【奥会津】奥会津の未来を、共に描き動かす仲間へ。全国の先進事例から学ぶ地域づくり講座「奥会津共創カレッジ」参加者募集!
現場で地域と向き合いながら活躍中の厚真町、海士町、南相馬市、釜石市の講師陣からオンラインと対面で学ぶ全6回。奥会津の「次の一歩」を共に創る。
只見川電源流域振興協議会(福島県大沼郡金山町)は、奥会津の未来を共に創り、実践していくことを目指す連続講座「奥会津共創カレッジ」を開講し、参加者の募集をしております。本カレッジは、全国で地域共創の先進的な取り組みを実践するゲスト講師から直接学び、奥会津地域で実現可能なアクションプランを創り上げることを目的としています。参加費は無料で、地域づくりの経験は問いません。

■これまでの取り組みと本カレッジ開講の背景
只見川電源流域振興協議会では、これまでも奥会津の未来を地域の方々と共に考える取り組みを重ねてまいりました。
昨年度は、地域の課題や資源、未来へのアクションを一枚の絵図にまとめる「奥会津版 地域まんだらワークショップ」を開催 。地域の現状や可能性について語り合う対話の場を設け、一人ひとりの「やってみたい」という想いを育んできました 。
また、「奥会津から”中間支援”の未来を考えるフォーラム」では、行政と住民、地域内外といった多様な関係者をつなぐ「中間支援」の重要性について、先進地のゲストを交えて探求しました。
これらの取り組みを経て、奥会津の未来に向けた対話と機運が深まる中、次なるステップとして、具体的なアクションプランの創出と実践につなげるためのより実践的な学びの場として「奥会津共創カレッジ」を開講する運びとなりました。




■「奥会津共創カレッジ」とは
全国の多様な中間支援や地域共創の先進事例から学び、奥会津地域で実現可能な具体的なアクションプランを共に創り上げ、実践していくことを目指す連続講座です。「奥会津を元気にしたい」「地域のために何かしたいけれど、何から始めればいいかわからない」といった想いを持つ人々が集い、学びと実践を始める場です 。
<本カレッジの5つの特徴>
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第一線で活躍するゲスト講師陣から直接学べます 。
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オンラインと対面の組み合わせで、どこからでも参加しやすいプログラムです。
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実際に先進地(南相馬市小高区)を訪れ、現場の熱気を体感できる視察研修があります。
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多様な参加者との対話を通じて、新たな視点とつながりが生まれます。
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講座期間中から終了後まで、あなたの「やりたい」を形にするためのフォローアップを行います。
■こんな方におすすめです
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奥会津地域にお住まい、または関心のある方
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行政職員、NPO/地域団体スタッフ、企業関係者、学生、地域住民など、立場は問いません
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地域づくり活動の経験者、これから始めたいと考えている方
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新しい学びや人との出会いを求めている方
■講座スケジュールと講師陣
ナビゲーター:石井 重成 氏
青森大学准教授、奥会津地域共創フェロー。経営コンサルティング会社を経て、東日本大震災を機に岩手県釜石市へ移住。地方創生の戦略立案や官民パートナーシップを統括。
【第1回】 7月27日(日) 14:30~17:00 対面開催
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テーマ:キックオフ 奥会津の未来を共に描く~中間支援組織の可能性~
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会場:三島生活工芸館
【第2回】 8月27日(水) 18:30~20:30 オンライン開催
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テーマ:「起業型」地域おこし協力隊で地域に「創発」を生みだす仕組み【北海道厚真町】
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講師:花屋 雅貴 氏(エンカレッジ株式会社 代表取締役)
山口県出身。西粟倉村エーゼログループの「ローカル」の各種プロジェクトに参画。2018年10月より厚真町での活動を開始、2023年9月にエンカレッジ株式会社を創業し、「全方位1on1」を軸とした中小法人向け組織運営支援サービスを提供している。
【第3回】 10月6日(月) 18:30~20:30 オンライン開催
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テーマ:持続可能な地域をつくる公民連携【島根県海士町】
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講師:阿部 裕志 氏(株式会社 風と土と 代表取締役)
愛媛生まれ。トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして働いた後、人口2,300人の島・海士(あま)町に2008年移住、起業。100社以上が参加するリーダーシップ研修「SHIMA-NAGASHI」を行う人材育成事業を中心に、出版社「海士の風」を運営する出版事業、「海士町創生総合戦略」など島の課題を解決する地域づくり事業を行う。
【第4回】 10月17日(金)~18日(土) 先進地視察
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テーマ:地域課題解決の拠点づくりと実践【福島県南相馬市】
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視察先:南相馬市小高区
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講師:和田 智行 氏(OWB株式会社 代表取締役)
南相馬市小高区(旧小高町)生まれ、在住。小高区に居住しながら東京のベンチャーの役員にリモートワークで参画。2011年3月の原発事故により家族とともに約6年間の避難生活を余儀なくされるも、2014年には避難先の会津若松から通いながら当時まだ居住が認められなかった小高区にて創業。「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をミッションに掲げ、一度は住民ゼロとなった町に20以上の事業を創出している。
【第5回】 11月19日(水) 18:30~20:30 オンライン開催
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テーマ:「稼ぐ地域」の仕組みづくり【岩手県釜石市】
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講師:河東 英宜 氏(株式会社かまいしDMC 代表取締役)
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パソナグループ内投資政策委員会事務局にて地方創生事業に取り組むなかで、2018年に(株)かまいしDMC設立に出資参加。自走型DMOを実践し、2021年、2023年に観光庁長官表彰。サスティナブルツーリズムの基準を地域運営に取り入れ、世界の持続可能な観光地100選に7年連続選出されている。岩手県観光協会専門家アドバイザー等、全国各地で観光推進アドバイザーを務める。
【第6回】 12月13日(土) 14:30~17:00 対面開催
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テーマ:修了式 奥会津地域の「中間支援組織」に向けたネクストステップ!
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会場:只見町季の郷湯ら里
■募集要項
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募集期間: ~ 2025年7月23日(水)
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対象: 奥会津に関心のある方ならどなたでも(居住地、経験、所属は問いません)
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定員: 20名 ※応募多数の場合は選考となる可能性があります 。
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参加費: 無料 ※現地までの交通費など一部自己負担となる場合があります 。
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申込方法: 下記のお申込フォームよりお申し込みください 。
※ご記入された個人情報等は本事業の実施のみに使用し、回答者本人の同意なくしては第三者に提供することはありません。
■主催・運営
本事業は、只見川電源流域振興協議会が主催する「奥会津地域人材共創業務」の一環として、一般社団法人地域・人材共創機構が運営します 。電源立地地域対策交付金により実施されています 。
■お問い合わせ先
只見川電源流域振興協議会
〒968-0006 福島県大沼郡金山町大字中川字上居平933番地
TEL: 0241-42-7125
■お知らせのWEBページ
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