閉ざされた不動産情報を、より活用しやすく
AIで不動産図面を構造化する新しい不動産情報基盤「Open Room」を提供開始

株式会社オープンルーム(本社:東京都千代田区、代表取締役:田沼豊寿)は、不動産会社が保有する販売図面や物件資料をAIによって解析・構造化し、これまで一般消費者がアクセスしづらかった物件情報を検索・閲覧できる新しい不動産プラットフォーム「Open Room(オープンルーム)」を2026年7月より提供開始します。
日本の不動産業界では現在も多くの物件情報が紙図面やPDF、画像データなどの形式で流通しています。これらの情報は人が閲覧することを前提に作られているため、検索や再利用が難しく、インターネット上で十分に活用されていない情報も少なくありません。
また、不動産会社ごとにフォーマットや記載方法が異なることから、物件情報は存在していても、
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検索できない
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比較しづらい
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消費者に届きにくい
という課題が長年存在してきました。
Open Roomは、当社が提供する不動産会社向け営業支援プラットフォーム「Forest(フォレスト)」を通じて蓄積される年間100万件以上の不動産図面を、AI・OCR・画像認識技術によって解析し、住所・価格・面積・間取り・設備情報などの検索可能なデータへ変換することで、これまで活用が難しかった不動産情報を消費者が閲覧できる形で提供します。
なお、この「不動産図面から物件情報を抽出し、構造化データとして活用する仕組み」について、当社は特許第7699413号を取得しています
不動産情報流通に残る構造的課題
住まい探しは人生における最も重要な意思決定の一つですが、日本の不動産市場では依然として情報の非対称性が大きく、消費者が十分な情報を得ながら比較検討することが難しい場面があります。
LIFULL社が2023年に実施した調査によると、約9割の利用者が「不動産エージェントとの相性は重要」と回答する一方で、同じく約9割が「相性の良いエージェントに出会えるかは運の要素が大きい」と回答しています。
現在の住まい探しでは、どの不動産会社に問い合わせるか、誰が担当者になるかによって体験が大きく左右される状況が存在しています。
一方、不動産エージェント側にも課題があります。
当社が提供するForestユーザー85名を対象に実施した調査では、回答者の100%が何らかの集客課題を抱えていることが分かりました。
主な課題として、「物件を掲載しても反響が得られない(33%)」「ポータルサイトの掲載費用が高額(29%)」「問い合わせ時点で顧客ニーズが把握しづらい(19%)」などが挙げられています。
このように現在の不動産市場では、
・消費者は自分に合ったエージェントを見つけにくい
・エージェントは自分に合った顧客と出会いにくい
という双方の課題が存在しています。
■Open Room(新サービス)とは
Open Roomは、物件と不動産エージェントをつなぐ新しい不動産検索サービスです。従来の不動産ポータルでは、物件単位での検索が中心であり、エージェントの違いが見えにくいという特徴がありました。これに対しOpen Roomでは、
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物件情報
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その物件を扱う複数の不動産エージェント
を紐づけて公開することで、消費者が「どのエージェントに問い合わせるか」を自ら選択できる仕組みを提供します。

■データ基盤と特許技術が生み出す新たな不動産情報流通
Open Roomの実現を支えているのが、不動産仲介支援サービス「Forest」によって構築されたデータ基盤と、それを支える独自の特許技術です。
日本の不動産業界では、物件情報の多くが販売図面やPDF、画像データなどのいわゆる非構造化データで交換・管理されており、会社ごとにフォーマットも異なるため、情報は存在していても検索や再利用がしづらい状態にあります。
Forestは、こうした不動産エージェントの日常業務の中で扱われる情報に着目し、販売図面や物件資料などの画像データから、AI・OCR・画像認識技術を用いて物件情報を抽出し、住所、価格、間取り、面積などの検索可能なデータとして整理・登録する仕組みを開発しました。これは、画像という非構造化データとして存在していた物件情報を、活用可能な構造化データへと変換するプロセスです。この一連の処理は、当社が開発した特許技術(特許7699413)に基づいています。

またOpen Roomは、単なる物件検索にとどまらず、「どこで暮らすか」を含めた意思決定支援も重視しています。そのため、物件情報だけでなく、周辺環境や街の住みやすさに関するデータを可視化する情報サイト「OPEN MARKET(https://market.openrm.jp/)」もサービス内に組み込まれています。
消費者は、物件そのものだけでなく、周辺施設、エリア特性、人口動態、暮らしやすさ、相場情報などの情報もあわせて確認することができ、より立体的かつ納得感のある住まい探しが可能になります。
これによりOpen Roomは、「物件を探すサービス」にとどまらず、「どの街でどのように暮らすか」まで含めた意思決定を支援する不動産総合情報プラットフォームを目指しています。
■代表コメント
日本の不動産市場は、海外と比較して情報のデジタル化が遅れていると言われています。紙、FAX、PDFといった形式でバラバラに管理されている物件情報は、長年にわたり業界の非効率性と情報の非対称性を生み出してきました。
当社は創業当初から、「これらの分散した情報を一つのデータとして集約し、誰もがアクセスできる社会にする」という構想を抱き、活動してきました。
Open Roomは、その構想を実現する第一歩となるサービスです。本サービスの普及によって、消費者にとってはより透明性の高い住まい探し、不動産エージェントにとっては新しい集客の機会が生まれ、従来のポータル依存型の集客構造からの転換を促進させることで、業界全体の情報の非対称性が解消されていくことを期待しています。
■オープンルームについて
1) 会社概要
株式会社オープンルームは、不動産業界向けに業務効率化ツールを手掛ける不動産テックベンチャーです。2017年9月に創業し、主力商品であるフォレストの自社開発ならびに運用を手掛け、大手での導入実績も有しています。2020年10月には、全国36,700社の不動産会社で構成される公益社団法人 全日本不動産協会との間で、加盟会員における不動産実務のDX化を共同で推進することを目的に業務提携を行いました。
社名 : 株式会社オープンルーム
代表者 : 代表取締役 田沼 豊寿
所在地 : 東京都千代田区九段南1-6-5
設立 : 2017年 9月
資本金 : 57,500,832円
URL : https://openrm.co.jp/
2)フォレストについて(https://forest.openrm.jp/)
フォレストは、「不動産仲介をより明るく快適に」をミッションに2026年3月までに延べ10,000名以上の不動産エージェントによって登録利用されるクラウド型営業支援SaaS です。大手企業での導入や大手業界団体との業務提携などの実績も有しています。無料から利用できる「フォレストFREE」に加え、利用目的や事業規模に応じて選択可能な有料プランとして「LIGHT」「STANDARD」「PRO」の3つのプランを提供しています。
フォレストでは、不動産エージェントが日々取り扱う販売図面や物件資料を、AI・OCR・画像認識技術によって自動的にデータ化し、物件情報として蓄積・管理することが可能です。プランは、不動産会社の多様なニーズに対応するため、段階的に機能を拡張できる設計となっています。
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LIGHTプラン:基本的な図面データ化や物件管理機能を備え、小規模事業者や初めてデジタル化に取り組む企業でも導入しやすいエントリープラン
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STANDARDプラン:複数物件の一括管理やデータ活用機能を強化し、日常業務の効率化と営業活動の高度化を支援
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PROプラン:帯替えなどの図面編集作業の自動化に加え、顧客への物件提案や進捗管理までを一元化し、営業活動全体のデジタル化を実現
これにより、不動産会社は自社の成長フェーズや業務体制に応じて、無理なくデジタル化を進めることが可能です。
<報道関係者によるお問い合わせ先>
株式会社オープンルーム 広報担当
TEL : 03-6451-1608 / E-mail : contact@openrm.jp
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