滋賀県長浜「湖のスコーレ」で『福岡の杉工場 100年使いたい家具』展を開催。
杉工場の家具の定番品から、食堂椅子まで。受注生産品を中心に3月2日~4月3日まで展示販売します。
昨年末オープンした長浜市の商業文化施設「湖(うみ)のスコーレ」にて、3月2日より新たなギャラリー企画がはじまります。
杉工場の家具の定番で、かつ美しい、K&Kシリーズや新作のTOGETHERシリーズ、業務用で使われてきた家具をリサイズした食堂椅子や屋台椅子と言ったものが揃います。
どちらも受注生産品となり、オーダーを受けてから製造に入ります。
待つ時間も、一生ものの家具を手に入れる、大切な準備の時間とも言えます。
小さな椅子はお持ち帰りいただけるものも一部あります。
ぜひお立ち寄りください。素晴らしい家具ばかりです。
会期:2022年3月2日(水)〜4月3日(日)
場所:湖のスコーレストア内ギャラリー
滋賀県長浜市元浜町13番29号1階
共催:杉工場・湖のスコーレ
◆杉工場の歴史
杉工場は、昔から林業・製材業の盛んな福岡県うきは市にあります。
明治中期より家具製作を始め、創業当初は主に箪笥などの木製家具を作っていました。次第に生徒用机・椅子、跳び箱などの体育用具全般の製作を始め、全国の学校へ納品するようになります。昭和初期には、学校用家具工場として、当時の文部省から推薦を受け高い評価を得ました。
現在、長年の経験を活かしながら自社工場で安心・安全、人と環境に配慮した製品づくりを続けています。
-杉工場の家具づくりへの思い
私たち杉工場が大切にしているのは
「美しさ」です。
ただそれは年輪のように、
時を重ねていく中で生まれてくるもの、 ものの佇まいや社屋の風景、
そこにいる社員ひとり一人の姿から 輪郭線のように浮かび上がる
ものではないか、と考えています。
時代に左右されず、
世代にも左右されない、
「美しさ」とは何かを、
探し続けていきたいと思います。
◆展示に向けて
福岡の杉工場さんに出会ったのはおそらく5〜10年ほど前でした。シンプルで素朴で、過度なデザインが入る余地はなく、そこに「自然体の家具」という印象を持ちました。杉工場の家具は、暮らしの姿勢を整えてくれる美しさがあります。きれいに整頓して使おう、余計なものは買わないでおこう、なんだか両親や学校の先生から教わったような言葉が、杉工場の家具から、じわりと話しかけられている気持ちになります。暮らしを美しく、というのは、物に溢れた豊かさより、少ない物を豊かに使いこなす知恵を求められるのでしょう。子供には、大人になってもずっと使える杉工場のような学習机とともに、生きる知恵を学ばせたいと思います。時代に左右されない自然体な家具。100年その先も、人の知恵が続く限り使いたい家具なのです。
湖のスコーレ
相馬夕輝
◆会場案内
所在地:滋賀県長浜市元浜町13番29号1階 「湖のスコーレ」
営業時間・店休日:11時~18時(喫茶室は11時~17時)、毎週火曜休み
問合せ:info@umi-no-schole.jp
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