梅毒感染者の3人に1人はコンドームを使用していた!?梅毒報告数“3年連続1万人超”の今、KARADA内科クリニック渋谷院の診療データから読み解く感染リスクを減らすための正しい知識

医療法人社団OURS

梅毒患者報告数が2022年以降3年連続1万人を超える※1高い水準で推移し、社会問題となっています。

性感染症の診療を専門の一つとするKARADA内科クリニックは、渋谷院の診療データから傾向を明らかにし、梅毒感染に対する正しい知識を多くの方に知ってもらうことで感染リスクの軽減を目指します 。

※1厚生労働省「日本の性感染症の発生動向(令和7年8月7日)」内、梅毒患者の報告数(2010~2024年)より


診療データから明らかになった傾向①
梅毒感染者のうち、3人に1人はコンドームを使用していた。

梅毒感染者に対し、感染が疑われる行為について「相手または自分がコンドームを利用していたか」という質問をしたところ、30.4%(88人/289人)の方が「あり」と回答しました。

コンドームの使用は性感染症予防において重要ですが、梅毒は口や外陰部周辺など、コンドームで覆われない部位からも感染しうるため、リスクをゼロにはできません。

診療データから明らかになった傾向②
梅毒感染者のうち、10人に1人は経口のみの性行為だった。

梅毒感染者に対し、性的接触について性交、経口、もしくは両方を問う質問をしたところ、8.3%(24人/289人)の方が「経口」と回答しました。

梅毒には咽頭梅毒というものがあり、のどから感染することも。オーラルセックスのみならず、キスだけでも感染する可能性があります。実際に渋谷院では、「喉の違和感が続いている」という相談から梅毒と診断されたケースも珍しくありません。

診療データから明らかになった傾向③
梅毒感染者のうち、症状ありで来院されたのは10人中6人に留まる。

梅毒感染者に対し、受診のきっかけを聞く質問に対して「症状がある」と回答した方は54.7%(158人/289人)で、その他の回答には、感染が疑われる方との性行為で不安になった方や、健康診断や人間ドック、他の検査の採血などで陽性となった方がいました。

梅毒には自覚症状がない「無症候期」があり、感染に気付かないまま進行するケースもあります。ただし、感染力はあるので、その状態で性的接触があると相手にも移ってしまいます。

集計データ概要

対象者:下記期間中にKARADA内科クリニック渋谷院で梅毒と診断され治療を受けた患者

対象人数:289人

対象期間:2024年7月1日〜2025年10月31日

集計方法:問診票の内容を匿名化したうえで集計

※本データは当クリニック渋谷院の診療実績に基づくものです。

KARADA内科クリニック渋谷 院長 田中雅之のコメント

「梅毒は適切な抗菌薬で治療ができる一方、放置すると数年〜数十年後に神経・心血管などに重い合併症を起こすことがあります。

また、妊娠中に感染していると生まれてくる赤ちゃんに影響が出る“先天梅毒”のリスクも無視できません。

“コンドームをしているから安心”“軽い接触だけだから問題ない”“症状がないから大丈夫”と思わず、心配な接触があった場合は、早めにかつ積極的に医療機関で検査を受けていただきたいと考えています。」

こんな方は一度検査をご検討ください

・新しいパートナーとの性行為があった

・コンドームなし、もしくは途中まで不使用での性行為をした

・マッチングアプリや風俗店など、不特定の相手との接触があった

・パートナーから「性病かもしれない」と言われた

・口や性器、肛門周囲にしこり・潰瘍・発疹などが出たが、そのままにしている

KARADA内科クリニックでは、プライバシーに配慮した問診・検査体制を整えています。Web予約やオンライン診療にも対応しており、症状の有無に関わらず、「心配だから一度検査だけでも受けたい」という方の受診も歓迎しています。

※KARADA内科クリニックでは、症状がある方への保険適用による検査や治療にも対応しています。

※KARADA内科クリニックでは、性感染症に対して「検査」のみでなく、「治療」「予防」も含めた3つの診療を提供しています。検査で陽性となった方には、治療薬の処方が可能です。

性感染症の予防薬ドキシペップ・HIV PrEPとは

梅毒には、そもそも感染しないようにする「薬による予防」という選択肢もあります。コンドームの使用は有効な予防手段の一つですが、データで見ていただいた通り完全ではありません。医師の診断の元、適切な予防薬の摂取も選択肢として持っておくと、梅毒の感染リスクを下げる有効な手段となりえます。当院では、適切な性感染症の検査と共に性行為後72時間以内の内服で梅毒・淋病・クラミジアを一定確率で防ぐ事後予防薬「DOXY PEP(ドキシペップ)」と、性行為前に服用することでHIV感染を防ぐ事前予防薬 「HIV PrEP(HIVプレップ)」を処方しています。

ドキシペップの詳細はこちら:https://sti-check.com/medical/doxy-pep-lp/

HIV PrEPの詳細はこちら:https://sti-check.com/medical/prep-generic/


クリニックプロフィール

KARADA内科クリニック 総院長 佐藤昭裕紹介:

KARADA内科クリニック総院長。日本感染症学会専門医・指導医。 感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。日本テレビ「スッキリ」に感染症専門家として毎週出演していた他、「世界一受けたい授業」・「ザ!世界仰天ニュース」など出演多数 。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。   

KARADA内科クリニック渋谷 院長 田中雅之紹介:

東京だけではなく、北海道のオーホーツク海を目の前にしながらも総合内科医としてその地域に根ざした診療に従事。また、内科の専門として感染症専門医としてもこれまで一般的な感染症診療のみならず、ワクチン接種や性感染症、HIV感染症などの診療にも取り組んできた。 さらには、研究者として、医療現場の日常に潜む倫理的な課題にも向き合いながら学会や論文で発信を続けている。

【資格】医学博士、日本感染症学会専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医、臨床研修指導医(厚生労働省)

クリニック概要

名称:医療法人社団OURS KADADA内科クリニック

所在地①五反田院:〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-2-8 FPG links GOTANDA 10F

所在地②渋谷院:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-23-13 丸大ビル6F

所在地③中野院:〒164-0001 東京都中野区中野5丁目64-5 中野サンピオーネビル 7階

所在地④福岡天神院:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目3-37 FPG links TENJIN 3F

診療科:内科/感染症内科(他、院ごとに診療科が異なります)

ホームページ: https://sti-check.com/

 

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会社概要

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都品川区西五反田1-2-8 FUNDES五反田10F
電話番号
03-3495-0192
代表者名
佐藤昭裕
上場
未上場
資本金
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設立
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