~夏休み特別企画 日本の伝統文化に触れて学ぼう!~小中学生向けイベント「アゴラ-僕たちのサイバー伝統文化むら-」を開催!
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団(理事長 小西尚子)は、2021年8月1日に、小中学生向けの日本の伝統文化に触れられるイベント「アゴラ-僕たちのサイバー伝統文化むら-」を開催いたします。本イベントでは簡単な色絵磁器制作、原方刺し子を用いたマスクづくりが体験でき、江戸時代に発展した団扇や金魚について学習できます。また、新型コロナウイルス感染拡大防止を祈念し、日本におけるはやり病との闘いの歴史について、専門家の先生に分かりやすく解説いただきます。
※本事業は文化庁「子供たちのための伝統文化の体験機会回復事業」の採択事業として開催されます。
※本事業は文化庁「子供たちのための伝統文化の体験機会回復事業」の採択事業として開催されます。
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団(理事長 小西尚子)は、2021年8月1日に、小中学生向けの日本の伝統文化に触れられるイベント「アゴラ-僕たちのサイバー伝統文化むら-」を開催いたします。
本イベントは、各会場をオンラインでつなぎ、コロナ渦で断たれてしまった「小中学生と伝統文化の出会いの場」の創出を目的として実施いたします。今回は特殊な紙を貼ることでお皿への色絵付け体験ができるワークショップをはじめ、武士の刺繍である「原方刺し子」に触れたり、江戸時代に花開いた団扇や金魚について学ぶことができます。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止を祈念して、専門の先生に「えき病と神さま」について分かりやすくお話いただきます。日本では目に見えない疫病に対して、神や仏に祈り、祭りを行うといった目に見えない力(無形のワザ)をもって退治しようとしてきました。そしてそのワザは現在、各地に民俗芸能として残っています。一方で近代に入り、長崎の出島でシーボルトが現在の予防接種に当たる「種痘」を実施するなど、西洋医学の導入の動きも活発になっていきました。疫病封じのお祭りや、医学の力を駆使して疫病と戦ってきた日本人の姿について、様々な視点から学習できます。
成長期の小中学生にとって、自らの五感を最大限に活用し、文化や自然と触れ合うことは、情操教育の面からも大変有効であるとされています。ポーラ伝統文化振興財団は「形ないモノでも大切にする」という心を養うことが非常に重要であると考え、日本の伝統文化を通じて支援してまいります。
◆開催概要
イベント名:アゴラ-僕たちのサイバー伝統文化むら-
開催日時:2021年8月1日 9時~18時
会場:主会場:台東区文化センター、四谷会場:四谷ひろば、山形会場:伝国の杜、長崎会場:長崎歴史文化博物館 ※主会場と各会場をオンラインで繋いで各コンテンツを受講します
主催:公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団
協力:長崎歴史文化博物館、四谷地区青少年育成委員会
後援:江東区教育委員会、日本博
参加方法:詳細は公式HP(下記URL)をご覧ください。
https://polaculture2021.wixsite.com/website (7月1日公開予定)
参加料:無料(文化庁「子供たちのための伝統文化の体験機会回復事業」の採択事業)
◆実施コンテンツ
①私だけの色絵磁器体験(全会場開催)
日本を代表する陶磁器(とうじき)の九谷焼(くたにやき)は、その鮮やかな色使いが特徴です。白地のお皿に、色絵の具でできた特殊な紙を貼って自由にデザインし、オリジナルのお皿を制作します。食器を安価に購入できる現代だからこそ、陶磁器の歴史を先生から学びながら自身で制作することで、物を大切にする心を養い、食事を楽しむ心を育みます。
②武士の刺繍―原方刺し子でマスク作り―(全会場開催)
原方刺し子(はらかたさしこ)とは、江戸時代に上杉藩の武士の妻たちによって伝承されてきた日本の刺繍です。その独特の図案には意味があり、様々なものにその「想い」を込めて文様を施していました。今回は「心身の安全」を意味する図案をマスクに刺し、新型コロナウイルスの鎮静化を願いながら、人を思いやる心を育みます。
③江戸文化学習コーナー(主会場のみ)
江戸時代には様々な文化が花開きました。特に、団扇や金魚は平和な江戸の象徴でもあり、この時代に様々に改良され、現代に伝わっています。そんな団扇と金魚の歴史を学べるコーナーでは、金魚の模様の変遷を学べ、うちわに「アマビエ」のハンコ等を押してオリジナルのうちわ制作ができます。
また、「えき病と神さま」では、ワクチンが無かった江戸時代に、日本人はどのようにえき病に立ちむかってきたのか、先生方に分かりやすく教えてもらいます。
④夏休み自由研究相談教室(主会場のみ)
この教室では、様々な専門家の先生に直接、自由研究の相談が出来ます。すでに研究テーマが決まっていれば、研究内容をより良いものに、まだ研究テーマが決まっていない場合はどのような研究が良いかアドバイスがもらえます。
・水嶋英治先生:博士(世界遺産学)・安室知先生:博士(文学)・川﨑瑞穂先生:博士(音楽学)・鈴木昂太先生:博士(文学)・加藤里織先生:博士(歴史民俗資料学)・佐藤典克先生:陶芸作家・遠藤きよ子先生:刺し子作家
⑤江戸文化体験コーナー(主会場のみ)
各学習コーナーで学ぶと、一枚チケットがもらえます。このチケットでヨーヨー掬い、金魚・お菓子・おもちゃ交換が楽しめます。チケットは全部で6枚(色絵磁器・刺し子・団扇学習・金魚学習・えき病学習・自由研究教室)。たくさん学んで、たくさん楽しんでください!
■ポーラ伝統文化振興財団について
「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」という想いの下、豊かな社会と文化の向上に寄与すべく、1979年に設立。日本の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能などの無形の文化財を対象に、保存・伝承・振興の活動を行っている。
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