「やさしくわかる!公務員のためのSNS活用の教科書」を出版
各SNSの使い方から自治体特有の拡散法&炎上を防ぐコツまでギュッと一冊に
著者:佐久間智之
早稲田大学マニフェスト研究所招聘究員/PR TIMESエバンジェリスト/PRDESIGN JAPAN 代表取締役
1976年生まれ。東京都板橋区出身。埼玉県三芳町で公務員を18年務め税務・介護保険・広報担当を歴任。在職中に独学で広報やデザイン・写真・映像などを学び全国広報コンクールで内閣総理大臣賞受賞、自治体広報日本一に導く。地方公務員アワード2019受賞。2020年に退職し独立。現在は自治体の広報アドバイザーや研修講師として活動。著書に「Officeで簡単!公務員の一枚デザイン術」「PowerPointからPR動画まで! 公務員の動画作成術」など多数。
1章 住民に伝わる! 安心される! 自治体SNSのきほん
SNSの基本的なルールから著作権や肖像権、炎上など、抑えておきたいポイントをまとめています。
1 素速い情報伝達と炎上のリスク… 自治体SNS活用のメリット&デメリット
2 そもそもSNSとは? SNSの利用者と利用目的の「今」
3 SNSの今を反映させる! 対象に届ける戦略的情報発信のポイント
4 SNSをやる「目的」を考えて計画しよう PDCAサイクルを回す&KPI値を決める
5 好感で口コミを広げる! SNSでシェアされる3つのポイント
6 反応の分析はどう行う?「インプレッション」と「エンゲージメント」
7 担当が異動しても安心! チーム運用ルールの策定
8 炎上はなぜ怒る? 炎上する流れと炎上したケース
9 予防&対応ルールを徹底しよう 自治体SNS炎上チェックポイント
10 陥りやすいルール違反 使用画像の「著作権」と「肖像権」に要注意
11 共感・物語・検索・共有・拡散 5 つの「S」を意識してSNSを活用する
12 ネタ切れを起こす前に! SNSの「トレンド」に乗っかるコツ
Column1 やめたいときは「宣言」する
2章 全SNS共通! SNS文章&画像の作成ポイント
SNSの文章の書き方のコツや映える写真の撮影ポイントやレタッチ処理の方法を解説。
1 伝わる文章の書き方① 読み手の気持ちを考える
2 伝わる文章の書き方② 5感を使って文章を作る
3 伝わる文章の書き方③ 「大→小」「逆三角形型」の流れで文章を作る
4 伝わる文章の書き方④ ひらがなと漢字の比率が「7:3」になるように調整する
5 伝わる文章の書き方⑤ 文字が多いと感じたら文字ダイエット
6 伝わる文章の書き方⑥ 文頭で興味をひく「問いかけ」
7 伝わる文章の書き方⑦ 注目させる2つのテクニック
8 伝わる写真の撮り方① 写真は3分割法で撮影する
9 伝わる写真の撮り方② 風景・人物を撮影するポイント
10 伝わる写真の撮り方③ 物&食べ物の「映えさせ」方
11 伝わる写真の撮り方④ 撮影後は必ず補正をする
12 伝わる写真の撮り方⑤ スクリーンショットのテクニック
13 伝わる画像の作り方① PowerPointで作るバナー画像
14 伝わる画像の作り方② URLを貼ると表示される画像「OGP」を理解する
Column2 誹謗中傷してしまう人の特徴
3章 「すぐ」&「拡散しやすい」 Twitterの使い方とポイント
Twitter活用のルールからフォロワーやエンゲージメントを上げるポイントを図解で解説。
1 10~20代の約7割が利用! Twitter の利用層と2つの特徴
2 なぜTwitter を運用するのか 「目的」を明確化する
3 フォロワー数を増やすには 住民のメリットになる投稿をする
4 検索されやすくなる工夫 アカウント&プロフィールのキーワード
5 「手抜き」の印象を持たれない プロフィールの各種カスタマイズのポイント
6 わかりやすさ&インパクトが出る 画像を効果的に使うための3つのポイント
7 もっと詳しい情報を届けたいとき URLで誘導する
8 Twitterで動画を有効的に活用する 動画の直接アップとYouTube誘導で使い分ける
9 アナリティクスで分析① PC とスマホでデータをチェックする方法
10 アナリティクスで分析② ツイートアクティビティから見える改善ポイント
11 140 字のテクニック① 文中のキーワードで検索に引っかける
12 140 字のテクニック② 箇条書きと行空きで読みやすく
13 140 字のテクニック③ 冒頭に記号を使って目立たせる
14 140 字のテクニック④ URL文字数の仕組み&炎上を防ぐスレッド法
15 ベストな投稿時間は何時? 公開予約時間を設定する方法
Column3 バズるための近道 ベンチマークを決めて動向や癖を分析
4章 「話題性」&「集客性」 Instagramの使い方とポイント
Instagramのルールやショートムービーのリール活用のポイントなどを事例を交えてご紹介。
1 若者&女性の利用率が高い! Instagram の利用層と2つのポイント
2 機能と特徴を知ろう Instagram の基本操作
3 PCから写真をアップ! PCで写真をアップ&スマホでの表示を確認する
4 「見たい」アカウントにするために コンセプトを決めて世界観を統一する
5 Instagramで情報を拡散するには 「ハッシュタグ」を効果的に使う
6 Instagram最大の特徴を使いこなす 「ストーリーズ」の基本と操作
7 もっと詳しく見たいと思わせる 「ストーリーズ」から投稿に誘導する
8 加工動画で目をひく 「リール」を活用
9 閲覧者のデータ等を分析 「インサイト」で改善方法を考える
10 目に触れる機会を増やすために 投稿すべき時間帯と配信戦略
Column4 注目のSNSツール①「note」
5章 「プッシュ型」&「安心感」 LINEの使い方とポイント
LINE公式アカウントの活用方法と友だちを減らさない工夫、ブロックされないPUSH通知のポイント、リッチカードメッセージや動画の発信するポイント、さらに先進自治体の事例までご紹介。
1 全世代の圧倒的な利用率! LINE の利用層と2つの特徴
2 メルマガよりLINE が便利! 開封率・ブロック率の注意点
3 「気にならせる」ワザ プッシュ 通知の特徴と開封への誘導
4 下段に表示されるカスタマイズバナー 「リッチメニュー」を活用する
5 実はPowerPointで作れる! 見やすい「リッチメニュー」の作り方
6 通知との相乗効果を狙おう 画像で伝える「リッチメッセージ」
7 使い回せる! わかりやすい! 画像と文字で伝える「カードタイプメッセージ」
8 単に動画アップだけが方法じゃない! 「リッチビデオメッセージ」のメリット
9 課題を可視化できる! 分析ツールで改善方法を考える
10 LINEで「広聴」を実現 チャットボット活用&市民通報サービス
11 こんなLINEの使用方法も!?① 行列を解消&市民参加を促進
12 こんなLINEの使用方法も!?② 学校の欠席連絡&パブリックコメント
Column5 注目のSNSツール②「Pinterest」
6章 「常連ユーザー」&「顔が見える」 Facebookの使い方とポイント
Facebookの他のSNSとの差別化やイベントページを活用した集客の方法などを事例を交えて解説。
1 30代の利用が多い Fecebookの利用層と2つの特徴
2 イベント関係の投稿が効果的! 自治体におけるFacebook活用シーン
3 見た目と印象を変える! 約物や空白を使いこなす
4 関心が高まる画像の配置 写真の表示パターンと工夫の方法
5 集客につなげる! イベントページの活用方法
6 どういうふうに見てもらいたいかを考える 動画&URL への誘導のポイント
Colum6 SNS広告を有効活用する 各SNSの長所を活かしてPR
7章 「若年層」&「動画中心」 TikTokの使い方とポイント
10代の利用率が60%近くあるTikTokをどのように活用するのか、どんなことができるのか、操作方法なども合わせて事例を交えてご紹介。
1 若年層にショートムービーで情報を届ける! TikTokの利用層と特徴
2 TikTokってどんなことができるの? 画像だけでショートムービーを作ってTikTokにアップする
3 やってみたら意外と簡単! 自治体で使えるTikTokのおすすめ機能
4 新しい情報発信 クリエイターと連携した自治体の新しい情報発信の形
5 メッセージをしっかり伝えたい! TikTokで視聴数を伸ばす3つのポイントと工夫
Column7 アーンドメディアの活用
★お知らせ「出版記念!YouTube生配信!2022年2月18日(金)21:00~」※見逃し配信中
出版を記念した生配信をYouTubeで行いました。出版の裏側などここでしか聞けないお話などをした模様は見逃し配信をしております。
・今回の本はどんな内容?
・公務員が本を出して大丈夫?副業とかどうなってるの?
・しくじり公務員先生 ~ドリキャスで就活~
・PowerPointで自動音声をつけて動画を作る方法を実演
・スーパーマリオ生挑戦!10分でクリアできなかったら著書をプレゼント
・実演!PowerPointで生デザイン!
◆著者からメッセージ
2002年に三芳町に入庁し税務課の固定資産税、健康増進課で介護保険を経て2011年に秘書広報室に異動し広報担当となりました。当時は役場からのお知らせと言えば広報紙に載せる、お知らせの通知書を郵送することが支流で当時はSNSという言葉は聞きなれないものでした。しかし、ある年から多くの自治体がTwitterを活用するようになりました。
2011年年3月11日。東日本大震災が発生し迅速に行政や自治体の情報を周知するためのツールとしてTwitterが非常に便利であることが広まったのです。
一方でTwitterの活用を見合わせた自治体もありました。その原因は「トラブルがあった時に誰が責任をとれば良いのか」「SNSを活用しなくても広報紙やホームページがあるからよい」「隣の自治体がまだやっていないから様子を見よう」などが挙げられます。当時は自庁が有するメディアである広報紙やホームページ、つまり『オウンドメディア』が主な情報発信ツールでした。しかし時代の変化とともにSNSなど自庁以外のメディア『アーンドメディア』の活用が増えてきました。
本書でも紹介していますがこの10年でテレビや雑誌、ラジオと言った昔からあるメディアとインターネットメディアの割合はちょうど半々になりました。つまり、インターネットやSNSを活用した情報発信を行政・自治体は行わなければならない時代になってきたということです。
私が異動した当時の広報担当は広報紙作りとホームページの管理をしていれば良かったのですが、Twitter・Instagram・Facebook・YouTubeなどSNSの種類も増えました。当然、動画や写真の撮影、編集、テキストの作成などの業務が増えるわけです。さらにミスを侵さないようにチェックを怠らなければならなず、属人化しないような仕組みづくりもしなければならないのです。
一方、広報担当だけでなく全庁的なSNS活用も求められるようになってきました。例えば選挙の投票率向上のために選挙管理委員会がTikTokを活用する、新型コロナウイルス担当がワクチン接種の告知をInstagramで行う、子育て支援センターが手遊び動画をYouTubeにアップする、LINEでふるさと納税の周知を行う……などSNS活用の範囲は広報担当だけは留まりません。
私が強調したいのは、SNSの登場とともに昔と比べて『業務量が増えた』ことです。だからと言って人員が増えるかというというと昔と変わらないところばかりではないでしょうか。効率的に質の高いSNS活用が求められているのです。
一番大事なのは、なぜSNSを活用するのかという目的を明確化することです。他がやっているからうちも!というのは目的ではありません。SNSは手段、やることを目的にするのは危険です。SNSを始めるのは簡単だからアカウントが乱立している自治体も少なくありません。そして意欲のある職員がいたときは頻繁に情報を更新していたのに異動でいなくなったらパタッと更新しなくなったという事例は多々あります。
では、どうしたらよいのか。その答えは本書にあります。
SNSとは何か、どうすればフォロワーが増えるのか、ツールごとにどんな特徴があるのか、どのように工夫すればよいのか、属人化しないように組織としてどのように運用していけばよいのか、炎上への対応、写真の撮り方など、幅広く網羅しながら、質を高めて効率的にSNSを活用できる方法をギュッとまとめました。
本書が皆さんのお役に立ち、業務改善と住民の皆さんへ質の高い情報発信などに繋げていただけたら幸いです。
この本が皆さんのお役に立てることを心から願っております。
PRDESIGN JAPAN株式会社
代表取締役 佐久間 智之
◆amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/431315129X/ref=cm_sw_r_tw_dp_06B93313ECJEH3QPRFWS
◆楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&v=2&oid=000&f=A&g=001&p=0&s=0&e=0&sitem=9784313151291
★本の詳細は学陽書房のサイトにて
http://www.gakuyo.co.jp/book/b599249.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像