【工務店成長のカギはブランディングか】約7割がコロナ禍で、集客に関する課題が増加 「価格競争が厳しく利益が出ない」が悩みの種
〜ブランディングの重要性、半数以上が感じるも、 積極的に取り組めている企業は、わずか5.3%の実態〜
UNIIDEO株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:山田 真澄)は、工務店の経営者・役員129名に対し、「工務店の集客課題」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月30日〜同年4月1日
有効回答:工務店の経営者・役員129名
- 工務店の69.0%が、コロナ禍において集客の課題が増えたと回答
・非常にそう思う:29.5%
・ややそう思う:39.4%
・あまりそう思わない:22.5%
・全くそう思わない:7.0%
・わからない/答えられない:1.5%
- コロナ禍で集客の課題が増えたと思う理由、「資料請求や問合せ客となかなかお会いできない」が30.3%で最多
・資料請求や問合せ客となかなかお会いできない:30.3%
・資料請求や問合せ客がなかなか成約に結びつかない:29.2%
・見学会等、オフラインのイベントに来ていただけない:26.9%
・WEBでの検討が当たり前となり、複数社検討している方が増えた:19.1%
・その他:22.5%
・わからない/答えられない:12.4%
- 集客の課題が増えたと思う理由、「対面でない事でお客様の真意が読みにくい」や「見込み客が確保できない」など
<自由回答・一部抜粋>
・41歳:対面でない事でお客様の真意が読みにくい。
・56歳:見込み客が確保できない。
・45歳:Webを利用する人が増えた為。
・58歳:問い合わせが減った。
・60歳:見学会や相談会を開催できないので集客できないでいる。
・41歳:物価が上昇しすぎて、客層が見えない。
・60歳:外出しないから。
- ビジネスにおいて抱える悩み、「価格競争が厳しく利益が出ない」が33.3%で最多
・価格競争が厳しく利益が出ない:33.3%
・自社がどういった会社か伝えきれていない:23.3%・自社のホームページでうまく集客できていない:23.2%
・問合せをいただいても商談がなかなか進まない:21.7%
・自社の強みが整理できておらずバラバラ:17.1%
・競合他社に負けることが多くなった:12.4%
・その他:11.6%
・特にない/答えられない:25.6%
- 「新規顧客の集客」や「価格競争が激化」なども、ビジネスにおいて抱える悩みとの声
<自由回答・一部抜粋>
・41歳:新規顧客の集客。
・60歳:競合相手との競り合いに勝つ方法。
・64歳:価格競争が激化。
・45歳:人材教育。
・73歳:集客にはとにかく苦労している。
・55歳:ウェブ集客場単価になかなか結びつかない。
・56歳:コミュニケーションが取りにくくなり、初回の説明に時間が掛かるようになった。
- 過半数以上の工務店が、ビジネスにおける悩みは自社のみの力で解決できないと回答
・全くそう思わない:10.4%
・あまりそう思わない:42.8%
・ややそう思う:31.2%
・非常にそう思う:3.1%
・わからない/答えられない:12.5%
- 53.4%が、集客やビジネスにおける悩みの解決として、「ブランディング」は重要だと回答
・非常にそう思う:13.2%
・ややそう思う:40.2%
・あまりそう思わない:16.3%
・全くそう思わない:4.7%
・わからない/答えられない:25.5%
- ブランディングの施策を積極的に実施している工務店は、わずか5.8%
・積極的に実施している:5.8%
・やや実施している:42.0%
・全く実施していない:46.4%
・わからない:5.8%
- ブランディングが重要だと思う、または実施している理由、「無用な価格競争に巻き込まれたくない」が62.3%で最多
・無用な価格競争に巻き込まれたくないから:62.3%
・自社とマッチするユーザーと出会いたいから:46.4%・自社の住宅、価値を正しく認識してもらいたいから:37.6%
・属人的な経営から脱却したいから:14.5%
・事業承継や下請けから元請けへの移行のために:4.3%
・その他:7.2%
- まとめ
まず、工務店の約7割が、コロナ禍において集客の課題が増えたことが分かりました。その理由として、「資料請求や問合せ客となかなかお会いできない」(30.3%)や「資料請求や問合せ客がなかなか成約に結びつかない」(29.2%)、「見学会等、オフラインのイベントに来ていただけない」(26.9%)という回答が寄せられました。その他にも、「問い合わせが減った」や「発注自体の減少」などの声も挙がりました。
続いて、ビジネスにおいて抱える悩みを伺ったところ、「価格競争が厳しく利益が出ない」(33.3%)、「自社がどういった会社か伝えきれていない」(23.3%)、「自社のホームページでうまく集客できていない」(23.2%)という回答になりました。その他には、「新規顧客の集客」や「競合相手との競り合いに勝つ方法」といった声も挙がりました。また、過半数以上の工務店が、「ビジネスにおける悩みは、自社のみの力では解決はできない」と考えていることが分かりました。
最後に、集客やビジネスにおける悩みの解決として「ブランディングは重要だと思っている」と回答した工務店が53.4%いる一方、積極的に実施している企業はわずか5.8%という結果となりました。なお、ブランディングを実施している、もしくは重要だと思う理由について伺ったところ、「無用な価格競争に巻き込まれたくないから」が62.3%で最多回答となりました。
今回の調査では、工務店の経営者が、コロナ禍の影響で顧客との接点が減少し、集客やビジネスの課題が増えたと実感していることが伺えます。また、価格競争が厳しさを増す中で集客の基盤を保つために、ブランディングが重要であると認識している一方で、積極的に実施するまでには至っていないケースがほとんどという結果となりました。コロナ禍が未だ収束を見せない今、自社単独では難しいと足踏みしているのではなく、社外の専門家やサービスなどを積極的に活用することにより、課題解決の糸口を掴めるのではないでしょうか。
- 中・長期に会社を育てるブランディングサービス
“選ばれ続ける企業”になるためのブランド構築と集客向上サービス。自社の「強み」を発見し、デザインで「共感」をつくり、プロモーションによって「集客」を高める一気通貫のブランディングを行います。(https://uniideo.com/service/brandingservice/)
- 会社概要
設立 :2008年4月1日
代表取締役:山田 真澄
所在地 :東京本社/〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-20-4 FORCEビル3F
大阪支社/〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-28-11 安川ビル7F
事業内容 :ブランドコミュニケーション事業
企業成長のためのブランディングサービス。
戦略の立案から、成果につなげるコミュニケーション活動まで包括的に提供。
ブランドを社内外に浸透させ、企業価値を最大化します。
URL :https://uniideo.com/
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