ソシオネクスト、TSMCの5nmプロセスを次世代車載カスタムSoCに採用
高性能、車載品質とカスタムデザインのフレキシビリティを実現
【横浜発, 2021年2月4日】 株式会社ソシオネクスト (Socionext Inc.) は本日、ソシオネクストが提供する自動車向け次世代SoCにTSMCの最新の5nmプロセス「N5P」を採用することを発表しました。高度ADAS (先進運転支援システム) や自動運転に対応したカスタムSoCのリスク生産を2022年に開始する予定です。
TSMCの5nmテクノロジーファミリーであるN5Pは、現在利用できる世界最先端のプロセス技術です。生産能力を増強しつつ、欠陥密度の低減は以前の世代のテクノロジーよりも早いペースで進んでいます。N5PはN5の改良版プロセスで、前世代のN7テクノロジーと比較して20%の処理能力向上、40%の消費電力削減、また最大で80%のロジック集積度の向上を実現しています。同時にN5Pを用いた設計は業界で最も包括的に整備されたエコシステムによりサポートされています。
久保 徳章 (ソシオネクスト 執行役員常務 兼 オートモーティブ&インダストリアルビジネスグループ グループ長): 「TSMCの最先端プロセステクノロジーをソシオネクストの次世代車載ソリューション開発のプラットフォームに採用できることを大変うれしく思います。ADAS・自動運転の分野では非常に高度な演算処理が必要になります。TSMCは当社にとってコンシューマー向けから車載まで幅広い製品における重要なパートナーであり、当社はTSMCの先進テクノロジーを活用することでお客様の次世代自動車の開発に貢献していきます。」
Dr. Cliff Hou (TSMC Senior Vice President of Europe and Asia Sales and Corporate Research): 「次世代のスマート自動車の開発を加速するためには革新的な半導体技術が必要不可欠です。ソシオネクストとTSMCの協業は、お客様の製品価値の最大化を実現するために業界をリードする半導体テクノロジーを提供する、という当社のコミットメントを示すものです。」
車載ASICにおけるソシオネクストのグローバル市場でのリーダーシップを強化
ソシオネクストは自動車向けにASIC (Application Specific Integrated Circuit、特定用途向けIC) を長年開発、提供してきた実績があります。イメージング、グラフィックス、ハイパフォーマンスコンピューティング、高速アナログ・RFなどの強みを活かし、ハードウェア・ソフトウェアの最適な実装で顧客を支援してきました。機能安全規格ISO26262、また自動車向け信頼性・品質規格である AEC-Q100、IATF-16949にそれぞれに完全に準拠し、サードパーティーのIPベンダー、デザインパートナーとも強力なネットワークを構築しており、競争の激しい自動車分野において顧客製品の差異化に貢献するSoCを提供します。
ソシオネクストの次世代車載カスタムSoCソリューションは、将来の自動運転車や現在急速に進化している車載電子システムに必須となる性能と安全性を実現し、量・質ともに増大するさまざまな処理への要求に対応します。業界をリードするTSMCのN5Pテクノロジーを採用することで、ソシオネクストの製品は、高速スイッチング・デバイス、高解像度センサー・データ処理、高性能ドメイン・コントローラー、自動走行、先進ネットワーキングなど、さまざまな機能への対応が可能になります。
N5Pテクノロジーを採用したカスタムSoCのサンプル出荷を2022年第二四半期から開始する見通しです。
ソシオネクストについて
株式会社ソシオネクスト(Socionext Inc.)は、SoC(System-on-Chip)の設計・開発および販売を事業とするグローバル企業です。コンシューマー、オートモーティブおよびインダストリアル分野における世界トップレベルの技術を核に、今日のさまざまなアプリケーションの進化を支えます。長年培った技術力と経験、さらに豊富な IP ラインナップをベースに卓越したソリューションを提供し、人々の豊かな体験 = “better quality of experience”の実現に貢献します。2015 年に設立された株式会社ソシオネクストは横浜市に本社を置き、日本国内、アジア、米国およびヨーロッパの各拠点において製品開発および販売活動をグローバルに展開しています。
詳しくは https://www.socionext.com/jp/ をご覧ください。
記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。プレスリリースに記載された内容は 発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
TSMCの5nmテクノロジーファミリーであるN5Pは、現在利用できる世界最先端のプロセス技術です。生産能力を増強しつつ、欠陥密度の低減は以前の世代のテクノロジーよりも早いペースで進んでいます。N5PはN5の改良版プロセスで、前世代のN7テクノロジーと比較して20%の処理能力向上、40%の消費電力削減、また最大で80%のロジック集積度の向上を実現しています。同時にN5Pを用いた設計は業界で最も包括的に整備されたエコシステムによりサポートされています。
久保 徳章 (ソシオネクスト 執行役員常務 兼 オートモーティブ&インダストリアルビジネスグループ グループ長): 「TSMCの最先端プロセステクノロジーをソシオネクストの次世代車載ソリューション開発のプラットフォームに採用できることを大変うれしく思います。ADAS・自動運転の分野では非常に高度な演算処理が必要になります。TSMCは当社にとってコンシューマー向けから車載まで幅広い製品における重要なパートナーであり、当社はTSMCの先進テクノロジーを活用することでお客様の次世代自動車の開発に貢献していきます。」
Dr. Cliff Hou (TSMC Senior Vice President of Europe and Asia Sales and Corporate Research): 「次世代のスマート自動車の開発を加速するためには革新的な半導体技術が必要不可欠です。ソシオネクストとTSMCの協業は、お客様の製品価値の最大化を実現するために業界をリードする半導体テクノロジーを提供する、という当社のコミットメントを示すものです。」
車載ASICにおけるソシオネクストのグローバル市場でのリーダーシップを強化
ソシオネクストは自動車向けにASIC (Application Specific Integrated Circuit、特定用途向けIC) を長年開発、提供してきた実績があります。イメージング、グラフィックス、ハイパフォーマンスコンピューティング、高速アナログ・RFなどの強みを活かし、ハードウェア・ソフトウェアの最適な実装で顧客を支援してきました。機能安全規格ISO26262、また自動車向け信頼性・品質規格である AEC-Q100、IATF-16949にそれぞれに完全に準拠し、サードパーティーのIPベンダー、デザインパートナーとも強力なネットワークを構築しており、競争の激しい自動車分野において顧客製品の差異化に貢献するSoCを提供します。
ソシオネクストの次世代車載カスタムSoCソリューションは、将来の自動運転車や現在急速に進化している車載電子システムに必須となる性能と安全性を実現し、量・質ともに増大するさまざまな処理への要求に対応します。業界をリードするTSMCのN5Pテクノロジーを採用することで、ソシオネクストの製品は、高速スイッチング・デバイス、高解像度センサー・データ処理、高性能ドメイン・コントローラー、自動走行、先進ネットワーキングなど、さまざまな機能への対応が可能になります。
N5Pテクノロジーを採用したカスタムSoCのサンプル出荷を2022年第二四半期から開始する見通しです。
ソシオネクストについて
株式会社ソシオネクスト(Socionext Inc.)は、SoC(System-on-Chip)の設計・開発および販売を事業とするグローバル企業です。コンシューマー、オートモーティブおよびインダストリアル分野における世界トップレベルの技術を核に、今日のさまざまなアプリケーションの進化を支えます。長年培った技術力と経験、さらに豊富な IP ラインナップをベースに卓越したソリューションを提供し、人々の豊かな体験 = “better quality of experience”の実現に貢献します。2015 年に設立された株式会社ソシオネクストは横浜市に本社を置き、日本国内、アジア、米国およびヨーロッパの各拠点において製品開発および販売活動をグローバルに展開しています。
詳しくは https://www.socionext.com/jp/ をご覧ください。
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