西播磨初、TRAPOL合同会社が総務省「地域活性化起業制度」で兵庫県上郡町へ従業員1名を派遣開始

2022年9月29日（木）梅田町長を訪問し、協定締結式を実施

関西電力の社内ベンチャーTRAPOL合同会社（本社：大阪府大阪市、代表社員：森脇健吾　以下、TRAPOL）と、兵庫県上郡町（町長：梅田修作）は、観光施策運営体制の整備や地域の魅力向上、並びに地域経済の活性化等を目的とした連携として、西播磨で初めて総務省「地域活性化起業人制度」*を活用し、社員派遣協定を2022年9月29日に締結。同年10月3日より、従業員1名を上郡町に派遣しました。

TRAPOLは、20代、30代の若年層をターゲットとした新しい旅行体験の創出に取り組み、これまで多数の自治体と提携し「地域人材をプロデュースした観光資源化」を推進してきました。兵庫県上郡町においても、社員を派遣することでそのノウハウを自治体並びに地域に提供し、若年層を惹きつける町づくりを推進していきます。また、自治体・事業者・地域住民といった多数のプレイヤーとの協業経験もいかして、上郡町の観光施策運営体制を整備していきます。

*総務省「地域活性化起業人制度」とは： 地方公共団体が、三大都市圏に所在する民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かしながら 地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事してもらい、地域活性化を図るもの。

◆事業ノウハウをいかし「若い人が来たくなる町、住みたくなる町」に
連携協定が締結された2022年9月29日には、地域活性化起業人として従事するTRAPOLの柴辻章が、上郡町役場の梅田修作町長を訪問し、「上郡町の自然に恵まれた雰囲気は変えずに中身を変えて若い人達が来たくなる町、そして住みたくなる魅力溢れる町づくりをしていきたい」と今後の取り組みについて伝えました。梅田町長からは「私もそのように感じていました。是非TRAPOLのノウハウをお借りして上郡を魅力あふれる町に発展させていきたい」と激励の言葉をいただきました。


◆「上郡町とTRAPOL合同会社との連携協力に関する協定書」項目
（１）上郡町観光協会の法人化移行支援
（２）上郡町観光協会の運営支援
（３）観光資源の掘り起こし及びプロモーション方法等の支援
（４）上郡町の観光に関わる人材の育成


◆「地域活性化起業人」派遣期間
2022年10月１日から2023年3月31日まで（期間延長の予定）


◆地域活性化起業人　派遣従業員プロフィール
TRAPOL合同会社本社営業所長 
柴辻 章（しばつじ　あきら）
出身地　大阪府
略　歴   郵船航空サービス（株）（現：郵船トラベル（株））勤務後、アズトラベルサービス（株）を設立。ＴＲＡＰＯＬ合同会社の設立支援に携わったことをきっかけに業務提携に至る。2020年４月よりＴＲＡＰＯＬ合同会社本社営業所長に就任。


上郡町概要

 

「さわやかに　歴史と未来の　出逢うまち」上郡町は、兵庫県の南西部に位置し、北部から東部にかけては佐用町、たつの市、相生市に、南部は赤穂市、西部は岡山県にそれぞれ隣接しており、自然豊かな山々に囲まれた中央部を清流千種川が流れる、美しい水と緑のまちです。
古代より、山陽道や因幡街道が通る交通の要衝として発展し、中世の武将赤松円心など多くの史跡や伝説が残る歴史のまちでもあり、町北東部に位置する播磨科学公園都市には、世界最先端の実験施設である「SPring-8」や「SACLA」があり、科学、産業、医療などの分野で注目を浴びている未来のまちでもあります。
（上郡町ＵＲＬ）　https://www.town.kamigori.hyogo.jp/
（上郡町観光協会ＵＲＬ）　http://kamigori-kankou.jp/


TRAPOL概要

 

2019年10月にTRAPOL合同会社を設立。2019年12月から、日本とベトナム間で、『旅行者と、現地に住むベトナム人をマッチングし、地元の人ならではのローカルスポットを案内してもらえるサービス』としてリリース。これまで様々な交流ストーリが生まれ、旅行者からは「価値観が変わる体験」と好評をいただきました。その後、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、日本国内にもサービスを展開。地域人材を観光資源化して、20代、30代の若年層誘致で実績を積んできました。これまでの連携自治体は累計12地域。企業ビジョンは「人のエネルギーで、世界をごきげんに」。
<URL>https://trapol.jp/


【本件に関するお問い合わせ】
TRAPOL合同会社
[e-mail]
06-6441-7190