PicoCELA社、イスラエルのSolidRun社と共同で無線エッジコンピュータ『PCWL-0400』を世界市場へ投入
PicoCELA社は、この度、イスラエルのSolidRun社と共にエッジコンピュータ『PCWL-0400』を世界市場へ展開していくこととなりました。PicoCELA社独自の無線多段中継技術を備えた『PCWL-0400』が、新たなエッジコンピューティング・ソリューションを可能にしていきます。
無線多段中継技術のパイオニアであるPicoCELA(ピコセラ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:古川浩、以下PicoCELA)は、組込システム/エッジコンピューティング・システムの開発元であるSolidRun Ltd. (本社:イスラエル国ヨクネアム市、代表取締役社長:Atai Ziv、以下SolidRun)と共同で、エッジコンピュータ『PCWL-0400』の世界展開へ向け、マーケティング及び販売に関する協業を行うこととなりました。協業の第一弾として、2018年10月16日より開催されるCEATEC Japanにて共同出展(小間番号: H092)します。
2018年7月に発売発表されたPicoCELAの『PCWL-0400』は、エンタープライズ向け無線多段中継機能を備えた高性能エッジコンピュータです。LANケーブル配線量を大幅に削減可能とすることで、巨大なエッジコンピューティング網を柔軟かつ迅速に構築できます。
『PCWL-0400』は、PicoCELA社の特許技術であるPicoCELA Backhaul Engineを搭載することで、『PCWL-0400』同士が無線多段中継により結合されます。この無線多段中継回線は、ブロードバンド性と低遅延性、さらに動的な無線回線の変動にも高い安定性を示します。
PicoCELAの革新的ネットワーク技術の中心にある新ゲートウェイプラットフォームは、MarvellのARMADA A388デュアルコアARM Cortex A9プロセッサを使用したSolidRunのClearFog GTネットワークプラットフォームに基いて開発されました。
SolidRunは、海外でのマーケティング及びセールスをサポートし、IoT、インダストリアル、流通といった分野におけるtier 1プレイヤー群に対して、『PCWL-0400』を核としたソリューションを提供します。
- SolidRun CEOのAtai Ziv博士 からのコメント
- PicoCELA(ピコセラ)株式会社 代表取締役社長 古川浩からのコメント
■【PicoCELA(ピコセラ)株式会社について】
2008年の創立以来、PicoCELA(ピコセラ)株式会社は世界一の無線バックホール技術の開発に取り組んで来ました。この技術は、電波干渉を抑えるための動的ツリー経路制御方式と無線フレーム転送技術に基づくユニークなプロトコル群を用いており、世界で20以上の登録済特許により保護されています。
10段以上の多段無線リレーの環境においても、安定した低レイテンシなブロードバンド伝送が実現が可能です。
既に日本においては100箇所以上の場所で3,000台以上の装置を展開済みで、多くの設置場所に伴うLANケーブル削減及びリレーハブの構築経費を含む70%以上のコスト削減に貢献しました。
▶詳しくはこちらをご覧下さい: https://jp.picocela.com
■【SolidRun Ltd.について】
2010年設立のSolidRun Ltd.は、高性能で省エネルギーなSOM (システムオンモジュール)・SBC (シングルボードコンピュータ)・工業用PC・エッジデバイス・組込システムの開発と製造で世界をリードしている企業です。
SolidRunの革新的なコンパクトな組込ソリューションは、
・ARM・x86アーキテクチャ・合体ハードウェア
・包括的ソフトウェアパッケージ
・ドライバー
・主要OSサポート
・多分野に及ぶ展開の課題を克服しながらアプリケーション開発の平易化を目指す協業によるエコシステム
に基づいています。
▶詳しくはこちらを参照下さい: https://www.solid-run.com
■【エッジコンピュータ『PCWL-0400』について】
▶過日リリースいたしましたプレスをご参照ください:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000035736.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像