免疫プロテイン研究の功労者田邊元、4年に1度のスポーツの祭典指定医に決定

オルトが壮行会を開き、渡航をサポート

オルト株式会社

2024年7月11日 11時50分

オルト株式会社（東京都港区、代表取締役社長：青山海太竜樹、以下オルト）が提供する新しいたんぱく成分「アイム P26」を配合した抗体食品がアスリートの免疫機能強化に寄与する効果について研究している明海大学歯学部の田邊元助教が、本年開催される世界的スポーツの祭典における医療チームに配属されることが決定しました。オルトは壮行会を開き、渡航費の一部を援助しました。

■名誉ある任務に出発する田邊元助教の渡航費を後援

2024年7月26日から8月11日まで、フランス・パリで世界的なスポーツの祭典が開催されます。明海大学歯学部の田邊元助教が、同大会の指定医に任命され、出場アスリートのメディカルサポートを担当することになりました。

大会期間中、田邊元助教はパリの大会センターに常駐します。任務に伴う渡航費は自己負担となるため、オルトは免疫プロテイン（アイム P26）の研究で顕著な功績を収めた田邊元助教を支援すべく、2024年6月21日（金）にオフィスで壮行会を開き、渡航費の一部を援助しました。

明海大学歯学部　スポーツ歯学分野助教
田邊元（たなべげん）

早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科卒業後、岡山大学歯学部歯学科学士編入、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科スポーツ医歯学修了。

2023年より明海大学で臨床・研究・教育に従事。

国立スポーツ科学センターJISSメディカルセンター非常勤医師（歯科担当）の他、国内競技連盟(NF)やプロスポーツチームのサポートに従事。

運動に伴う口腔内の生理学的・分子生物学的な変化変動の解析・評価およびそれらのデータの臨床現場・スポーツ現場での応用・展開を研究課題としている。

日本スポーツ歯科医学会専門医。

■免疫プロテイン（アイム P26）を摂取することで免疫機能が強化される仕組みを解明する研究

一般的に適度な運動は免疫機能を高め、感染症の予防に有効とされています。しかし、激しい運動やトレーニングは逆に免疫機能を弱め、全身性の炎症反応を引き起こし、免疫力の低下や臓器傷害をもたらすことがあります。

これを踏まえ、田邊元助教率が所属する研究チームは、アスリートの中長期的な健康維持を目的とし、免疫プロテイン（アイム P26）の摂取効果を研究しています。

2023年9月に開催された日本体力医学会での発表によると、免疫プロテイン（アイム P26）の摂取により、唾液中のs-IgA（分泌型免疫グロブリンA）の濃度が増加することが確認されました。s-IgAは、感染の原因となる病原菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぎ、病原菌が作る毒素を中和することで体を守る役割があります。この研究では、免疫プロテイン（アイム P26）が免疫低下を抑える効果があることを表した結果となりました。

さらに、2023年11月開催の日本スポーツ歯科医学会での発表された研究では、女子バドミントン選手を対象に免疫プロテイン（アイム P26）を8週間摂取してもらい、その効果を分析しました。その結果、唾液中のs-IgA濃度と腸内の酢酸濃度が相関して上昇することが確認されました。

これらの研究成果では、免疫プロテイン（アイム P26）がアスリートの免疫機能を強化し、過酷なトレーニング環境においても健康を維持するための重要な役割を果たすと示されています。今後、さらに詳細なメカニズムの解明が期待されています。

研究の詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.ortho-corp.jp/information/news/2020-03-05/1362/