、その中で最も指導されている資格・検定試験は「英検」であり、次点で「GTEC」が挙がっています。しかしながら、その他の資格・検定試験に関してはほぼ指導がされておらず[図4]、半数以上の生徒が大学入学共通テストで活用したい英語資格・検定にも「英検」を選んでいます[図5]。

 Q.3 通っている学校で、英語資格・検定試験についての受検対策指導は行われていますか?

[図3]


 Q.4 「行われている」の場合、資格・検定試験名を教えてください。(複数回答可)

[図4]


 Q.5 2020年度から始まる「大学入学共通テスト」では、英語資格・検定試験の結果を活用することが発表されています。皆さんが結果を利用したいと考えているのは、どの資格・検定試験ですか?(複数回答可)

[図5]



トピック③
生徒がいま、最も教えてほしいことは「どのような資格・検定試験を受ければいいのか」


一方で、このような状況に対して大きな危機感を持っている生徒も多いことがわかりました。自由回答で『「教えてほしいこと」「知りたいこと」があれば何でもお書きください。』という質問に対しては、「どのような資格・検定試験を受ければ良いのか」という内容が単体の回答で最も多い結果となりました。また、その他にも「それぞれの検定の違い」や「どの検定を受けるのが大学受験に有利なのか」といった回答も多く見受けられました。

Q.6 英語資格・検定試験に関して「教えてほしいこと」「知りたいこと」があれば、何でもお書きください。(自由回答)

■生徒の回答(一部)
・どのような資格、検定試験を受ければいいのか(119件)
・大学受験で有利な資格・検定を知りたい(26件)
・それぞれの資格、検定のどのような問題が出るのか知りたいです(18件)
・それぞれの資格、検定の特徴や難易度などを教えてほしい(11件)
…etc.

<河合塾からのメッセージ>
多くの高1生がすでに英語の資格・検討試験を受検している一方で、「選び方がわからない」「有利なものを知りたい」など、不安に感じている生徒が多いことがわかりました。
資格・検定試験の入試活用と聞くと、特別なことが求められるようにも感じますが、学校や塾で現在学習していることは必ず生かせるので、不安になりすぎずに毎日の学習に取り組んでいただきたいと思います。

なお、新入試に採用された資格・検定試験は8つあり、試験の特徴(下記参照)、日程・会場などを確認して、高校の先生等にも相談して決めるとよいでしょう。資格・検定試験は高3の4月~12月までに2回受検し、その受検結果が入試に活用されます。現在の高3の1月に行われるセンター試験よりも時期が早まります。

・高1・2生のうちは、「資格・検定試験のために学ぶ」よりも「資格・検定試験を活用して学ぶ」というスタンスで、自らの英語の力を定期的に測りながら、力を伸ばしていくと良いでしょう。

・高3になれば、他教科の成績や学習の進捗状況にもよりますが、高3の6月頃までに1回目、10月~12月に2回目を受けるというスケジュールで受検いただくことが目安になると思います。

河合塾が導入している「ケンブリッジ英語検定」は、日本の学習指導要領と親和性が高く、また、文部科学省が採用しているCEFRに完全準拠しているので、自身の英語力を測る「ものさし」として、学習の進捗確認にも活用できる試験です。ぜひご活用ください。

各大学における英語の資格・検定試験の入試活用など、新しい入試情報は、今後随時発表されていきます。アンテナを張って、情報を取り入れていきましょう。

 【新入試Navi】英語4技能の勉強法&資格・検定試験対策
https://www.kawai-juku.ac.jp/exam-info/cnt/exam-correct/4skills/

【参考資料】
英語資格・検定試験の特徴一覧

 

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