2019年リモートワーク実態調査の結果を発表。リモートワークの理想と、現実とは?

時間と場所を重視したいビジネスパーソンは、リモートワークに興味あり。導入する会社は人材獲得のチャンス。

ラウンズ株式会社

ラウンズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:合田翔吾)が運営するリモートワーク・テレワーク専門メディア『シゴトバ 』では、リモートワークに関する実態調査をオンラインで行いました。
※ こちらの記事は掲載当時から、以下の情報について変更したものを掲載しています。(2020.9.15)
  • Xchat は 2020年4月にroundz(ラウンズ)にサービス名を変更しました
  • 株式会社GOWiDEは2020年4月にラウンズ株式会社へ社名変更・住所変更しました

2019年はオリンピック前最後のテレワーク・デイズが開催され、首都圏を中心としてリモートワーク・テレワークの取り組みに関心が集まりました。ラウンズ では、リモートワーク専門メディア「シゴトバ 」の読者を対象に、「リモートワークが求めらる理由」「リモートワークをしている頻度」など、リモートワークの実態について調査を行いました。

< 調査結果 >
【1】 リモートワークをしたい理由は、「子育て・介護のため」と「通勤時間の削減」が2トップ

 

 

リモートワークをしたい理由について「シゴトバ 」読者114人にオンライン調査をしたところ、「子育て・介護のため」(28.9%)「通勤時間を削減するため」(28.1%)が多くの票を集めました。また、「家族の仕事の都合で居住地が限定される」(14%)や、趣味のために住む場所を選びたい(13.2%)など、「住む場所」に理由を持っている人が合わせて3割近くいることがわかりました。
一方、リモートワークに興味がないと答えた人は全体のわずか0.9%にとどまり、何らかの理由でリモートワークをしたいと考えている人が 90%以上いることが分かりました。

【2】 テレワーク・デイズ期間以外でもリモートワークをしている人は 38.1%
 

 


こちらは総務省や経産省が主体となって行われたテレワーク・デイズ期間中(※)に、リモートワークの頻度について調査した結果です。全体の10.5%の人が、テレワーク・デイズ期間にのみリモートワークをしていると答えており、テレワーク・デイズのイベントによる啓蒙効果が見られました。また、テレワーク・デイズ期間以外でもリモートワークをしている人が全体の38.1%に上ることから、イベントと関係なくリモートワークを日々利用できる環境を整えている企業が一定数存在することが明らかとなりました。
一方で、テレワークデイズ期間でもそうでなくてもリモートワークを全くしないという人は、全体の約半数となりました。

(※) 2019年度は7月22から9月6日

【3】 リモートワーク中の「会話」は、Web会議ツールの利用が多数派


リモートワーク中に上司や同僚と会話をする方法について「シゴトバ 」読者105人に調査を行ったところ、リモートワーク中に会話をしないと答えた人は全体の2.9%にとどまり、何らかの方法で会話をすることが多いようです。その方法としてはWeb会議ツールを利用すると答えた人が多数派で、ICTツールの利用がリモートワークの鍵となっていることが分かります。

【4】2019年リモートワーク実態調査まとめ
 今回の調査では、
  • 多くの人がリモートワークを希望している
  • 3-5割の人はリモートワークをしていない
  • リモートワーク中はWeb会議ツールを利用して会話している
ことが明らかとなりました。米RPAサービス「Zapier」の調査によれば、アメリカのナレッジワーカーの26%が、「リモートワークや自由な勤務スケジュールを提供されなかったことが原因で会社を辞めたことがある」(https://shigoto-ba.com/archives/234)と回答しています。
日本では現在リモートワークの需要と供給が非常にアンバランスな関係となっており、フルリモートワーク(※)を選択できるようにした企業では求人がそれまでの3〜20倍にアップ(弊社調べ)するなど、柔軟な働き方を提供できる企業がより多くの人材を惹きつけている状態です。

一方、日本ではまだ「リモートワークの導入=難しい」という認識が一般的です。弊社では、リモートワークメディア「シゴトバ 」を通じて今後も日本のリモートワーク文化の醸成のための情報発信を続けていきます。また、現在リモートワークを導入できていない企業や、導入しているにも関わらず実態として利用できていない企業につきましては、コンサルティングも行っておりますので是非ご検討ください。

(※) 常時リモートワークをすること

< 調査方法 >
方法:リモートワーク専門メディア「シゴトバ 」読者へのオンラインアンケート
調査時期:2019年2月〜8月
調査人数:のべ430人
(※) 調査項目ごとに、調査時期・人数が異なります


▪️『シゴトバ 』 概要


リモートワーク・テレワーク専門メディア「シゴトバ 」は、「日本にテレワーク文化を。」をキャッチコピーに、日本でまだ理解・普及が進んでいないテレワーク・リモートワークという働き方の文化の醸成を目指して情報提供を行っています。
URL:https://shigoto-ba.com/


▪️ ラウンズ株式会社 概要

 

ラウンズは、「すべての人にテレワークという選択肢を。」をキャッチコピーに、以下の事業を行っています。​

リモートワーク専門メディア「シゴトバ 」の運営
URL: https://shigoto-ba.com/
リモートワーカー向け音声コミュニケーションサービス「roundz(ラウンズ)」の提供
URL: https://roundz.jp/

商号:ラウンズ株式会社
代表者:代表取締役社長 合田翔吾
設立:2018年10月29日
URL:http://gowide-inc.com
事業内容:テレワーク・リモートワーク専門メディア「シゴトバ 」の運営、roundz の企画・開発・運営、テレワークコンサルティング
受賞歴:テレワーク先駆者百選(2019年11月)

 

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会社概要

ラウンズ株式会社

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URL
https://roundz.jp/corp/
業種
情報通信
本社所在地
渋谷区道玄坂一丁目16番6号
電話番号
050-3707-7294
代表者名
合田翔吾
上場
未上場
資本金
9764万円
設立
2018年10月