日本触媒「データサイエンス&インフォマティクス推進室」を新設し、データ駆動型の研究開発を強化
株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、社長:五嶋祐治朗、以下「日本触媒」)は、事業創出本部の吹田地区研究所内に「データサイエンス&インフォマティクス推進室」(以下、「DS&I推進室」)を2020年6月1日に新設いたしました。
日本触媒は過去10年に渡り、データサイエンスならびにマテリアルズ・インフォマティクスを独自に運用しており、製法・物性・計測など多角的な研究データをベイズ推定(※)により統合的に解析することで、アクリル酸触媒や高吸水性樹脂をはじめとする材料開発を推進してまいりました。近年、製品開発全般において多様化する顧客ニーズへの対応と事業化までのリードタイム短縮への要求が益々高まっていることから、当社ではDS&I推進室を設置し、これまでデータサイエンスならびにマテリアルズ・インフォマティクスで蓄積した技術と知見を更に発展させ、データ駆動型の研究開発を全社的に強化してまいります。DS&I推進室では将来を見据えた設備投資と技術実証を行うとともに研究開発者のデータリテラシーの醸成を重要視し、当該人材の継続的育成と全研究部門への適切な配置を進めてまいります。中長期的には組織横断的な情報基盤の構築に取り組むことで、当社のデータ資源を研究開発戦略上の更なる強みへと変革し、探索研究から事業化までの飛躍的な確度向上と期間短縮を目指します。
(※)ベイズ推定:
数値データから過去の経験まで様々な情報を確率的に統一して扱う方法論であり、機械学習と組み合わせることで、比較的少数のデータでも隠れた性能要因や最適な材料設計などを特定できる。
以上
日本触媒について:
1941年の創業以来、自社開発の触媒技術を核に事業を拡大。酸化エチレンやアクリル酸、自動車用・工業用触媒などを世の中に送り出し、現在では紙おむつに使われる高吸水性樹脂でトップクラスのシェアを誇っています。日本触媒は「テクノロジー(技術)」を通じて「アメニティ(豊かさ)」を提供する、という企業理念「TechnoAmenity」のもと、グローバルに活動する化学会社です。
https://www.shokubai.co.jp
日本触媒は過去10年に渡り、データサイエンスならびにマテリアルズ・インフォマティクスを独自に運用しており、製法・物性・計測など多角的な研究データをベイズ推定(※)により統合的に解析することで、アクリル酸触媒や高吸水性樹脂をはじめとする材料開発を推進してまいりました。近年、製品開発全般において多様化する顧客ニーズへの対応と事業化までのリードタイム短縮への要求が益々高まっていることから、当社ではDS&I推進室を設置し、これまでデータサイエンスならびにマテリアルズ・インフォマティクスで蓄積した技術と知見を更に発展させ、データ駆動型の研究開発を全社的に強化してまいります。DS&I推進室では将来を見据えた設備投資と技術実証を行うとともに研究開発者のデータリテラシーの醸成を重要視し、当該人材の継続的育成と全研究部門への適切な配置を進めてまいります。中長期的には組織横断的な情報基盤の構築に取り組むことで、当社のデータ資源を研究開発戦略上の更なる強みへと変革し、探索研究から事業化までの飛躍的な確度向上と期間短縮を目指します。
(※)ベイズ推定:
数値データから過去の経験まで様々な情報を確率的に統一して扱う方法論であり、機械学習と組み合わせることで、比較的少数のデータでも隠れた性能要因や最適な材料設計などを特定できる。
以上
日本触媒について:
1941年の創業以来、自社開発の触媒技術を核に事業を拡大。酸化エチレンやアクリル酸、自動車用・工業用触媒などを世の中に送り出し、現在では紙おむつに使われる高吸水性樹脂でトップクラスのシェアを誇っています。日本触媒は「テクノロジー(技術)」を通じて「アメニティ(豊かさ)」を提供する、という企業理念「TechnoAmenity」のもと、グローバルに活動する化学会社です。
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