徳島県三好市でのスマートフォンを活用した地域内外住民同士の助け合いビジネスプラン実証実験にデジタルウォレットプラットフォームを提供
〜ソーラーシェアリング農地で農作物収穫を手伝った参加者に助け合いのデジタルポイントを付与し、市内の飲食店でポイントを使ってキャッシュレス決済を行う循環型の実証実験を実施~エバーコネクト株式会社
ブロックチェーン技術を活用したデジタルウォレットプラットフォーム「Owlwallet」を運営するエバーコネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:吉田 敬一、以下「エバーコネクト」)は、株式会社クリエアナブキ(本社:香川県高松市、代表取締役社長:楠戸三則、以下「クリエアナブキ」)が実施した「スマートフォンを活用した地域内外住民同士の助け合いビジネスプラン実証実験」にデジタルウォレットプラットフォームを提供したことをお知らせします。
本実証実験は、クリエアナブキが2023年10月9日に開催された「第2回せとうちビジネスコンテスト」で「せとうちアントレプレナー賞」を受賞したビジネスプランを元に実施されたものです。
本ビジネスプランは、以下の通りです。
“せとうちエリアにおいては、人口減少・高齢化により、近い将来、生活上の支障がでても人の手が行き届かず、頼る先すらないといった状況に陥ることが危惧されています。
そのような中で、我々は人口減少対策の本質の重要な施策は地域共生社会創りであると考えます。
そして、これまでの地域共生社会のレガシーを創造的に破壊し、地域共生をDXするWEBアプリケーションをご提案します。当該アプリは、住民が登録した『助けてほしいこと』と、『助けられること』とをマッチさせ、ポイントのやりとりで助け合いが可能な仕組みとなっています。生じたポイントは、地元の応援店で利用が可能なため、地域の助け合いが促進されるだけではなく、地域内での経済循環を創り出します。”
今回、徳島県三好市を実証場所として選定し、一般社団法人三好みらい創造推進協議会の協力のもと、ソーラーシェアリング農地における農作物収穫の人手不足の助け合いを助け合いのメニューとして実証実験を行いました。
2024年8月4日(日)、県内外から集まった参加者が、ソーラーシェアリング農地できゅうりやトマトの収穫を手伝い、その報酬として、事前にダウンロードした専用アプリに1,200ポイントを付与しました。その後、参加者は、市内にある飲食店で、当日獲得した報酬ポイントを使用し、地元食材を使ったランチを楽しみました。ポイントは参加店に設置したQRコードを専用アプリで読み込み、支払い金額分のポイント(1ポイント=1円で使用可能)を消費しキャッシュレスで決済を行う仕組みです。
今回、弊社のデジタルウォレットプラットフォームは、ブロックチェーン技術を活用した改ざん耐性の高さと、暗号鍵を活用した利用者の証明、サービス利用の認可認証を組み合わせを実装しており、クリエアナブキのビジネスプランである「社会貢献する人が報われる世界観を創る」というコンセプトにおいて、今後NFTでの社会貢献性の証明などに親和性があることから採用していただきました。
また、参加者からは、「ボランティアは続かないが、こういった報酬がもらえるとありがたいので、また参加したい」「スマホ一つで簡単に支払いができて便利だった。」などの意見が寄せられました。
エバーコネクトは、地域社会に新しい価値をもたらすために、デジタル技術と地域の連携を推進し続けます。今後も様々なプロジェクトに挑戦し、持続的な社会の実現に寄与してまいります。
【関連サイトURL】
◆Owlwallet HP https://owlwallet.jp/
◆エバーコネクト株式会社について
2017年に事業開始。同年より嗜好解析とブロックチェーン技術の研究開発を行い、デジタルウォレットプラットフォームの提供を開始。ユーザーの利便性と安全性と地域経済の発展に貢献するとともに、地域のDXを推進していく予定です。
本件に関するお問い合わせ先:contact@everconnect.jp
◆クリエアナブキについて
◆三好みらい創造推進協議会について