日本カーリング界トップチームによる無観客での強化試合の開催について

～WCT-Japan 日本TOPチーム強化試合㏌軽井沢～

日本国際広報戦略機構 (Japan Institute of Culture & International Exchange)

2020年12月15日 17時09分

一般社団法人日本国際広報戦略機構は、WTC-Japanとテレビ朝日との共催で、公益財団法人日本カーリング協会による日本代表候補チームの強化合宿の最終日程12月18日（金）～20日（日）の3日間に、日本のカーリングTOPチームによる強化試合を軽井沢アイスパークにおいて、成果を発揮する場として、無観客で行います。

ワールドカーリングツアー日本大会軽井沢国際カーリング選手権 2019年からの様子

参加チーム　男子・女子　各4チーム

男子：北海道コンサドーレ札幌、TM軽井沢、SC軽井沢クラブ、札幌国際大学
女子：ロコ・ソラーレ、中部電力、北海道銀行フォルティウス、富士急

2018年平昌五輪で女子が銅メダルを獲得し、今後の飛躍が期待されている日本のカーリング界ではありますが、新型コロナウイルス感染症の影響による海外遠征の中止、国内大会の相次ぐキャンセルなどにより、2022年北京五輪に向けた選手強化に大きな支障をきたしています。

例年どおりのスケジュールであれば、五輪出場チーム・世界選手権出場チーム等をはじめ著名なチームが国内外から多く参加する世界ランキングを決めるコンペティション「ワールドカーリングツアー」の日本大会“軽井沢国際カーリング選手権大会”が12月中旬～下旬にかけて行われる予定でした。
ワールドカーリングツアー日本大会は、毎年2月に行われる代表選考会である日本選手権前に世界の強豪と戦う最も重要な大会です。この大会で、世界とのレベルを見極め、代表選考会にて五輪・世界選手権で戦えるチームを選ぶのが通例でした。

しかし今年は、長引くコロナ禍にあって、海外からの強豪チームを招聘できないことから、このワールドカーリングツアー日本大会も中止せざるを得ない状況となりました。
そこで公益財団法人日本カーリング協会により、厳しい練習環境の中、少しでも競技力の向上を図るため、日本代表候補チームの強化合宿を12月16日～20日に軽井沢にて実施することになり、過去2年の日本選手権上位入賞チームから男女4チームが選抜されて参加します。

強化合宿最終日程となる3日間（12月18日～20日）において、WCT-JAPAN主催、一般社団法人日本国際広報戦略機構・テレビ朝日共催による、日本代表候補チーム特別大会「ワールドカーリングツアージャパン日本TOPチーム強化試合」を開催することとしました。
また最終日には、普段見ることができない男女チームでの対決「ロコ・ソラーレ対コンサドーレ札幌」というエキシビジョンマッチをスキンズゲーム形式で行う予定です。

「ワールドカーリングツアージャパン日本TOPチーム強化試合」を実施することにより、来年以降のワールドカーリングツアー日本大会の復活、継続を図りながら、それ以上にスポーツ競技として新型コロナウイルス感染症対策を講じた新たな取り組みを発信し、緊張感のあるコンペティションだからこそ可能な競技力向上の場を選手へ提供し、2022年北京五輪での活躍への繋げること、日本のカーリング界を応援いただいている皆様への元気・希望を届けることを目標としています。

大会の様子については、BS朝日、CSテレ朝チャンネル２で放送するとともに、この種のスポーツ大会の生中継に定評のあるLIVE-Linkがライブ配信することとしています。また、WCT-JAPANのYouTubeチャンネルにおいても配信予定です。
これらの放送、配信を通じて、平昌オリンピックで、日本中をわかせたカーリングの魅力を改めて多くの方々に伝えたいと願っています。

ワールドカーリングツアー日本大会軽井沢国際カーリング選手権 2019年からの様子