福岡県の提案、響灘に面した自然と歴史あふれる地、遠賀・中間の魅力いっぱい地域発見旅

福岡県では県北部に位置する、1市4町からなる遠賀・中間(おんが・なかま)地域の観光周遊ルートを地元観光ガイド協力のもと新たに作成し、コロナ禍でのマイクロツーリズム、エコツーリズムに適した新しいスタイルの旅を提案致します。

　遠賀・中間地域は、福岡県の北部に位置する、中間市(なかまし)・芦屋町(あしやまち)・水巻町(みずまきまち)・岡垣町(おかがきまち)・遠賀町(おんがちょう)の1市4町からなる地域。

　響灘に面した美しい海岸線と、豊かな水をたたえる遠賀川。恵まれた自然の中で育まれた海の幸や農産物。地域を彩る四季折々の花。いにしえの人々の暮しを偲ばせる史跡。
豊かな自然を活かしたアウトドアアクティビティ体験や、レジャースポットも充実した「巡って良し」「遊んで良し」「食べて良し」の近年注目の観光エリアです。

　福岡の観光エリアとしてまだまだその魅力が十分に知られていない遠賀・中間地域ですが、今回提案する「遠賀・中間観光周遊ルート」は、アフターコロナを見据えたアンダーツーリズムの取り組みのひとつ。
地元を知り尽くす観光ガイドが作成した周遊ルート。
“世界遺産”明治日本の産業革命遺産の構成遺産のひとつ「遠賀川水源地ポンプ室」をはじめ、かつての茶釜の名産地を偲ぶことができる「芦屋釜の里」などの歴史・文化を感じるスポット、季節ごとに異なる風景を織りなすサイクリングロードや、自然の小径(こみち)を歩いてまわり、地域と触れ合うイギリス発祥の「フットパス」コースなど自然を満喫できるメニューが盛りだくさん。地元で人気のグルメスポット情報も充実。

　1泊2日のドライブ旅ルート、響灘海岸線に沿ったサイクリングロードを活かした自然満喫ルート、公共交通機関でもOKなルートなど全7ルート。
観光エリアとしては発展途上にある地域とも言えますが、だからこそ訪れる人それぞれのスタイルで楽しめる定型化されていない観光のかたちを提案するものとなっています。

遠賀・中間 周遊ルート

 
▼＜１泊２日/レンタカーを利用して＞

1) いろんな時代のいろんな物語 遠賀・中間まるごと満喫の旅
　日本の稲作文化発祥の地といわれる遠賀・中間地域は、古代から近代までいろんな時代のいろんな物語にあふれています。ゆったりとした風景のなかで、悠久の時の流れを感じてみましょう。

 2) 潮風をからだで感じる２日間 ひびきシーサイドの旅
　弓なりに伸びる海岸線。その向こうに広がるのは、雄大な響灘。ルート内には海と遊べるスポットもいっぱいです。潮風の心地よさを体感しながら、とことん海を楽しみましょう。

▼＜日帰り/レンタカーを利用して＞

3) きれいで体によくておいしくて 花と野菜とフルーツの旅
　海沿いや川沿いにのどかな田園風景が広がる遠賀・中間地域は、花や野菜やフルーツの宝庫。おだやかな風に吹かれながら、体にやさしい一日を過ごしましょう。

 ▼＜１泊２日/公共交通機関を利用して＞

4) リバー&シーサイド 「のんびり歩く」を楽しむ旅
　遠賀・中間地域は、電車やバスの便にそれほど恵まれてはいませんが、だからこそ「のんびり歩く」を楽しんでみましょう。「歩く」ことで、誰も知らないあなただけの風景に出会えるかも。

 ▼＜日帰り/公共交通機関を利用して＞

5) 空の広さを感じながら歩く おんがリバーサイドの旅
　「海があって、川があって、空がある」遠賀・中間地域は、広々とした空におおわれています。遠賀川沿いの空の広さを感じながら歩く一日。あなたにとってかけがえのない思い出になるかも。

 ▼＜日帰り/自転車を利用して＞

6) おんがリバーサイド のんびりサイクリングの旅
　遠賀川沿いには自転車で安心して走ることができるサイクリングロードが通っています。中流から河口まで、たまに寄り道しながらのんびり走ってみましょう。川を渡る風は気持ちいいですよ。

 7) ひびきシーサイド さわやかサイクリングの旅
　芦屋から宗像まで響灘に沿ってサイクリングロードが走っています。ほぼ全行程、海を眺めながらのサイクリング。各スポットの間も海のきらめきや、さわやかな風をいっぱい楽しめますよ。