東北学院中学校・高等学校が完全オンラインのインターナショナルスクールNisaiと提携し、ケンブリッジA- Levelプログラムを課外プログラムとして導入決定

日本と海外のどちらの大学への進学にも対応しやすいことや、学費が格段に安いことが大きな評価ポイント

Nisai Japan 株式会社

東北学院中学校・高等学校(宮城県仙台市宮城野区)では日本と海外のどちらの大学にも進学できる体制を整えるため、ケンブリッジA- Levelプログラムを課外プログラムとして導入していくことが決定いたしました。2023年度は受講希望者の生徒に対してプログラム提供を行い、数年後の学校カリキュラムへの導入を目指します。

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■グローバル化が進む日本社会にあって、英語を始めとする外国語を身につけた人材育成は急務

岩上 敦郎(いわかみ あつお)副校長岩上 敦郎(いわかみ あつお)副校長

Nisai:導入を決定する前の悩みは何でしょうか?

岩上 副校長:
本校の創立は1886年で130年以上の歴史のある男子中高でしたが、2022年度から共学化が始まり、現在中1・2年生と高1・2年生に女子が在籍しており、あと2年で共学化が完成することになります。共学化の議論が具体化したのは4年前からでした。

コースをどのように編成すべきかを検討する職員会議で、女子の希望に応えられるようにと国際コースの設置を管理職が提案したのですが、コースをこれ以上増やすべきではないという教員の主張が多数となり、実現しませんでした。

しかし、グローバル教育担当の私としては、今後の日本の実情を考えたときに、インバウンドにしてもアウトバウンドにしても、外国人とのあらゆる場面での交流が盛んになることははっきりしており、英語を始めとする外国語を身につけた人材の育成は急務との意識は常にありました。

■インターナショナル教育のニーズに対して、今まで十分に応えることができなかった

岩上 敦郎(いわかみ あつお)副校長岩上 敦郎(いわかみ あつお)副校長

岩上 副校長:
そこで、国際教育専門会社や台湾大学進学専門団体と連携して、国内外での英語研修、留学、海外大学進学にチャレンジする生徒を増やしてきました。その後コロナ禍となり、海外研修や留学はできなくなりました。しかし、その中でも、校内での対面やオンラインの英語研修も行っては見たものの、コロナ罹患のため出席できない生徒が出てしまいました。

また、その校内英語研修も単発的な行事にとどまっていました。さらには、海外大学に進学したいと考えている生徒に対して、学校として年間を通して必要な英語力を付けさせてあげられる方策が授業以外にはないとも思っていました。また、本校が共学化する際に、インターナショナルスクールの小学生が多数本中学校の説明会に来てくれていたのですが、その方々の希望に本校が応えられなかったことも残念だと思っていました。

そのあとの調べで、そのインターナショナルスクールの小学生の卒業生のうち、約半数が公立と私立の国際バカロレア(IB)実施校に通っていることがわかりました。

■できる生徒がどんどん先にいって伸びていくことは悪いことではない

髙木 ジョナ(たかぎ じょな)教諭髙木 ジョナ(たかぎ じょな)教諭

髙木 教諭:
私は元々大学の医学部で医学英語を教えていました。やはり医学部はアカデミックな英語を多く使います。長年教えた経験の中で「学生は専門科目は非常に優秀ですが、英語になると何故こんなに身についていないのか。これだけ優秀な学生なのにどうして。」と不思議に思いました。アカデミックな英語を教える経験の中で、日本の中学校や高等学校ではどのような英語教育をしているかが気になり、転職をして東北学院中学校・高等学校に勤めています。

日本の高校の英語レベルは大きな課題だと感じています。私はフィリピン出身ですが、日本の英語教育システムと海外の英語教育システムは大きく違います。

まず日本では「みんな揃わないといけない。みんな一緒に始まって、一緒に終わらないといけない。」という考えが強くあるように思います。今は少しずつ変わってきていますが、特に30年前はちょっとでもはみ出すとあまり良くないと見られてきました。個人差はどうしてもありますので、その部分がちょっともったいないと思っていました。レベルの高い子ども達を育てたいので、どんどん先にいって伸びていくことは悪いことではないと今でも考えています。

先に進んで損をすることはないと思います。英語は数学と同じように理屈で教えられる部分もありますが、理屈で教えられない部分も備えている科目です。個人的には、もう少し競争させてもいいのではないかと考えています。

■Nisaiのプログラムは今の東北学院の中学生と高校生が置かれている環境に応えることができる

髙木 ジョナ(たかぎ じょな)教諭髙木 ジョナ(たかぎ じょな)教諭

髙木 教諭:
私は総合英会話という教科を担当しています。中学校1年生から3年生まで500名ほどの生徒を担当しています。人数が人数ですので1人1人に丁寧に素早くフィードバックができないのが悩みでした。例えば東北学院はパンデミックになった時に2ヶ月間オンライン授業になりましたが、その後はすぐに対面に戻りました。

オンラインの場合は、生徒たちはもちろん自分の都合の良いときに課題をやります。そうすると「課題提出」と「生徒からの質問」という流れがタイムリーにできずバラバラになってしまいます。フィードバックがタイムリーに行われていくということが生徒にとって非常に重要です。タイムリーなフィードバックがなくなると生徒のモチベーションが下がる可能性が出てきます。始めた当初はGoogle Classroomと対面授業を使ってブレンドで行っても良いと思ってはいましたが、そうするとタイムリーなやり取りができずバラバラになるという課題が見えてきました。

私自身も校内で生徒向けに英語トレーニングをしていましたが、学校のイベントと重なることもあり、継続するのに苦労しました。また機材がなかったため、レコーディングもできませんでした。そこで何か良いオンラインプログラムはないかと探していました。また何人かの先生もいくつかのトレーニングを見つけてきましたが、どうしても学校のイベントと重なってしまうので採用できずにいました。おそらく他の先生も似たような悩みを持っておられたのだと思います。

忙しくてタイムリーに生徒たちが聞きたいときに答えることができない。やはりタイムリーなやり取りがないと生徒の学びが止まってしまうことに私たち教諭は悩んでいます。そのような時に昨年、岩上副校長から英語科の会議で「Nisaiのプログラムがある」と話がありました。

生徒側の悩みとしては、「部活や塾などの習い事で、通常の学校の課題に取り組む時間が足りない。」ということです。そうすると勉強についていけない生徒さんたちが増えてしまい、できる子とできない子とのギャップが大きくなってしまいます。だからこそ、できる子はどんどん進んで次々に取り組んでいける方が良いと考えています。特に英語は進度を合わせるのが難しくなっていきます。

私がもし生徒ならば「そうさせてくれれば一番」だと思います。聞きたいときに答えを聞きたい、知りたいと思います。そう考えるとNisaiのプログラムは今の東北学院の中学生と高校生が置かれている環境に応えることができるプログラムだと思いました。

■Nisaiは価格面、プログラム面、全てにおいて導入に最適

岩上 敦郎(いわかみ あつお)副校長岩上 敦郎(いわかみ あつお)副校長

Nisai: 導入の背景ときっかけについて教えてください。

岩上 副校長:
英語学習のニーズに十分に応えることができていないという課題があったので、希望制で、課外で、安価に、年間を通して確実に英語力を身につけられる方策はないかと考えました。部活をしている生徒も多いので、放課後に通学する方法ではなく、自宅でも受講できるオンライン形式がいいと考えました。また、いわゆる英会話ではなく、英語4技能試験(英検、TOEFL、IELTSなど)の対策ができるプログラムが欲しいと思いました。さらには自身のアメリカ大学院留学経験から、「英語を」勉強するのではなく、「英語で」勉強することが英語力を飛躍的に身につける方法だと思っていたので、インターナショナルスクールとの連携も考えるようになりました。

そこで、何度もネット検索を行い、興味を持った数団体から説明していただく機会を持ったのですが、どの団体もラインナップや費用などの面で、本校の実情に合いませんでした。しかし、常日頃視聴していたYouTube「白川寧々チャンネル」で、偶然にもNisaiのことが触れられており、Nisai Japanのサイトを拝見し、説明を受けてみて、本校が連携するのにピッタリな学校だと直感しました。

■Nisaiで手頃にインターナショナル教育が受講でき、世界を舞台に生徒たちの可能性を広げることができる

髙木 ジョナ(たかぎ じょな)教諭髙木 ジョナ(たかぎ じょな)教諭

髙木 教諭:
去年の夏に夏期講習があり、すごい数の生徒から申し込みがありました。その時に依頼した会社のプログラムもとても良かったのですが費用がすごく高くなってしまいました。もう少しリーズナブルなもので「生徒たちのモチベーションをもっと上げましょう。できている生徒さんたちはもっと育てましょう」という話し合いがありました。副校長もアメリカで勉強してきた人なので、経験としてはいろいろな国の人と交流するのが一番良いと考えていたようです。

パンデミックのこの時期に海外留学はできませんでした。また、海外で勉強したいのだが、まず1年間はファウンデーションコースに入ってから、その後大学に正規に入るという流れがありますが、そのファウンデーションコースでのお金や時間を省けないかと考えていたところ、Nisaiのプログラムと出会いました。

■すべての要望を満たす豊富なプログラムで4技能向上、海外進学も可能なNisai Global School認定校

 

東北学院中学校・高等学校 職員東北学院中学校・高等学校 職員

Nisai: 導入の理由を教えてください。

岩上 副校長:
Nisaiは、インターナショナルスクールでありながら、英語力そのものを向上させるプログラムがとても充実しています。ほぼ英語初心者から発話力を伸ばすことができる「Units of sound」、英語4技能試験(英検、TOEFL、IELTSなど)の対策をしてくれる「CEFRコース」を開講されています。海外留学しなくても、年間を通じて「英語を」学ぶ機会が提供できると思いました。また、「英語で」学ぶインターナショナルスクールのプログラムでも、本校にぴったりの中学生・高校生向けケンブリッジコースが揃っていました。また、CEFRコースとケンブリッジコースの両方を体験できる短期の「海外オンライン留学コース」やケンブリッジコースの予備コース(Boosterコース)もあります。そして、どのコースも驚くほど安価でした。他のオンライン・インターナショナルスクールと比べても何分の一かの学費で済みます。5名集まれば1つのクラスを作りますという点も驚きでした。本校のすべての要望を満たす唯一の選択肢がNisai Global School認定校でした。
 

 

■日本と海外の両方の教育を同時に受けることの相乗効果も期待。日本人としてのアイデンティティを確立しながらAレベル資格取得で海外大学進学も実現していく

左からNisai Japan:井上、竹内、CEO Dhruv Patel 、東北学院中高:帆足校長、岩上副校長左からNisai Japan:井上、竹内、CEO Dhruv Patel 、東北学院中高:帆足校長、岩上副校長

Nisai: ケンブリッジプログラムの評価ポイントと目指す成果を教えてください。

岩上 副校長:
本校では、中学校・高校の入学試験で、英検などの英語資格を持つ受験生を優遇する制度がありますが、英語の授業において、高い英語力を持つ生徒への特別な対応はできていませんでした。しかし、そのような生徒が課外においてケンブリッジプログラムを受講していくことができれば、各人に応じたより高い英語力をつけることができるようになり、学校への満足度も上がると期待しています。また、さらにはAレベル資格を取得すれば、イギリスやオーストラリアなどの大学に、予備コース(ファウンデーション)を経由せず、ダイレクトに進学できるようになりますし、アメリカなどの大学でも単位として認めてもらえるようになるのは大いに評価できるポイントだと考えています。

将来ケンブリッジ大学やオックスフォード大学にダイレクトに進学して世界で活躍する生徒が出て来て欲しいという期待はあります。また、Aレベルは、国際バカロレア(IB)よりも履修科目の負担が少ないため、日本と海外のどちらの大学に進学するにしても対応しやすいことや、学費が格段に安いことは、大きな評価ポイントだと考えています。日本と海外の両方の教育を同時に受けることの相乗効果も期待できますし、日本人としてのアイデンティティの確立にも繋がります。今後は、英語力の高い生徒がケンブリッジプログラムを、課外ではなく正課の授業(本校の教員が第二の教員として入るティームティーチング形式)として受講できるようにすれば、ダブルスクールの負担が軽くなり、Aレベルも取りやすくなると思いますので、それを早期に実現できるよう教員団と議論を重ねていきたいと考えています。近年では「学校設定科目」も利用できるようになっているので、その利用可能性も考慮しながら、カリキュラムに組み込むことを検討していきたいと考えています。

■ケンブリッジA-level 取得で開かれる進学経路と得られる学力

 

ケンブリッジA-level 取得で開かれる進学経路ケンブリッジA-level 取得で開かれる進学経路

国内大学進学を希望する生徒には希望する大学進学に、強い武器となる英語力を2年かけて養成します。国内大学進学では英語力をつけてケンブリッジ英検や英検などの上級資格を取り、強い武器として活用していただくことができます。

海外大学進学を希望する生徒には希望する大学進学に必要な学力をEnglish、Math、Psychologyなどの5科目から選択し、2年かけて養成してきます。世界中の大学や企業に高く評価されているケンブリッジインターナショナルの国際資格は、グローバルなステージで成功するためのパスポートです。

■Nisai Global School(NGS)認定校のポイント

1. 授業は全てオンラインでNisaiの教員が担当
Nisaiの教員がオンラインで授業を提供します。経験豊富は教員が学習者のレベルに合わせてケンブリッジプログラムを提供。質の高いグローバル教育を手軽に受講していただけます。

2. 既存のコースに「インターナショナルコース」ができる
既存のコースにNisaiのプログラムが加わります。「英語力育成コース」「インターナショナルコース」「海外直接進学コース」など学校機関のニーズに合わせて柔軟にコースを設置することができます。

3. 低コストですぐに導入が可能
すでにお持ちのリソースを活用して簡単に導入いただけます。スタートまでのハードルも低く、低コストですぐに導入できるのが大きなメリット。

4. 国際基準の英語力を生徒に習得させる事とグローバルな人材への育成が可能
NGS認定校ではLower SecondaryからケンブリッジインターナショナルA-Levelまで、ケンブリッジインターナショナル認定のカリキュラムを提供していますので生徒に国際基準の英語力を習得させる事が出来ます。海外進学の選択肢を生徒につくる事ができるのでグローバルに活躍できる人材育成が可能です。

■Nisai Global School(NGS)認定校とは?

Nisai Global SchoolNisai Global School

日本国内にあるNisai Global School(NGS)認定校は、既存の教育機関とNisaiが提携し、Nisaiと生徒をつなぐ役割を果たしています。また日本で展開されるNGSは、既存の教育機関がそれぞれ持つ強みと海外式の教育を組み合わせた新しいコンセプトの学校です。「独自の強みとサポート × Nisaiのケンブリッジプログラム」で、どの生徒にも最高の教育を届けることをミッションとしています。

■東北学院中学校・高等学校概要
運営   :学校法人 東北学院
所在地  :宮城県仙台市宮城野区小鶴字高野123番1
校長   :帆足直治
電話番号 :022-786-1231
URL :https://www.jhs.tohoku-gakuin.ac.jp/

■Nisai Japan 会社概要
運営会社 :Nisai Japan株式会社
所在地  :京都府京都市下京区中堂寺粟田町 京都リサーチパーク4号館
代表者  :代表取締役CEO Dhruv Patel
電話番号 :0120-272−458
事業内容 :ブリティッシュカリキュラム・ケンブリッジプログラム
URL :https://nisai-british-onlineschool.com/

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会社概要

Nisai Japan 株式会社

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URL
https://nisai-british-onlineschool.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 京都リサーチパーク4号館
電話番号
080-2539-6785
代表者名
Dhruv Patel
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年12月