『お金が増えるノート術』新著が幻冬舎より12/13(水)発売!【株式会社シナジーブレイン 安田 修】
ノートに書くとお金が増える!お金の本質を理解して、未来に投資する!
12/13(水)に弊社代表取締役 安田の5冊目の著作となる『お金が増えるノート術』が発売になります。
貯める・稼げる・殖えるの3つのステップ、 ノートに書くことでお金が増える考え方が身につきます。
新NISA、新紙幣、インフレ、副業、起業……2024年「お金の新時代」が動き出す!
さあノートを開いて、お金のことだけ考えよう。
10年後の自分を思い描きながら、未来へ投資しよう。
【本書の構成】
1章 貯める・稼ぐ・殖やす? 現在のステージを確認する
・ノートは、未来にアクセスするための、もっとも手軽な道具
・「大切なのはお金じゃない」と言う人にお金は集まらない
・給料の総支給額と手取り額をすぐに答えられますか?
・重要なのは、10年後にどうなっていたいか
・「なぜお金がほしいのか」という問いに明確に答えられる人は少ない
2章 お金が「貯まる」ノート術(資産がマイナス)
・給与明細、レシートなどを見てお金の出入りを詳しく書き出す
・まずは変動費から削減! さらに固定費が減ると効果は大きい
・クレジットカードとポイントにどこまでこだわるか
・「得をする」観点よりも、「収支が見える・便利である」点を重視
・お金を払ってでも時間を削減して、浮いた時間でお金を稼げば良い
・借入返済も貯金も実現する、唯一の方法は「天引き」
・生活資金と貯金の口座を分けて、引き出しにくい環境を作る
3章 お金が「殖える」ノート術:準備編(資産0~100万円)
・資産100万円の人が投資をしても成果は期待できない
・リスク覚悟で投資しても、期待できるのは4~5%のリターン
・長い時間をかけるほど、お金は爆発的な殖え方をする
・本気の投資は資産が500万円を超えてからがいい
・節税はiDecoとNISA、ふるさと納税をフル活用
・投資目的での保険は必要ない
・10年国債の利回りを超える投資には必ずリスクがある
・あらゆる行動において「投資」という発想を持つ
4章 お金が「稼げる」ノート術(資産100万~500万円)
・ノートに書いて人生計画を明確にすれば、行動が変わる
・自由になるにはビジネスを持つか、投資家になるしかない
・本業の収入を上げる方法は、出世か転職の2つだけ
・副業で、何でも良いから最初の1円を稼ぐ方法
・スモールビジネスなら100万円あればスタート可能
・「誰の役に立つか」でビジネスアイディアを見つける
・起業の壁になる「メンタルブロック」の乗り越え方
5章 お金が「殖える」ノート術:実践編(資産500万円~)
・資産運用に楽しさを求めると痛い目に遭ったりダマされたりする
・資産運用の基本は分散であり、ポートフォリオが一番重要
・株式投資は「守り」、預金はノーガードの「攻め」と理解する
・投資の結論は「ドルコスト平均法で上場投資信託(ETF)」
・新NISA対応! 分散投資のオススメETF7選
・個別株への投資は資産10~20%程度で「楽しんで」
・目指すゴールとしてのFIREってどうなの?
・お金の「一人合宿」をしよう!
【「はじめに」を全文転載】
今すぐノートを開いて、未来に「投資」しよう
突然ですが、あなたには、こんな悩みや不安がありませんか?
・お金に対する漠然とした不安がある
・お金が全然、貯まらない
・お金を稼ぎたいけれど、やり方がわからない
・投資の勉強をしてみたいと思っている
・お金が苦手、お金のことを考えるのが怖い
これらを「たった一冊のノートが解決してくれる」と言ったら、信じてもらえるでしょうか。この本は、そんな噓みたいなことを実現する本です。
まだ冒頭ではありますが、先に、もっとも重要なことをお伝えします。
「お金の不安を解決するためには、お金の本質を理解して、未来に投資するしかない」
では、お金の本質とは何か。それは、次のページの図に集約されます。
※図は本書のものとは異なります。
今はまだ全てを理解できないかもしれませんが、それで構いません。本書ではノートを使ったワークを通じて、その「お金の本質」を体得できるように、じっくりと解説していきます。
まず、お金は「フロー資産」です。フロー資産とは、時間が経つと失われる資産のこと。
お金は、同じフロー資産である時間や体力などと交換することができます。
私たちは普段、お金・時間・体力といったフロー資産同士を交換しながら日々の生活を送っています。働いて給料をもらい、お金を使って食事をし、眠り、体力を回復させる。
ときには睡眠時間を削って仕事をしたり、タクシーに乗って時間や体力を買う。
これらがフロー資産の交換です。
一方で、お金は、「ストック資産」である頭脳や信用・金融資産と交換することもできます。ストック資産とは、時間が経っても減らず、配当を生み続ける資産のこと。
お金を、このストック資産と交換することを「投資」と言います。
ストック資産には、次の3種類があります。
◎頭脳......能力を高めるものです。知識・ノウハウだけでなく経験、思い出、人間的な成 長など、幅広く含みます。本書では「貯める」「稼ぐ」「殖やす」全ての項目に関係します。
◎信用......ビジネスや人間関係を指します。また、家族や友人との関係性、SNSのフォ ロワー数、商品などのコンテンツ、仕組みやシステムなども含みます。お金を「稼ぐ」ために重要なものです。
◎金融資産......一般的に言われる、狭義の投資です。お金を「殖やす」ことと直接関係します。
本書では便宜上、株式や債券などの証券だけではなく、不動産などの実物資産も金融資産に含めます。
ストック資産同士を交換すること、また、時間や体力をストック資産と交換することも、ある程度は可能です。例えば、時間をかけて本を読むのは、頭脳への投資と言えます。
しかし、忙しい毎日の中で、私たちは、目の前のフローばかりを追いかけています。
懸命に仕事をして、給料をもらい、時間に追われ、疲れて眠る......。いくらか貯金でもできれば良いのですが、実際は、お金も時間も体力も減る一方で、不安は増すばかりです。
私はいつも、この不安について、ノートに書きながら考えます。
なぜノートを使うのか? 頭の中だけでは、悩みや不安について、そして未来について、具体的に考えることができないからです。
ノートは、未来にアクセスするための、もっとも手軽な道具であることを、これから解説していきます。
この本は、ノートを開いて、未来に投資をすることで不安を解消するものです。
ごく一般的な普通のサラリーマンだった私の人生を変えてくれたのも、一冊のノートでした。
かつての私は妻と2人の小さな子供を抱え、毎日必死に働いて給料をもらうだけの日々。
自分は何歳まで生きるのか。 代、 代で会社をクビになったらどうするのか。インフレがやってきたら貯金や年金は無価値になるのでは?......と、いくら頑張っても、漠然とした将来の不安に怯えていました。
そんなある日、ふと、頭の中にある不安や悩みを手元にあったノートの余ったページに一つひとつ書き出してみました。
自分は何に怯えているのか、その不安が実現する可能性はどれくらいか。書き出したら止まらなくなりました。
未来を具体的に考えられるようになったことで、漠然とした不安は消え、私は会社を辞めて起業をする決断ができました。長期的には、起業をして自分の人生を自分自身でコントロールする方が安全だと考えたのです。
私は今では独自のビジネスを育て、自分のやりたいことをやりたいときに、気の合う仲間と一緒にやっています。お金を、ストック資産に投資、つまり信用に換えたのです。家族と過ごす時間が増え、子供の学校行事をいつでも見にいくことができます。
時間に余裕を持ちつつ、会社員時代よりはるかに高い収入を得られるようになりました。次は海外に移住しようかな、などとも考えています。自由を手に入れました。
と言っても、私の場合はノートを書いただけではありません。私はなぜか子供の頃からずっとお金に興味を持ち続けてきました。大学は経済学部に進み、卒業後は日本生命という国内最大級の機関投資家に就職し、 年勤務しました。
その間、企業向けの融資や証券投資などの資産運用の経験を積み、証券アナリスト、中小企業診断士、簿記、ファイナンシャル・プランナーなど、お金に関する複数の資格も取得しました。
一方で、個人投資家としても、数々の失敗を含む膨大な経験をしてきました。起業してからは自らのビジネスに取り組みつつ、同時に、起業・ビジネスサポートのコンサルタントとして顧客のビジネスもたくさん見ています。
ずっとお金の表も裏も考えて頭脳に投資をし続け、痛い思いもしながら得た「結論」をお伝えしたく、原稿を書いています。
拙著『自分を変えるノート術』『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』で私のことを知った方からは、「ノート術研究家じゃなかったの?」という驚きの声が聞こえる気がします。ノート愛は否定しませんが、それと同じくらい、もしくはそれ以上に、お金の専門家でもあると自負しています。
生まれてから今まで、ずっとお金のことを考えてきたと言っても過言ではありません。
そんな私が、「お金のノート」の本を書きました。知識ゼロから専門的な勉強をしなく ても、ただ、ノートに決まった形式で書くだけでお金の本質が理解できる。お金を貯められるようになり、お金が稼げるようになり、お金を殖やせるようになる。
そんな画期的なノート術をお伝えします。
本当のことを言えば、お金を増やすために、ノートの使い方の特別なテクニックがあるわけではありません。
ノートに書いて、お金のことを考える習慣を身につける。未来に投資する発想を持つ。
それこそが本書の肝になります。
この本を書くことは、私にとっては「投資」です。あなたがこの本をきっかけにお金を増やして成功したら、いつか会いに来て下さい。そのときは、何か一緒にビジネスや、楽しいことをやりましょう。
お手元にノートとペンを用意して、実際に書きながら読むと、より大きな効果が得られますが、ざっと読んでみるところから始めても大丈夫です。まずは気軽に始められる方法で取り組んでみて下さい。
さあ、それでは「お金が増えるノート術」を始めていきましょう。
読者のみなさんが、お金を増やせるようになるために、ノートが、そして本書が、大きなきっかけになることを願っています。
【著者プロフィール】
株式会社シナジーブレイン代表取締役。北海道大学経済学部卒、国内最大級の機関投資家である日本生命保険相互会社で15年勤務後、起業。日本生命では融資や不動産、証券投資といった資産運用を担当。
会員約2800人超のコミュニティ・プラットフォーム「信用の器フラスコ」代表。起業家であると同時に、起業支援とビジネス仕組化の専門家。フラスコノート会、オンラインサロン「フラスコビジネスアカデミー」主宰。
中小企業診断士・証券アナリスト・ファイナンシャルプランナーなど難関資格にも多数合格、個人投資家としても株や不動産など幅広く経験。
「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」がミッション。
著書に『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』(日本実業出版社)、『書けば理想は実現できる 自分を変えるノート術』(明日香出版社)、『新しい副業のかたち』『新しい起業のかたち』(共にエムディエヌコーポレーション)がある。
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