異常検知AIのアダコテック、モノづくりの検査・検品を自動化する「AdaInspector Cloud」を英語対応。海外利用を推進。
「HLAC(エイチラック)」特徴抽出法※1を用いた画像・動画解析によりモノづくりの検査・検品の自動化を促進する株式会社アダコテック(本社:東京都千代田区、代表取締役:河邑 亮太、以下、アダコテック)は、2021年11月11日(木)に「AdaInspector Cloud」を英語対応しました。
- 開発背景について
展示会への出展を通して複数の国際的企業との取り組みがスタートしたことを受け、「AdaInspector Cloud」に英語版を追加することにより、多言語対応を実現しました。
今回の出展により海外における製造現場や検査市場に対する解像度をより高め、多言語対応によって今後海外へ事業を進出していく足掛かりとしていきたいと考えております。
アダコテックは「AdaInspector Cloud」の工場の実ライン導入を国内外において加速し、検品・検査の自動化を普及していくことで製造現場における生産性向上に技術で貢献してまいります。
- AdaInspector Cloudとは
AIを活用した画像解析によって検査モデルの作成を自動化し、検査対象となる製品画像の前処理の最適化、複数パターンの組合せによる学習手法の最適化処理、性能と処理速度の向上を実現しました。
※1 HLAC特徴抽出法とは:画像の解析や認識等に用いられる認識精度に優れた汎用かつ高速な特徴抽出法。検査対象の形状や大きさを計算する際、複雑な処理を行うDeep Learning技術とは対照的に、画素値(各画素の色の濃淡や明るさを表す値)を積和演算するのみで算出可能なので、市販PCで瞬時に計算できる。また、位置不変性(認識対象の位置が変わっていても同じものだと認識できること)及び、加法性(対象が2つある場合にそれぞれの特徴の和が全体の特徴となること)という特性から、画像のなかで同じものを表す領域の境界線を見つける必要がないことや(セグメンテーションフリー)、画像に複数の異常が発生した場合も個別に特徴を認識することができるといった、画像認識にとって好ましい性質を備えた特徴抽出法である
- 株式会社アダコテックについて
本技術は、少ないデータ量で高精度の解析ができるほか、異常として学習したものを検出するのではなく「正常を逸脱したものを検出する」モデルのため、前例のないようケースも含めてほぼ100%異常を検出することが可能です。また、常時並列演算を必要としないことから計算処理の負担が小さく、ノートパソコンのような汎用PCでもミリ秒オーダーの処理を実現・運用できるのも強みです。
検査・検品の自動化をはじめ、お客様の生産性向上に技術で貢献し、「モノづくりの進化と革新を支える」というビジョンを実現していきます。
会社名:株式会社アダコテック
設立: 2012年3月
所在地:東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水302
代表:代表取締役 河邑 亮太
資本金:1億円(資本準備金含まず)
サービス内容:製品検査・検品の自動化
URL:https://adacotech.co.jp/service
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