「2019年度 第2回 服部真二賞 受賞者」決定のお知らせ
井上康生さん(全日本柔道男子監督)、鳥羽咲音さん(チェリスト)、亀田誠治さん(音楽プロデューサー・ベーシスト)、玉井陸斗さん(飛込選手)、中田崇志さん(伴走者)に決定いたしました。
一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団(理事長 服部真二)は「服部真二賞」を制定し、世界に挑む若い音楽家とアスリート、彼らを支え育成に努めているコーチ・エキスパート、そして音楽・スポーツの発展・改革に挑むリーダーの皆さんを応援しております。
このたび「2019年度 第2回 服部真二賞 受賞者」を決定し、授賞式を11月18日都内で開催いたしますのでお知らせいたします。
服部真二賞 Young Leaderには、常識にとらわれない様々な改革に取組まれ、男子柔道界を復活に導き今も挑戦を続けている全日本柔道男子監督 井上康生さん。服部真二音楽賞には、数々のコンクールで優勝され世界の舞台で活躍が期待されるチェリスト 鳥羽咲音さん、日比谷音楽祭を成功に導かれ音楽界の変革に挑戦されている音楽プロデューサー・ベーシスト 亀田誠治さん。服部真二スポーツ賞には、13歳で日本選手権史上最年少優勝を飾り、世界での活躍が期待されている飛込選手 玉井陸斗さん、視覚障がい者ランナーを支え一緒に勝利に向かって挑戦を続けている伴走者の第一人者 中田崇志さんが受賞されました。
■ 服部真二賞 Young Leader スポーツの発展・改革に挑戦しつづけるリーダー
井上康生さん(全日本柔道男子監督)
・1978年 宮崎県生まれ 5歳から柔道を始める
・1999年 世界柔道選手権大会 100kg級 優勝(その後3連覇達成)
・2000年 シドニーオリンピック 100kg級 優勝
・2001年 全日本柔道選手権大会 100kg級 優勝(その後3連覇達成)
・2004年 アテネオリンピック 日本選手団主将
・2008年 現役引退
・2009年 英国に2年間指導者留学 帰国後全日本強化コーチ
・2012年 全日本柔道男子監督就任(現在2期目)
・2016年 リオデジャネイロオリンピックで7階級全てでメダルを獲得
・2019年 世界柔道選手権東京大会では6階級でメダルを獲得
現在 東海大学体育学部武道学科准教授
■ 服部真二 音楽賞 Rising Star 世界をめざし、挑戦し続ける若い音楽家
鳥羽咲音さん(チェリスト)
・2005年 東京都出身 5歳より桐朋子供のための音楽教室にてピアノを始め、6歳より毛利伯郎氏にチェロを師事
・2017年 第17回泉の森ジュニアチェロコンクール 中学生の部 銀賞(最高位)
第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器 中学生の部 第1位
・2018年 第18回泉の森ジュニアチェロコンクール 中学生の部 金賞
第19回若い音楽家のための国際クラシック音楽コンクール「シェルクンチク(くるみ割り人形)」
(モスクワ) 銅賞
・2019年 第36回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器 高校生の部(飛び級)第1位
3月 スタインウェイサロン東京にて初ソロリサイタル
4月 「鳥羽咲音さんのコンサートを応援する会」発足
10月 日本フィルハーモニー交響楽団とサントリー大ホールにてデビュー
現在 中学3年生(14歳) 趣味は卓球と書道
■ 服部真二 音楽賞 Inspiring Coach 音楽家を支え、育成に尽くされているコーチ・エキスパート
亀田誠治さん(音楽プロデューサー・ベーシスト)
・1964年 ニューヨーク生まれ
・2004年 椎名林檎らと東京事変結成(2012年 解散)
・2007/2015年 日本レコード大賞「編曲賞」受賞
・2009/2013年 主催イベント『亀の恩返し』武道館開催
・2013年 NHK Eテレにてシリーズ放送された音楽教養番組『亀田音楽専門学校』など、次世代へ音楽を伝える
活動にも力を入れる
・2019年 実行委員長として無料で誰もが参加できる、ボーダーレスなイベント『日比谷音楽祭』を東京・
日比谷公園一帯で2日間開催。これまでにない新しい音楽祭に、延べ約10万人が来場
椎名林檎、平井堅、スピッツ、GLAY、いきものがかり、JUJU、秦基博、絢香、スガ シカオ、アンジェラ・アキ、チャットモンチー、木村カエラ、エレファントカシマシ、東京スカパラダイスオーケストラ、由紀さおり、MIYAVI、大原櫻子、山本彩、石川さゆりなど数多くのアーティストのプロデュース、アレンジを手がける
■ 服部真二 スポーツ賞 Rising Star 世界をめざし、挑戦し続ける若いアスリート
玉井陸斗さん(飛込選手)
・2006年 兵庫県生まれ
・2013年 飛込競技を始める(6歳)
・2015年 全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会 6位
・2017年 全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会 優勝
・2018年 全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会 高飛込 優勝 / 板飛込 優勝
・2019年 日本室内選手権 優勝(シニアデビュー/12歳)
全国中学校水泳競技大会 高飛込 優勝 / 板飛込 優勝
全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会 高飛込 優勝 / 板飛込 優勝
日本選手権水泳競技大会 高飛込 優勝(13歳)
現在 宝塚市立高司中学校1年 『JSS宝塚』所属
■ 服部真二 スポーツ賞 Inspiring Coach アスリートを支え育成に尽くされているコーチ・エキスパート
中田崇志さん(伴走者)
・1979年 東京都生まれ
・2003年 パラ陸上の長距離伴走競技を始める
・2004年 アテネパラリンピック マラソンT11クラス(伴走)優勝
・2006年 世界選手権 マラソンT11クラス(伴走)優勝
・2012年 ロンドンパラリンピック 5000M T11クラス(伴走)3位
・2016年 リオデジャネイロパラリンピック 3種目で伴走
・2017年 ワールドカップマラソン T12クラス(伴走)優勝
・2018年 アジアパラ競技大会 1500M T11クラス(伴走)2位 /5000M T11クラス(伴走)2位
現在 株式会社NTTデータ勤務
お問い合わせ先
一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団
Mail: info@hattorishinji-zaidan.or.jp
TEL:03-3535-2222
<公式HP>https://www.hattorishinji-zaidan.or.jp
【別紙】
服部真二賞 トロフィーのご紹介
服部真二賞トロフィーは、セイコーのモノづくりの歴史と受賞者の未来の輝きを表現することを狙いに、墨田の特産品で現在でもその技能・工芸美が伝承されているキラキラ輝く「江戸切子」と「クロック」をモチーフに制作しました。クリスタルには伝統的な江戸切子文様が彫刻され、クロックにはセイコーが世界で初めて開発した水晶式時計が使われています。
(セイコーの創業者 服部金太郎は1892(明治25)年、江戸時代からモノづくりの町として栄えた墨田の地に精工舎を設立し、掛時計の生産を開始しました。)
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