石川県新築着工棟数10年連続No.1のAXSデザインが、能登震災復興支援の平屋「cutto with」を開発

～被災者向けに作られた、高性能かつコストを抑えたコンパクトな平屋住宅。七尾市にモデルハウスを建設、見学会を実施～

株式会社AXSデザイン

2024年11月28日 14時30分

石川・富山・福井の3県で事業を展開するハウスメーカー、株式会社AXSデザイン（本社：石川県金沢市、代表：多江義教　以下「当社」）は、能登半島地震で被災された方々を支援するため、復興支援平屋住宅「cutto with」を発表しました。

珠洲市出身の代表が故郷の復興に貢献する想いからスタートしたこのブランドは、高い断熱性と制震性能を備えつつコストパフォーマンスにも優れた規格型コンパクト住宅となっており、一般的にゼロから住宅を建てる場合と比べ早期の住み替えを支援します。七尾市泉南台にモデルハウスをオープンし、見学会と住み替え相談会を開催しております。

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■開発経緯

～故郷・珠洲への想いを形に、地域の復興を願って～

2024年の能登半島地震は、石川県珠洲市をはじめ多くの地域に甚大な被害を与えました。珠洲市出身の当社代表者も、震災により幼少期の思い出の詰まった故郷が傷つく様子を目の当たりにし、心を痛めてきました。創業から約30年、住まいづくりを通して家族の絆を育む「家」という存在の大切さを見つめ続けてきた当社は、震災の被害を受けた多くの家庭の生活再建を支えたいという思いから、復興支援モデルハウス「cutto with」の開発に至りました。

当ブランドには、「住まいを通じて地域に希望と安心を届けたい」という当社の使命感が込められています。能登の人々が新たな生活を築けるよう、また地域全体が復興に向けて前進できるように願いを込め、地震被災者に提供させていただきます。

新ブランドの特長

～安心・快適とコストパフォーマンスを両立した規格型のコンパクトな平屋～

「cutto with」は、迅速に住み替えを実現できるよう設計された平屋住宅で、特に地震被災者を対象としています。その特長は大きく3つに分かれます。

1. 高性能と安全性の両立

「cutto with」では、北陸地方の気候に対応した高い断熱性能と、地震に強い構造を採用しています。断熱性能は等級5相当を備え、冬の寒さや夏の暑さから快適な生活環境を提供。また、制震装置も標準装備されており、地震時の揺れを最大88%軽減するアルミ製制震ブレースが採用されています。この制震ブレースは、建物全体にかかる負担を軽減し、住まいの寿命を延ばす効果が期待されます。

2. 規格化による低コスト・短納期

被災者の住み替えをスムーズに実現するため、規格化設計による効率化でコストパフォーマンスの向上と工期の短縮を実現。建築価格1,048万円～（税込1,153万円）で提供しています。低コストでありながら高性能であり、多くの方々が安心して暮らせる住まいとなっています。

3. 暮らしやすさとデザインの自由

「cutto with」はコンパクトながらも快適な住空間を実現。効率的な家事動線と開放感のある住みやすい設計となっています。内外観のデザインにもバリエーションがあり、ナチュラルでシンプルなテイストから好みのデザインを選ぶことが可能です。洗練された片流れ屋根や明るい採光、重力換気システムなど、安心で心地よい暮らしをサポートする工夫も随所に施されています。