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シチズン時計株式会社
会社概要

シチズン独自の素材「スーパーチタニウム™」製の月着陸船部品の試作品が完成

民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」に採用予定

シチズン時計株式会社

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市/社長:佐藤 敏彦、以下シチズン)は、コーポレートパートナー契約を結ぶ株式会社ispace(所在地:東京都港区/ファウンダー&CEO:袴田 武史、以下ispace)の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)の着陸脚の一部パーツに採用予定である、シチズン独自の素材「スーパーチタニウム™」を使用した試作品が完成したことを発表いたします。

 

ニュースリリース
2020年7月30日
シチズン時計株式会社

シチズン独自の素材「スーパーチタニウム™」製の
月着陸船部品の試作品が完成
~民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」に採用予定~

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市/社長:佐藤 敏彦、以下シチズン)は、コーポレートパートナー契約を結ぶ株式会社ispace(所在地:東京都港区/ファウンダー&CEO:袴田 武史、以下ispace)の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R※1」のランダー(月着陸船)の着陸脚の一部パーツに採用予定である、シチズン独自の素材「スーパーチタニウム™※2」を使用した試作品が完成したことを発表いたします。


今回「スーパーチタニウム™」で作られたのは、着陸脚の回転軸および連結部分の試作部品です。月面着陸時の衝撃に耐えるために、着陸脚には、軽く、強度のある素材が必要となります。さらに回転軸および連結部分は可動部であるため、硬さに加えてなめらかさが求められます。パーツに使用されている表面硬化技術「デュラテクDLC※3」は、キズに強いだけでなく、表面が非常になめらかなことが特長です。DLC(Diamond-Like Carbon)は、一般的にも使用される技術ですが、シチズンのデュラテクトDLCは、中間素材に徹底的にこだわることで密着性を向上。表面加工がはがれにくく耐久性に優れています。さらに、強度だけでなく、腕時計に使用する素材としての見た目の美しさにもこだわってきました。50年もの間、腕時計の実用性と審美性のために培ってきた独自のチタニウム加工技術が、軽さ、強度、摩擦が少ないなめらかな素材である点が宇宙機にも応用できそうだと判断され、ランダー部品の試作品を完成させました。
 「HAKUTO-R」は2022年の月面着陸を目指し、ランダーとローバーの開発を進めております。フライトモデルの製造に向けて両社エンジニアで引き続き検討を進めてまいります。




「スーパーチタニウム™」を使用した試作品】


【スーパーチタニウム™の特長】
シチズン独自のチタニウム加工技術と表面硬化技術「デュラテクト」を組みわせることで、チタニウムは
「スーパーチタニウム™」に進化しました。
1.キズに強い

ステンレスの5倍以上の硬さを誇る「スーパーチタニウム™」。日常生活で起こる小さなキズから腕時計を守ってくれるため、10年以上使い続けても、初めて手にしたときの輝きと美しさが持続します。
2.軽い

重さはステンレスの約60%。ステンレスの腕時計と着け比べてみると、あまりの軽さに驚きを隠せないはず。まるで体の一部のように馴染むため、一日中着けていても疲れません。
3.肌にやさしい

チタニウムは、耐メタルアレルギー性の素材で肌にやさしい。そこに、金属を使った従来のコーティング方法ではなく独自の表面硬化処理を施すことで、チタニウムの特長を余すところなく生かしています。

4.サビにくい

「スーパーチタニウム™」は真水や海水、汗でもサビにくい素材。水に触れても輝きが失われたり、サビついたりする心配がないため、水を使う職業の人やアウトドアが好きな人、汗をかきやすい人も安心して使えます。

5.多彩なカラーバリエーション






シルバー、ブラック、ゴールド、ピンクゴールドなど、従来のチタニウムででは表現できなかった多彩な色調を実現。腕時計のデザインバリエーションをさらに広げることが可能になりました。


【チタニウム技術50周年記念フラッグシップモデル「SATELLITE WAVE GPS F950」】

「ブラックチタン™(デュラテクトDLC)」と「デュラテクトサクラピンク※4」を使用した限定モデルを2020年冬に発売予定です。

ブランド/商品名:
シチズン / チタニウム技術50周年記念フラッグシップモデル
『SATELLITE WAVE GPS F950』

商品番号:
CC4025-82E

希望小売価格:550,000円(税込み)、税抜き価格500,000円

限定数量:世界限定 550本

発売日:2020年冬(予定)

ケース / バンド:スーパーチタニウム™(デュラテクトDLC/デュラテクトサクラピンク)

ガラス:サファイアガラス(99%クラリティ・コーティング※5)

ケース径 / 厚み:47.5 mm / 14.7 mm(設計値)

主な機能:
■Cal.F950 / 月差±5秒(非受信時)/ 光発電エコ・ドライブ※6 / パワーセーブ機能 / フル充電時約5年可動(パワーセーブ作動時) / 衛星電波受信機能・位置情報取得機能・自動時刻受信機能 / ワールドタイム機能(39タイムゾーン) / パーフェックス※7 / デュアルタイム表示 / クロノグラフ機能(1/20秒・24時間) / アラーム / ライトレベルインディケーター※8 / 充電量表示機能/ パーペチュアルカレンダー / サマータイム機能

■夜光(針+インデックス)■10気圧防水■耐ニッケルアレルギー商品■JIS1種耐磁■限定BOX■シリアル刻印



<チタニウム技術50周年スペシャルサイト>

1970年、シチズンはチタニウムを採用した世界初の腕時計を発売しました。2020年、シチズン時計はチタニウム技術開発50周年を迎えました。チタニウムの可能性を信じ、技術を磨き続けて半世紀。キズに強く、軽く、肌にやさしく、サビにくい、シチズンの独自素材「スーパーチタニウム™」は、腕時計の素材から、民間宇宙開発で使われる素材へと進化を続けています。「チタニウム技術50周年スペシャルサイト」では、「スーパーチタニウム™」の未来を発信していきます。
「チタニウム技術50周年スペシャルサイト」
https://citizen.jp/titaniumtechnology50th/index.html

※1 HAKUTO-R: HAKUTO-Rは、株式会社ispaceが2023年までに行う予定の2回の月探査ミッションを統括するプログラムです。独自のランダーとローバーを開発して、2022年に月面着陸と2023年に月面探査の2回のミッションを行う予定です。SpaceXのFalcon9を使用し、それぞれ2022年、2023年に打ち上げを行う予定です。
※2 スーパーチタニウム™:シチズン独自の技術により、チタニウムに表面硬化技術デュラテクトを施しステンレスの5倍以上の硬さを実現。キズに強く、軽く、肌にもやさしいので、快適な着け心地で使用できます。
※3 デュラテクトDLC:デュラテクトはシチズン独自の硬化技術。ステンレスやチタニウムなどの金属表面硬度を高め、優れた耐摩耗性により、すりキズや、小キズから時計本体を守り、素材の輝きを長時間保つ技術の総称です。DLCは工業製品にも使用されている耐摩耗性に優れた技術で、Diamond-Like Carbonの略。シチズンのデュラテクトDLCは中間素材にこだわることで密着性を向上し、剥がれにくく耐久性にすぐれています。すりキズに強いだけでなく、美しい艶をもつブラックカラーと触り心地が非常に滑らかなのが特長です。ビッカース硬度1,000-1,400Hvを実現しています。(ステンレスのビッカース硬度は約200Hv)
※4 デュラテクトサクラピンク:肌を明るく美しく魅せることを追求した、淡く優しいサクラ色の『デュラテクト』です。変色しにくい性質を持ち合わせているため、長期間使用しても購入時の美しさが続きます。硬さは1,100~1,500Hvという高硬度を実現。(ステンレスのビッカース硬度は約200Hv)
※5 99% クラリティ・コーティング:サファイアガラスの表裏両面にシリコン加工物を多層構造コーティングすることにより光の反射を抑え(透過率99%)、高い視認性を確保し時計の文字板を見やすくしました。またキズがつきにくく、表面には汚れを防ぐ撥水膜を施し、耐久性と防汚性を向上させています。
※6 エコ・ドライブ:エコ・ドライブは定期的な電池交換不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました
※7 パーフェックス:「JIS 1種耐磁」「衝撃検知機能」「針自動補正機能」という三位一体の機能で、エコ・ドライブ電波時計のより正確な時刻表示を可能にしたシチズン独自の先進技術です。
※8 ライトレベル インディケーター:シチズンの基幹技術である光発電エコ・ドライブならではの機能で、文字板にあたる光による発電量を7 段階で表示する機能です。角度や場所が変わることによる発電量の違いがわかり快適な充電環境選びの目安を知ることができます。


<シチズン時計とは>

 

シチズン時計は、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールであり、世界約140 の国と地域でビジネスを展開しています。1918 年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。シチズン時計は、これからも時計の未来を切りひらいていきます。


<株式会社ispaceとは>(http://ispace-inc.com/jpn
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。2018年2月までにシリーズA国内過去最高額となる103.5億円の資金調達を実施。日本初民間開発の月着陸船による「月面着陸」と「月面探査」の2つのミッションを行うプログラム「HAKUTO-R」を発表。アメリカSpaceX社のFalcon 9ロケットで2022年と2023年に打ち上げ予定。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動。
http://ispace-inc.com/jpn

●Eco-Drive(エコ・ドライブ)、ブラックチタン、パーフェックス、ダイレクトフライト、ライトレベルインディケーター、スーパーチタニウム、DURATECT(デュラテクト)、Sakura pink(サクラピンク)、Sakura(サクラ)および、クラリティ・コーティングはシチズン時計株式会社の登録商標または商標です
★本リリースの内容は発表日時点の情報です。商品のデザイン及び価格、発売日、スペックなどは、一部変更になる場合があります。

<製品についてのお問い合わせ先>
シチズンお客様時計相談室 
フリーダイヤル 0120-78-4807〔受付時間 9:30~17:30 祝日除く月~金〕

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会社概要

シチズン時計株式会社

17フォロワー

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URL
-
業種
製造業
本社所在地
東京都西東京市田無町6-1-12
電話番号
-
代表者名
佐藤 敏彦
上場
東証1部
資本金
-
設立
-
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