瀬戸内国際芸術祭2019に台湾発のアートが旋風を巻き起こす
瀬戸内国際芸術祭2019春会期が4月26日(金)に開幕を迎えた。開幕式には、台湾の参加アーティスト3組――王文志(ワン・ウェンチー)氏、林舜龍(リン・シュンロン)氏、Vocal Asia(ボーカルアジア)の代表者が出席し、共に台湾発のアートパワーを発信。
開幕式に参加した台湾アーティスト
王文志作品『小豆島の恋』、宋隆泉撮影、王文志提供
林舜龍作品『国境を越えて・波』、達達創意提供
また、瀬戸内国際芸術祭の夏季プログラムの一環として、台湾を本拠地とするボーカルアジアフェスティバル(略称VAF)が日本に初上陸する。アジア最大規模のアカペラの祭典であるVAFは、2011年よりアジアの主要都市で開催されてきた。香川県と共催する本年度のVAFは、アカペラ大会を始め、ワークショップ、教育フォーラム、ホール公演を行うほか、「島と世界に捧げる歌―日台音楽交流会」も高松市で開かれる。台湾からは、原住民歌手の桑布伊(サンプーイ)氏、O-Kai Singersなどが登場する予定。CEOの陳氏は「小豆島や豊島にも出かけて歌声を披露することで、アート作品との対話を始め、地元との交流も図っていきたい」と意欲を示した。
開幕式に駆け付けた台湾文化センター長王淑芳(おう・しゅくほう)は「瀬戸内国際芸術祭2019に参加している225組のアーティストのうち、台湾からの招聘は計3組。過去最多人数を記録し、内容も豪華である。今後も、台湾人作家が活躍する機会が増えていくことを期待している」と述べた。
王文志氏と林舜龍氏の作品は、秋会期を跨って11月4日までの展示予定。2019ボーカルアジアフェスティバルは、8月9日から12日にかけて高松市で開催される。
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