スパークス・アセット・マネジメント調べ 大学生の今 「コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しい」53%、「経済面で生活苦を感じている」39%
スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-大学生の将来設計に関する意識調査2021
スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修平)は、大学生の将来設計に対する意識を明らかにするため、2021年2月22日~2月25日の4日間、全国の大学生・短大生を対象に、「大学生の将来設計に関する意識調査2021」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
[調査結果]
▼大学生の今
まず、全回答者(1,000名)に、普段のくらしについて、一人暮らしをしているか聞いたところ、「している」は29.3%、「していない」は70.7%となりました。大学生の多くは、一人暮らしではなく実家暮らしをしているようです。
アルバイトをしているか聞いたところ、「している」は66.0%、「していない」は34.0%となりました。
男女別にみると、「している」と回答した人の割合は、女性では68.6%と、男性(63.4%)と比べて5.2ポイント高くなりました。
また、外出自粛を心がけているか聞いたところ、「心がけている」は86.0%、「心がけていない」は14.0%となりました。大多数の人は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出自粛を徹底しているようです。
大学の講義はオンラインで受講することが多いか聞いたところ、「多い」は82.8%、「多くない」は17.2%となりました。コロナ禍以降、大学の多くがオンライン授業を導入していることがうかがえる結果となりました。
また、夢に向かって挑戦しているか聞いたところ、「している」は58.5%、「していない」は41.5%となりました。夢や目標を叶えるために、日々努力しているという大学生は多いようです。
社会貢献活動をしているか聞いたところ、「している」は21.9%、「していない」は78.1%となりました。
また、経済面で生活苦を感じているか聞いたところ、「感じている」は39.2%、「感じていない」は60.8%となりました。
コロナ禍でアルバイト収入を得ることについての実感別にみると、経済面で生活苦を感じている人の割合は、アルバイト収入を得ることが難しいと感じている人では54.8%と、半数を上回りました。
他方、大学を中退しようと考えているか聞いたところ、「考えている」は3.6%、「考えていない」は96.4%となりました。
生活苦の実感別にみると、「考えている」と回答した人の割合は、生活苦を感じている人では6.1%となりました。
▼大学生へのコロナ禍の影響
全回答者(1,000名)に、コロナ禍によって、自分の大学生活での家計(収入・支出など)に変化はあったか聞いたところ、「大きく変わった」が18.1%、「少し変わった」が36.7%で、合計した『変わった』は54.8%、「全く変わらなかった」が12.4%、「あまり変わらなかった」が32.8%で、合計した『変わらなかった』は45.2%となりました。
コロナ禍でアルバイト収入を得ることについての実感別にみると、『変わった』と回答した人の割合は、アルバイト収入を得ることが難しいと感じている人では71.5%と、アルバイト収入を得ることは難しくないと感じている人(36.1%)と比べて35.4ポイント高くなりました。コロナ禍でアルバイト収入が減ったことで、家計が悪化している人が多いようです。
コロナ禍によって自分のお金に対する意識が変わった人(708名)に、どのような変化があったか聞いたところ、「節約しようと思うようになった」(79.7%)が最も高く、次いで、「貯蓄は大切だと思うようになった」(66.4%)、「家計管理は大切だと思うようになった」(45.1%)となりました。節約や貯蓄、家計管理がいかに大切かということを実感した人が多いようです。以降、「資産運用は大切だと思うようになった」(26.7%)、「将来のためにお金を使おうと思うようになった」(25.6%)が続きました。
では、どのように変わったという人が多いのでしょうか。
コロナ禍によって自分の将来設計が変わった人(562名)に、どのような変化があったか聞いたところ、「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」(42.2%)が最も高くなりました。“やりたいことは何か”ということを軸に、将来の仕事について考えるようになったという人が多いようです。以降、「とにかく就職できればいいと思うようになった」(32.6%)、「いつか結婚したいと思うようになった」(28.8%)、「老後はのんびり暮らしたいと思うようになった」(27.8%)、「将来、子どもがほしいと思うようになった」(19.6%)が続きました。
全回答者(1,000名)に、コロナ禍によって、【就職】について考えるようになったか、考えないようになったか聞いたところ、「よく考えるようになった」が35.8%、「少し考えるようになった」が48.7%で、合計した『考えるようになった』は84.5%、「全く考えないようになった」が1.4%、「あまり考えないようになった」が4.2%で、合計した『考えないようになった』は5.6%となりました。コロナ禍による雇用環境悪化を受けて、就職活動や将来の仕事・進路、今後のキャリア形成などについてコロナ禍前よりも意欲的に考えるようになったという人が増えたのではないでしょうか。
【結婚】については『考えるようになった』は49.2%、『考えないようになった』は14.0%、【子育て】については『考えるようになった』は33.9%、『考えないようになった』は13.3%となりました。
また、【住宅購入】については『考えるようになった』は20.8%、『考えないようになった』は13.2%となりました。
男女別にみると、『考えるようになった』と回答した人の割合は、【住宅購入】(男性25.6%、女性16.0%)では女性と比べて男性のほうが5ポイント以上高く、【就職】(男性81.2%、女性87.8%)と【結婚】(男性45.4%、女性53.0%)では男性と比べて女性のほうが5ポイント以上高くなりました。
【将来の備え(預貯金・資産運用)】については、『考えるようになった』は71.7%、『考えないようになった』は6.1%と、大学生の大半が、将来の備えを自分事ととらえるようになったという実態が明らかになりました。
男女別にみると、『考えるようになった』と回答した人の割合は、女性では75.0%と、男性(68.4%)と比べて6.6ポイント高くなりました。
▼大学生の将来イメージ
全回答者(1,000名)に、自分の将来を明るいと思うか、暗いと思うか聞いたところ、「明るい」が10.4%、「どちらかといえば明るい」が44.4%で、合計した『明るい』は54.8%、「暗い」が10.7%、「どちらかといえば暗い」が34.5%で、合計した『暗い』は45.2%となりました。
では、コロナ禍前ではどのような見通しを持っていた人が多いのでしょうか。
新型コロナウイルスが流行する前、自分の将来を明るいと思っていたか、暗いと思っていたか聞いたところ、『明るい』は66.6%、『暗い』は33.4%となりました。
現在とコロナ禍前を比較すると、現在の見通しで『明るい』と回答した人の割合(54.8%)は、コロナ禍前の見通しでの割合(66.6%)と比べて11.8ポイント低くなりました。
自分の将来について相談できる人を聞いたところ、「母親」(67.5%)が最も高く、次いで、「父親」(43.8%)となりました。以降、「学校の友人」(38.7%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高校時代の友人など)」(38.0%)、「兄弟姉妹」(21.4%)が続きました。
男女別にみると、「父親」(男性49.6%、女性38.0%)は女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、「母親」(男性64.8%、女性70.2%)と「学校の友人」(男性35.6%、女性41.8%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高校時代の友人など)」(男性33.6%、女性42.4%)は男性と比べて女性のほうが5ポイント以上高くなりました。
男女別にみると、「資産運用(株式・投資信託・FX・不動産投資など)」(男性39.0%、女性22.0%)は女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、「資格の取得(またはそのための勉強)」(男性41.8%、女性51.8%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。
コロナ禍前に、将来の備えとしてやりたいと思っていたことを聞いたところ、「学業に励む」(46.3%)が最も高く、次いで、「預貯金」(45.7%)、「資格の取得(またはそのための勉強)」(36.0%)となりました。
コロナ禍前にやりたいと思っていたことと現在やりたいと思っていることを比較すると、コロナ禍前にやりたいと思っていたことでは「学業に励む」(46.3%)が1位だったのに対し、現在やりたいと思っていることでは「預貯金」(56.5%)が1位となりました。
全回答者(1,000名)に、初任給の希望額を聞いたところ、「20万円~25万円未満」(49.3%)に最も多くの回答が集まり、平均は24.4万円でした。
では、就職してから5年後や10年後の月給については、いくらぐらいを希望額と考えている人が多いのでしょうか。
就職から5年後の月給の希望額を聞いたところ、「30万円~35万円未満」(31.2%)に最も多くの回答が集まり、平均は34.8万円でした。
また、就職から10年後の月給の希望額を聞いたところ、「40万円~50万円未満」(23.3%)や「30万円~35万円未満」(22.0%)、「50万円~60万円未満」(15.8%)に回答が集まり、平均は46.1万円でした。
▼大学生の将来設計に影響を与えた人物
全回答者(1,000名)に、自分の将来設計に影響を与えた人物を聞いたところ、芸能人では、1位「中田敦彦さん」(19名)、2位「松本人志さん」(10名)、3位「明石家さんまさん」(9名)となりました。
スポーツ選手では、「イチローさん」(70名)がダントツでした。幼い頃に描いた夢に向かってひたむきに努力を続け実現するという生き方に影響を受けた人が多いのではないでしょうか。以降、2位「大坂なおみさん」「本田圭佑さん」(いずれも16名)となりました。
ユーチューバーでは、1位「HIKAKINさん」(40名)、2位「東海オンエア」(26名)、3位「はじめしゃちょーさん」(13名)となりました。
また、アニメキャラでは、1位「ドラえもん(ドラえもん)」(17名)、2位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(13名)、3位「江戸川コナン(名探偵コナン)」(11名)となりました。
▼大学生の今
- 大学生の普段のくらし 「一人暮らしをしている」29%、「アルバイトをしている」66%、「外出自粛を心がけている」86%
まず、全回答者(1,000名)に、普段のくらしについて、一人暮らしをしているか聞いたところ、「している」は29.3%、「していない」は70.7%となりました。大学生の多くは、一人暮らしではなく実家暮らしをしているようです。
アルバイトをしているか聞いたところ、「している」は66.0%、「していない」は34.0%となりました。
男女別にみると、「している」と回答した人の割合は、女性では68.6%と、男性(63.4%)と比べて5.2ポイント高くなりました。
また、外出自粛を心がけているか聞いたところ、「心がけている」は86.0%、「心がけていない」は14.0%となりました。大多数の人は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出自粛を徹底しているようです。
- 「大学生活を楽しんでいる」71%、「夢に向かって挑戦している」59%、「社会貢献活動をしている」22%
- 「大学の講義はオンラインで受講することが多い」83%
大学の講義はオンラインで受講することが多いか聞いたところ、「多い」は82.8%、「多くない」は17.2%となりました。コロナ禍以降、大学の多くがオンライン授業を導入していることがうかがえる結果となりました。
また、夢に向かって挑戦しているか聞いたところ、「している」は58.5%、「していない」は41.5%となりました。夢や目標を叶えるために、日々努力しているという大学生は多いようです。
社会貢献活動をしているか聞いたところ、「している」は21.9%、「していない」は78.1%となりました。
- 「コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しい」53%、「経済面で生活苦を感じている」39%
- 「大学を中退しようと考えている」4%、経済面で生活苦を感じている人では6%
また、経済面で生活苦を感じているか聞いたところ、「感じている」は39.2%、「感じていない」は60.8%となりました。
コロナ禍でアルバイト収入を得ることについての実感別にみると、経済面で生活苦を感じている人の割合は、アルバイト収入を得ることが難しいと感じている人では54.8%と、半数を上回りました。
他方、大学を中退しようと考えているか聞いたところ、「考えている」は3.6%、「考えていない」は96.4%となりました。
生活苦の実感別にみると、「考えている」と回答した人の割合は、生活苦を感じている人では6.1%となりました。
▼大学生へのコロナ禍の影響
- コロナ禍の影響 「大学生活での家計に変化があった」55%
全回答者(1,000名)に、コロナ禍によって、自分の大学生活での家計(収入・支出など)に変化はあったか聞いたところ、「大きく変わった」が18.1%、「少し変わった」が36.7%で、合計した『変わった』は54.8%、「全く変わらなかった」が12.4%、「あまり変わらなかった」が32.8%で、合計した『変わらなかった』は45.2%となりました。
コロナ禍でアルバイト収入を得ることについての実感別にみると、『変わった』と回答した人の割合は、アルバイト収入を得ることが難しいと感じている人では71.5%と、アルバイト収入を得ることは難しくないと感じている人(36.1%)と比べて35.4ポイント高くなりました。コロナ禍でアルバイト収入が減ったことで、家計が悪化している人が多いようです。
- 「コロナ禍によって、マネー意識に変化があった」71% どのような変化があった? TOP2「節約しようと思うようになった」「貯蓄は大切だと思うようになった」
コロナ禍によって自分のお金に対する意識が変わった人(708名)に、どのような変化があったか聞いたところ、「節約しようと思うようになった」(79.7%)が最も高く、次いで、「貯蓄は大切だと思うようになった」(66.4%)、「家計管理は大切だと思うようになった」(45.1%)となりました。節約や貯蓄、家計管理がいかに大切かということを実感した人が多いようです。以降、「資産運用は大切だと思うようになった」(26.7%)、「将来のためにお金を使おうと思うようになった」(25.6%)が続きました。
- 「コロナ禍によって、将来設計に変化があった」56% 将来設計の変化は「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」がダントツ
では、どのように変わったという人が多いのでしょうか。
コロナ禍によって自分の将来設計が変わった人(562名)に、どのような変化があったか聞いたところ、「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」(42.2%)が最も高くなりました。“やりたいことは何か”ということを軸に、将来の仕事について考えるようになったという人が多いようです。以降、「とにかく就職できればいいと思うようになった」(32.6%)、「いつか結婚したいと思うようになった」(28.8%)、「老後はのんびり暮らしたいと思うようになった」(27.8%)、「将来、子どもがほしいと思うようになった」(19.6%)が続きました。
- コロナ禍でライフステージに対する意識が変化 「就職について考えるようになった」85% 「結婚」は49%、「子育て」は34%、「住宅購入」は21%が考えるようになったと回答
全回答者(1,000名)に、コロナ禍によって、【就職】について考えるようになったか、考えないようになったか聞いたところ、「よく考えるようになった」が35.8%、「少し考えるようになった」が48.7%で、合計した『考えるようになった』は84.5%、「全く考えないようになった」が1.4%、「あまり考えないようになった」が4.2%で、合計した『考えないようになった』は5.6%となりました。コロナ禍による雇用環境悪化を受けて、就職活動や将来の仕事・進路、今後のキャリア形成などについてコロナ禍前よりも意欲的に考えるようになったという人が増えたのではないでしょうか。
【結婚】については『考えるようになった』は49.2%、『考えないようになった』は14.0%、【子育て】については『考えるようになった』は33.9%、『考えないようになった』は13.3%となりました。
また、【住宅購入】については『考えるようになった』は20.8%、『考えないようになった』は13.2%となりました。
男女別にみると、『考えるようになった』と回答した人の割合は、【住宅購入】(男性25.6%、女性16.0%)では女性と比べて男性のほうが5ポイント以上高く、【就職】(男性81.2%、女性87.8%)と【結婚】(男性45.4%、女性53.0%)では男性と比べて女性のほうが5ポイント以上高くなりました。
- 「コロナ禍によって、将来の備えについて考えるようになった」72%
【将来の備え(預貯金・資産運用)】については、『考えるようになった』は71.7%、『考えないようになった』は6.1%と、大学生の大半が、将来の備えを自分事ととらえるようになったという実態が明らかになりました。
男女別にみると、『考えるようになった』と回答した人の割合は、女性では75.0%と、男性(68.4%)と比べて6.6ポイント高くなりました。
▼大学生の将来イメージ
- 「自分の将来は明るいと思う」55%、コロナ禍前の見通しと比べて12ポイント下降
全回答者(1,000名)に、自分の将来を明るいと思うか、暗いと思うか聞いたところ、「明るい」が10.4%、「どちらかといえば明るい」が44.4%で、合計した『明るい』は54.8%、「暗い」が10.7%、「どちらかといえば暗い」が34.5%で、合計した『暗い』は45.2%となりました。
では、コロナ禍前ではどのような見通しを持っていた人が多いのでしょうか。
新型コロナウイルスが流行する前、自分の将来を明るいと思っていたか、暗いと思っていたか聞いたところ、『明るい』は66.6%、『暗い』は33.4%となりました。
現在とコロナ禍前を比較すると、現在の見通しで『明るい』と回答した人の割合(54.8%)は、コロナ禍前の見通しでの割合(66.6%)と比べて11.8ポイント低くなりました。
- 自分の将来について感じる不安 TOP3「就職活動」「将来の仕事内容」「貯蓄」
- 自分の将来について相談できる相手 「母親」がダントツ
自分の将来について相談できる人を聞いたところ、「母親」(67.5%)が最も高く、次いで、「父親」(43.8%)となりました。以降、「学校の友人」(38.7%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高校時代の友人など)」(38.0%)、「兄弟姉妹」(21.4%)が続きました。
男女別にみると、「父親」(男性49.6%、女性38.0%)は女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、「母親」(男性64.8%、女性70.2%)と「学校の友人」(男性35.6%、女性41.8%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高校時代の友人など)」(男性33.6%、女性42.4%)は男性と比べて女性のほうが5ポイント以上高くなりました。
- 将来の備えとしてやりたいこと コロナ禍前では1位「学業に励む」、現在では1位「預貯金」
男女別にみると、「資産運用(株式・投資信託・FX・不動産投資など)」(男性39.0%、女性22.0%)は女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、「資格の取得(またはそのための勉強)」(男性41.8%、女性51.8%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。
コロナ禍前に、将来の備えとしてやりたいと思っていたことを聞いたところ、「学業に励む」(46.3%)が最も高く、次いで、「預貯金」(45.7%)、「資格の取得(またはそのための勉強)」(36.0%)となりました。
コロナ禍前にやりたいと思っていたことと現在やりたいと思っていることを比較すると、コロナ禍前にやりたいと思っていたことでは「学業に励む」(46.3%)が1位だったのに対し、現在やりたいと思っていることでは「預貯金」(56.5%)が1位となりました。
- 大学生が考える、初任給の希望額 平均24.4万円
- 将来の月給希望額は? 就職から5年後は平均34.8万円、就職から10年後は46.1万円
全回答者(1,000名)に、初任給の希望額を聞いたところ、「20万円~25万円未満」(49.3%)に最も多くの回答が集まり、平均は24.4万円でした。
では、就職してから5年後や10年後の月給については、いくらぐらいを希望額と考えている人が多いのでしょうか。
就職から5年後の月給の希望額を聞いたところ、「30万円~35万円未満」(31.2%)に最も多くの回答が集まり、平均は34.8万円でした。
また、就職から10年後の月給の希望額を聞いたところ、「40万円~50万円未満」(23.3%)や「30万円~35万円未満」(22.0%)、「50万円~60万円未満」(15.8%)に回答が集まり、平均は46.1万円でした。
▼大学生の将来設計に影響を与えた人物
- 将来設計に影響を与えた有名人 芸能人1位「中田敦彦さん」、スポーツ選手1位「イチローさん」
- 将来設計に影響を与えたユーチューバー 1位「HIKAKINさん」
- 将来設計に影響を与えたアニメキャラ 1位「ドラえもん」2位「竈門炭治郎」3位「江戸川コナン」
全回答者(1,000名)に、自分の将来設計に影響を与えた人物を聞いたところ、芸能人では、1位「中田敦彦さん」(19名)、2位「松本人志さん」(10名)、3位「明石家さんまさん」(9名)となりました。
スポーツ選手では、「イチローさん」(70名)がダントツでした。幼い頃に描いた夢に向かってひたむきに努力を続け実現するという生き方に影響を受けた人が多いのではないでしょうか。以降、2位「大坂なおみさん」「本田圭佑さん」(いずれも16名)となりました。
ユーチューバーでは、1位「HIKAKINさん」(40名)、2位「東海オンエア」(26名)、3位「はじめしゃちょーさん」(13名)となりました。
また、アニメキャラでは、1位「ドラえもん(ドラえもん)」(17名)、2位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(13名)、3位「江戸川コナン(名探偵コナン)」(11名)となりました。
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