SONICWALLが提供する企業向けファイアウォールの新たな3機種は、脅威に対するパフォーマンスを3倍に強化し、TCOを劇的に改善

従来のSonicWallアプライアンスと比較して3倍のファイアウォールスループットを誇る新モデルNSaおよびNSspは、成長するネットワークに歩調を合わせて対応できるパフォーマンスを提供

カルフォルニア州ミルピタス(米国時間2021年6月29日配信のプレスリリース抄訳)— SonicWallは本日、ネットワークスループットを加速し、ランサムウェアなどの高度なサイバー攻撃を阻止し、何百万人ものユーザーの安全な通信のために設計された、企業および大規模組織向けの3つの新しい高性能ファイアウォールモデル「NSa 4700」、「NSa 6700」および「NSsp 13700」を発表しました。このクラスで最高のポート密度を誇るこれらの新しいアプライアンスにより、企業は成長を続けるネットワークの速度に対応しながら、同時に総所有コスト(TCO)を大幅に削減することができます。
SonicWallの社長兼CEOであるビル・コナー氏は、次のように述べています。「ランサムウェアによる攻撃の増加に伴い、企業や政府機関は、自社の攻撃緩和能力を評価し、セキュリティに対する態勢を強化するために迅速に対処しています。最近、世間を騒がせている一連のサイバー攻撃によって、セキュリティは優先順位のトップに躍り出ました。当社は、大規模な環境でも優れたコスト効率で保護できる複数のオプションを提供して、セキュリティ強化の手助けをしたいと考えています。ポート密度と容量が向上した新製品を導入すれば、同じ環境を保護する場合も、必要なアプライアンス数が減るため、従来のコスト構造が劇的に改善されます」

3倍のスループットとポート密度の向上を実現する新しいNSa ファイアウォールで想定コストを打破

 

 


新しいSonicWall NSa 4700およびNSa 6700の次世代ファイアウォール( https://www.sonicwall.com/ja-jp/products/firewalls/mid-range/ )は、従来の同等のSonicWallアプライアンスの3倍に相当する18 Gbpsと36 Gbpsのファイアウォールスループットを実現します。どちらも重要な暗号化標準であるTLS 1.3をサポートしています。

NSa 4700NSa 4700

NSa 6700NSa 6700


NW Technologyのオーナーであるライアン・オード氏は、「大規模なネットワークを設計する際には、高帯域のインターフェイスが重要な要素となります。SonicWallの新しいNSaシリーズは、様々な大型ネットワークのニーズに適合するインターフェイスオプションを提供してくれます」と述べています。

クラス最高のポート密度を誇るNSa モデル、そして40Gと25Gのどちらの接続にも対応可能なNSa 6700は、大規模環境におけるマルチギガビットの脅威防御をお約束します。高ポート密度、ハードウェアの冗長性や高可用性といったメリットを利用して、分散型企業はネットワークの成長に合わせてより安全な接続をサポートすると同時に、アプライアンスの購入台数を減らすこともできます。

NSa 4700とNSa 6700は、それぞれ1秒間に最大115,000および153,000の接続を提供します。また、最大200万または600万のDPI同時接続数と、最大4,000または6,000のサイト間VPNトンネルをサポートしています。

最も高速かつ複雑な環境を保護するために設計された高性能NSsp 13700ファイアウォール
新しいSonicWall NSsp 13700( https://www.sonicwall.com/ja-jp/products/firewalls/high-end/ )は、数百万の暗号化された接続をサポートするエンタープライズクラスのネットワークとMSSP向けに設計され、高速脅威防御を実現する高度な次世代ファイアウォールです。

NSsp 13700NSsp 13700


NSsp 13700次世代ファイアウォールは、脅威防御スループット(45.5 Gbps)、IPS(48 Gbps)、IPsec(29 Gbps)のいずれにおいても優れた速度を実現し、ポート密度の高い拡張可能なハードウェアアーキテクチャを備えています。SonicWallのその他の新製品と同様に、NSsp 13700も最新の暗号化標準であるTLS 1.3をサポートしています。

Capture Labsは新ポータルでリサーチツールと一元化されたリポジトリを提供
情報の共有とコラボレーションは、組織の防御姿勢の重要な要素です。SonicWallは、Capture Labs Portal( https://capturelabs.sonicwall.com/ )を通じて脅威調査やセキュリティニュースへのアクセスを統合しています。このポータルは、一般公開されている研究ツールを含む一元化された無料のリポジトリで、悪意のあるアクターを追跡し、ゼロデイ脆弱性に関する最新情報を入手することができます。
Capture Labs Portalではセキュリティ対策をスピードアップさせるために、脅威のシグネチャ、CVEの詳細、IPレピュテーション、URLレピュテーションを検索できる単一のリポジトリを提供しているため、単一のインターフェイスから容易に脅威リサーチを行うことができます。SonicWall PSIRT勧告や最新の脆弱性に関するニュースが掲載されているCapture Labsの脅威調査員ブログは、すぐに見つけることができ、その情報に基づいて新たな脅威、攻撃ベクトル、脆弱性に対応した行動をとることができます。

新たなオーケストレーションとモニタリング機能により、Secure SD-WANの導入と管理を簡素化
企業、サービスプロバイダー、政府機関、MSSPは、SonicWallのクラウドネイティブなNetwork Security Manager(NSM)により、大規模な導入を効率的に管理することができます。NSMは、使いやすい単一のクラウドインターフェイスを提供し、管理、分析、レポート作成を合理化します。

ネットワークインフラストラクチャチームは、NSM 2.3を使用してSecure SD-WANランドスケープをリアルタイムで監視しながら、問題のトラブルシューティングと解決を迅速に行うことができます。管理者は、SD-WAN環境全体の正常性とパフォーマンスを監視し、一貫した構成を確保して、アプリケーションパフォーマンスを最適化できます。

SD-WAN環境は、SonicWallの新しい直感的なセルフガイドワークフローと、何千に及ぶリモートファイアウォールを効率的にプロビジョニングできるテンプレートを使用することで、簡単に編成できるようになります。

企業は、さらにNSMウィザードベースのセットアッププロセスを活用して、サイト間VPN接続の適切な構成を確保し、監視ツールを使用して接続を追跡し、最適なパフォーマンスを確保することもできます。

ネットワークの可視性、監視およびレポート機能の強化により生産性を最適化
従業員のインターネット利用状況や行動を管理することは、組織にとって大きな課題となります。SonicWallでは、セキュリティデバイス、ユーザー、VPN接続など、ネットワークの可視性とレポート機能を強化しました。

SonicWall Analytics 3.1では、従業員のインターネット利用状況と行動に関する洞察を得ることができる生産性レポートを提供しています。生成されたスナップショットとドリルダウンレポートにより、ユーザーのウェブアクティビティを生産性の高いグループ、生産性の低いグループ、許容できるグループ、許容できないグループ、またはカスタム定義されたグループなど、様々な生産性グループに分類することができます。

アナリストはドリルダウン機能により簡単かつ迅速にピボットし、ユーザーレベルで関心のあるデータポイントを調査できます。また、検出プロセスでリスクの高いユーザーやアプリケーションが発見された場合には、証拠に基づきポリシーによって制御された対策を確立することができます。

新しいVPNレポートでは、VPNトンネル内でどのような企業リソースにアクセスされているのか、どのくらいの帯域幅を誰が消費しているのかを要約することができます。ネットワーク管理者はビジネスに不可欠なアプリケーションの監視、トラフィック制御やシェーピング、容量増加の計画などに、この情報を活用することができます。

ゼロトラストセキュリティの提供を拡大し、よりきめ細かな制御を実現
SonicWallは、SonicWall Cloud Edge Secure Access 1.1でデバイスポスチャチェックを導入したほか、ユーザーグループ、IPアドレス、ポート、ネットワークプロトコルに基づいて、リソースへのアクセス制御を実行する新たなネットワークトラフィック制御を追加しました。

SonicWallについて
SonicWallは、Boundless Cybersecurityを提供することにより、誰もがリモート/モバイルで危険にさらされながら仕事をするという超分散化時代のビジネスの現実に対処します。SonicWallはシームレスな防御を提供し、非常に巧妙なサイバー攻撃を阻止します。これによって、無限に存在する脆弱性ポイントすべてを保護し、リモート勤務やモバイル化、クラウド利用を活発に進める人員を守り、ひいてはビジネスのニューノーマルに対応すべくモバイル化を進める組織のセキュリティを確保します。未知の領域を探求し、リアルタイムの可視性を提供しながら経済の大躍進を実現しているSonicWallは、サイバーセキュリティ業務上の課題を解決して世界中の企業や政府、中小企業をサポートします。詳細については、https://www.sonicwall.com/ja-jp/ をご覧いただくか、Twitter( https://twitter.com/SonicWall )、LinkedIn( https://www.linkedin.com/company/SonicWall )、Facebook( https://www.facebook.com/SonicWall )、Instagram( https://www.instagram.com/sonicwall_inc )で当社をフォローしてください。

広報担当の連絡先
ソニックウォール・ジャパン株式会社
マーケティング 白畑 mshirahata@SonicWall.com

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会社概要

URL
https://www.sonicwall.com/ja-jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区内幸町1-5-2 内幸町平和ビル20階
電話番号
-
代表者名
北川 剛
上場
海外市場
資本金
-
設立
2016年11月