「LEGAL LIBRARY(リーガルライブラリー)」 有斐閣と連携し『注釈民事訴訟法』などの古典書籍の著作権活性化
法律書籍を自由に検索閲覧できる「LEGAL LIBRARY(リーガルライブラリー)」を運営する株式会社Legal Technology(本社:東京都千代田区)は、株式会社有斐閣(本社:東京都千代田区)と連携し、著作権を活性化する「叡智の掘り起こしプロジェクト」を開始しました。
■ 古典書籍が抱える課題
出版から長い年月を経た古典書籍の中には、現在でも参照価値が高く、リサーチでも頻繁に参照されている書籍が少なくありません。しかし、その多くはすでに絶版になっていたりするなど、書店で入手することが困難となっています。また、このような古典書籍を電子書籍として配信する場合には、紙媒体での出版権とは別に新たに公衆送信権を取得しなければなりませんが、古典書籍はすでに著者が所在不明となっていることもあり、その許諾の取得も容易ではありません。
そのため、これまで先人達が蓄積してきた「叡智」たる法律書籍が活用されず、眠ったままになっていることが少なくありません。
今回の「叡智の掘り起こしプロジェクト」では、このような問題を解決するために、過去の古典書籍の著作権関係を整理し、文化庁の裁定申立て制度なども活用のうえ、積極的に著作権の処理を行い、流通させることで、現代によみがえらせることを目指します。
■ 注釈民事訴訟法とは
本プロジェクトでは、最初に1991年から1998年に発刊された『注釈民事訴訟法(1)~(9)』などを対象として著作権処理を実施します。同シリーズは、第一線の民事訴訟法学者と練達の実務家が執筆し、これまでの理論上の問題を整理し判例・学説の展開を踏まえ,実践と理論の架橋をめざす、最も信頼のおける本格的注釈書の一つです。1996年(平成8年)制定の現行民事訴訟法の前に施行されていた旧民事訴訟法に関する注釈書ですが、現行法で内容が維持された規定も多く、現行法の解釈に大いに参考になるものとして図書館などで非常によく閲覧されています。
■「LEGAL LIBRARY」とは
「LEGAL LIBRARY」は、信頼できる法律専門書や官公庁等が作成している各種資料をデータベース化し、クラウド上から横断的に検索し、閲覧することができるリサーチシステムです。すでに大手法律事務所や上場企業の法務部をはじめ3,000名以上の有料会員が利用しており、今後、貴重な古典書籍も含め益々の書籍の充実を図り、更なる利便性の高いリーガルリサーチサービスを提供していきます。
■ 株式会社 有斐閣
1877(明治10)年創業。日本の社会科学・人文科学系アカデミズムの学術的成果を社会に広く還元し、学問のさらなる発展に貢献すべく、およそ13,000に及ぶ書籍タイトルを出版してきた学術書出版社です。現在では、社会科学(特に法学)と人文科学の研究書や大学向け教科書、一般教養書、法律分野の定期刊行物(『六法全書』『ジュリスト』『法学教室』等)などを出版しています。
■STANDARDプランを10日間無料体験可能
LEGAL LIBRARYでは、現在、STANDARDプランを無料でお使いいただくことのできる10日間のFREE TRIALをご提供しております。ご希望の方は下記HPより「無料トライアル」をクリックしてください。
※法人・法律事務所単位でトライアルをご検討の方は、下記ホームページの問い合わせフォームよりお問い合わせください。
【LEGAL LIBRARY(リーガルライブラリー)】
https://legal-library.jp/
■Legal Technology 概要
会社名 株式会社Legal Technology
所在地 東京都千代田区内神田1丁目4番10号 ATS大手町ビル8階
代表者 代表取締役CEO 弁護士 二木康晴
U R L https://www.legal-technology.jp
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