ITトータルソリューション・BPOサービス事業を展開するロココがバックオフィス業務のタスクマイニングを目的にCelonisを導入
Execution Management(業務実行管理)のグローバルリーダーであるCelonis株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長、村瀬 将思、以下Celonis)は本日、株式会社ロココ(大阪本社:大阪市中央区、東京本社:東京都港区、代表取締役社長:長谷川 一彦、以下ロココ)が自社の人事部門と経理部門の業務効率化を実現する手段としてCelonis EMS(Execution Management System:業務実行管理システム)を2022年5月に導入したことを発表します。
ロココは1994年「情報と通信と人材」をより合理的・効果的にマネージメントするITアウトソーシング・BPOサービスを提供する企業として創業し、現在は事業領域を拡大しDX推進をはじめ包括的に企業のIT支援を展開しています。
このような中、業務拡大に起因するバックオフィス業務担当者の残業時間が増加する傾向にあったロココは、社員の業務を可視化・分析し、業務負荷を軽減するためタスクマイニング(※1)に注目し、自社に最適なソリューションの導入を検討します。ロココの要件は、バックオフィス業務の現場で働く社員のPC操作を可視化・分析できることはもちろん、その分析結果から自動的にドキュメントを作成して業務効率化のヒントが提示されることでした。
複数の候補の中からタスクマイニング機能を備えたプロセスマイニングプラットフォームの「Celonis」を選択したロココはCelonisのソリューション・機能に加え、開発元があるドイツにおいてCelonisがタスクマイニングとして利用されている実績と豊富なナレッジが蓄積されている点を高く評価し、日本でも導入機運が高まる動きがあるなど業務効率化に役立つ可能性を大いに感じたこともCelonis採用の決め手でした。
なお、スモールスタートのCelonis導入を意識していたロココは、バックオフィス部門の選定に着手した結果、現場社員が自身の経験に基づいた作業が行われることの多い人事部門と経理部門に先行導入することを決めます。
※1 タスクマイニングとは、企業がユーザー(従業員)のインタラクションデータを取得するための技術。従業員がどのように仕事を進め、また、どのようにすればより良い仕事ができるかを分析することができます。 https://www.celonis.com/jp/process-mining/what-is-task-mining/
Celonisの導入効果
ロココは、対象の社員が日々の業務で操作するパソコンの操作履歴データを2週間から1カ月程度の期間を決めて取得し、Celonisを使って作業内容の可視化・分析を行いました。特に作業時間の長いアプリケーションを中心に、現場の社員にもヒアリングを実施しながら非効率な作業を抽出するとともに、効率化の可能性を探りました。Celonisの分析結果とヒアリングの両面でアプローチしたことにより、課題解決の打つ手を最短で導き出すことに成功しました。
Celonisを活用しアプリケーションの使用状況・傾向から作業内容の実態を把握できたロココは、効率化が可能な業務の特定・改善に取り組み、人事部門と経理部門を合わせて導入直後の11月の時点で38.6時間の工数削減に成功しました。
また付加価値として、社員から人事部門・経理部門に寄せられる問い合わせ情報をナレッジ化したことで、問い合わせた社員の負担やストレスなどが軽減され従業員満足度向上に寄与したほか、一部の定型業務を自動化したことで仕事のスピードが向上し、作業ミスも劇的に減りました。こうして削減できた工数をより付加価値の高い業務へシフトできるようになった上、社員の間で業務改善・効率化に取り組む意識も芽生え、醸成されたこともCelonisでタスクマイニングを実施した大きな効果とロココは高く評価しています。
今後の展開
ロココは今後、Celonisをバックオフィス業務を担当する他部門(総務・法務)、さらにはバックオフィス以外の社内各部署への横展開も視野に入れており、全社でタスクマイニングを実施し業務の生産性向上につなげていく予定です。
これとは別に、基幹業務システムを対象にしたプロセスマイニングなどにも、Celonisの適用範囲を広げていくことを検討しています。
なお、ロココは現時点で社内リソースのみでCelonisを使った分析・改善策を実施するのは容易ではないため、将来的に自社にCelonisを扱うスキルを備えた人材を育成する計画を進めており、Celonis日本法人によるデータエンジニア育成のためのハンズオントレーニング(※2)を実施し、体制を進める予定です。
一方、CelonisはCelonis EMSが蓄積する業務プロセスのベストプラクティスをもとに、AIが改善案をユーザーに示唆する仕組みの実装などをロココに提案し、同社のさらなる業務効率化に貢献していく所存です。
※2 Celonisのトレーニング(Celonis Academy)に関する詳細はこちらをご参照ください。 https://www.celonis.com/jp/training/#certification
以上
Celonisについて
Celonisは、すべての組織におけるデータ活用をサポートしています。市場をリードするプロセスマイニング技術を搭載した「Celonis Execution Management System (Celonis EMS)」により、ビジネスの経営層、ユーザー層のいずれにおいても業務効率性をさらに改善し、顧客満足度を向上させ、また社会においてはカーボンニュートラルという命題の一日も早い実現に向けて、一連のアプリケーション、開発者向け環境であるスタジオ、そしてさまざまなプラットフォーム機能を提供しています。Celonisは、全世界の数千社におよぶお客様にご利用いただいており、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20を超える拠点でオフィスを展開しています。詳しくは、 https://www.celonis.com/jp/ をご覧ください。
©2021 Celonis SE. すべての著作権はCelonis SEに帰属します。CelonisおよびCelonisの "droplet" ロゴは、ドイツおよびその他の国・地域におけるCelonis SEの商標または登録商標です。その他のすべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
ロココは1994年「情報と通信と人材」をより合理的・効果的にマネージメントするITアウトソーシング・BPOサービスを提供する企業として創業し、現在は事業領域を拡大しDX推進をはじめ包括的に企業のIT支援を展開しています。
このような中、業務拡大に起因するバックオフィス業務担当者の残業時間が増加する傾向にあったロココは、社員の業務を可視化・分析し、業務負荷を軽減するためタスクマイニング(※1)に注目し、自社に最適なソリューションの導入を検討します。ロココの要件は、バックオフィス業務の現場で働く社員のPC操作を可視化・分析できることはもちろん、その分析結果から自動的にドキュメントを作成して業務効率化のヒントが提示されることでした。
複数の候補の中からタスクマイニング機能を備えたプロセスマイニングプラットフォームの「Celonis」を選択したロココはCelonisのソリューション・機能に加え、開発元があるドイツにおいてCelonisがタスクマイニングとして利用されている実績と豊富なナレッジが蓄積されている点を高く評価し、日本でも導入機運が高まる動きがあるなど業務効率化に役立つ可能性を大いに感じたこともCelonis採用の決め手でした。
なお、スモールスタートのCelonis導入を意識していたロココは、バックオフィス部門の選定に着手した結果、現場社員が自身の経験に基づいた作業が行われることの多い人事部門と経理部門に先行導入することを決めます。
※1 タスクマイニングとは、企業がユーザー(従業員)のインタラクションデータを取得するための技術。従業員がどのように仕事を進め、また、どのようにすればより良い仕事ができるかを分析することができます。 https://www.celonis.com/jp/process-mining/what-is-task-mining/
Celonisの導入効果
ロココは、対象の社員が日々の業務で操作するパソコンの操作履歴データを2週間から1カ月程度の期間を決めて取得し、Celonisを使って作業内容の可視化・分析を行いました。特に作業時間の長いアプリケーションを中心に、現場の社員にもヒアリングを実施しながら非効率な作業を抽出するとともに、効率化の可能性を探りました。Celonisの分析結果とヒアリングの両面でアプローチしたことにより、課題解決の打つ手を最短で導き出すことに成功しました。
Celonisを活用しアプリケーションの使用状況・傾向から作業内容の実態を把握できたロココは、効率化が可能な業務の特定・改善に取り組み、人事部門と経理部門を合わせて導入直後の11月の時点で38.6時間の工数削減に成功しました。
また付加価値として、社員から人事部門・経理部門に寄せられる問い合わせ情報をナレッジ化したことで、問い合わせた社員の負担やストレスなどが軽減され従業員満足度向上に寄与したほか、一部の定型業務を自動化したことで仕事のスピードが向上し、作業ミスも劇的に減りました。こうして削減できた工数をより付加価値の高い業務へシフトできるようになった上、社員の間で業務改善・効率化に取り組む意識も芽生え、醸成されたこともCelonisでタスクマイニングを実施した大きな効果とロココは高く評価しています。
今後の展開
ロココは今後、Celonisをバックオフィス業務を担当する他部門(総務・法務)、さらにはバックオフィス以外の社内各部署への横展開も視野に入れており、全社でタスクマイニングを実施し業務の生産性向上につなげていく予定です。
これとは別に、基幹業務システムを対象にしたプロセスマイニングなどにも、Celonisの適用範囲を広げていくことを検討しています。
なお、ロココは現時点で社内リソースのみでCelonisを使った分析・改善策を実施するのは容易ではないため、将来的に自社にCelonisを扱うスキルを備えた人材を育成する計画を進めており、Celonis日本法人によるデータエンジニア育成のためのハンズオントレーニング(※2)を実施し、体制を進める予定です。
一方、CelonisはCelonis EMSが蓄積する業務プロセスのベストプラクティスをもとに、AIが改善案をユーザーに示唆する仕組みの実装などをロココに提案し、同社のさらなる業務効率化に貢献していく所存です。
※2 Celonisのトレーニング(Celonis Academy)に関する詳細はこちらをご参照ください。 https://www.celonis.com/jp/training/#certification
以上
Celonisについて
Celonisは、すべての組織におけるデータ活用をサポートしています。市場をリードするプロセスマイニング技術を搭載した「Celonis Execution Management System (Celonis EMS)」により、ビジネスの経営層、ユーザー層のいずれにおいても業務効率性をさらに改善し、顧客満足度を向上させ、また社会においてはカーボンニュートラルという命題の一日も早い実現に向けて、一連のアプリケーション、開発者向け環境であるスタジオ、そしてさまざまなプラットフォーム機能を提供しています。Celonisは、全世界の数千社におよぶお客様にご利用いただいており、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20を超える拠点でオフィスを展開しています。詳しくは、 https://www.celonis.com/jp/ をご覧ください。
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