ホームルームの話題、49.1%が「キャリアについて」ホームルームでのキャリア教育に約8割が興味あるも半数以上が「教職以外の社会経験がない」「適切な教材がない」ことが懸念
〜「高校合格がキャリア教育になり一生涯続くキャリア教育になっていない」などの声も〜
イベントプロデュース事業を行う株式会社グローバルプロデュース(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:光畑真樹)は、中学校でクラスを担任する、20〜30代の教職員116名に対し、「中学校のキャリア教育」に関する実態調査を実施いたしました。
- サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月02日〜同年12月09日
有効回答:中学校でクラスを担任する、20〜30代の教職員116名
- 中学校教員の67.2%が「生徒同士の人間関係調整」に悩んでいる
・生徒同士の人間関係調整:67.2%
・保護者の対応:59.5%
・クラスの事務作業と授業の両立:55.2%
・生徒の提出物の管理:39.7%
・ホームルームの話題探し:30.2%
・その他:12.1%
・特にない:7.8%
- クラスを担任する上での悩み、「家庭訪問」、「不登校生徒の対応」などの声も
<自由回答・一部抜粋>
・26歳:部活動指導。
・28歳:不登校生徒の対応。
・31歳:とにかく時間が奪われる。
・27歳:学校行事等での負担が大きい。
・29歳:家庭訪問。
・31歳:業務過多。
・27歳:他のクラスの担任との連携。
- ホームルームでの話題「学校内の出来事」が68.1%で最多
・学校内の出来事:68.1%
・クラスの現状:65.5%
・自らの日々の気づき:63.8%
・時事ネタ:53.4%
・キャリア(将来のこと):49.1%
・自らの学生時代の話:45.7%
・本の紹介:19.8%
・その他:11.2%
・特にない:2.6%
- 「スポーツの話」、「ドラマの内容」もホームルームの話題に
<自由回答・一部抜粋>
・35歳:スポーツの話。
・34歳:季節の話。
・31歳:海外のこと。
・25歳:今の政治やコロナについて。
・30歳:ドラマの内容。
・29歳:ゲームの話。
- 約8割の中学校教員が、ホームルームの時間を利用して、「キャリア教育を行なってみたい」
・とても感じる:38.0%
・やや感じる:39.7%
・あまり感じない:10.3%
・全く感じない:3.4%
・どちらともいえない/わからない:8.6%
- 「キャリア教育」を行う際の懸念点、「自らに教職以外の社会経験がない」が60.0%
・自らに教職以外の社会経験がない:60.0%
・準備をする時間が足りない:55.6%
・適切な教材が見つからない:53.3%
・キャリアに関する生徒の興味・関心がわからない:32.2%
・目的が不明確:11.1%
・特にない:6.7%
・その他:2.2%
・わからない:1.1%
- 「価値観の違い」「他学年との連携」も「キャリア教育」を行う上での懸念点との声も
<自由回答・一部抜粋>
・30歳:価値観の違い。
・26歳:他学年との連携。
・31歳:他クラスとともにどのように進め、表現させればいいかわからない。
・32歳:生徒がその内容を理解し、食いつくかどうか。
・32歳:幅広い生徒に向けて役に立つ話があるとよいが、自分のなかではあまり見出せていない。
・35歳:高校合格が目先のキャリア教育になっており、もっとそのさきの一生涯続くキャリア教育になっていないこと。
・39歳:1人1人のニーズが分かりません。
- キャリア教育に関する情報収集先、「YouTube」、「インターネット」、「本」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・34歳:YouTube。
・37歳:インターネット、本。
・39歳:知人や書籍。
・32歳:ネット、本、過去に行ったものなど。
・36歳:色々な職業の方から話を聞く。
・34歳:過去に扱った資料やインターネット。
・26歳:専門の方などに講演をいただく。
- 83.4%の中学校教員が、「社長とオフィス」を体感できる動画プラットフォームがあれば、「キャリア教育」に利用したい
・とても思う:41.2%
・やや思う:42.2%
・あまり思わない:4.4%
・全く思わない:2.2%
・どちらともいえない/わからない:10.0%
- まとめ
まず、中学校教員がクラスの担任をする上での悩みについて伺ったところ、「生徒同士の人間関係調整」が67.2%、「保護者の対応」が59.5%、「クラスの事務作業と授業の両立」が55.2%という回答となりました。その他には、「家庭訪問」や、「不登校生徒の対応」なども挙がりました。
続いて、普段ホームルームで話している話題を聞いたところ、「学校内の出来事」が68.1%で最多回答となりました。「キャリア(将来のこと」については49.1%と、半数近くが話題にしていることも明らかになっています。
また、「ホームルームの時間を利用して、キャリア教育を行ってみたいか」と聞いたところ、約8割が興味を示しました。「キャリア教育」を行う際の懸念点としては、「自らに教職以外の社会経験がない」が60.0%で最多となり、他には「適切な教材がない」ということも半数以上が懸念に感じている結果となっています。自由回答では、「高校合格がキャリア教育になり一生涯続くキャリア教育になっていない」などの声も挙がりました。
最後に、「キャリア教育」を行う場合の情報収集の手段を尋ねたところ、「YouTube」や「インターネット」「本」などの回答がありました。そして、「様々な業界や業種の社長とオフィスを体感できる動画プラットフォームがあれば、「キャリア教育」を行う際に活用してみたいか」という質問に対しては、実に83.4%が活用したいと考えていることが分かりました。
今回の調査では、中学校教員の悩みの1つとして「ホームルームの話題探し」が挙がりました。現状のホームルームでは、学校内での出来事やクラスの状況に関する話題が中心である一方、約8割の教員が、ホームルームの時間を利用して「キャリア教育」を行なってみたいと興味を示しています。教職以外の経験が少ない教員からは、キャリア教育に有用な情報収集先のニーズが高まっているといえるでしょう。
- 「社長とオフィス」を体感できるプラットフォーム、『Enterprise TV』
「Enterprise TV(エンタープライズTV)」は、誰もが知る企業の「社長とオフィス」を体感できるプラットフォーム。世界中の小中高校生/若者/働く人たちが、誰もが知る企業の「社長とオフィス」を知ることで知見を拡げ『働くコトに大きな夢』を持ち、それが『社会全体の活性化』へと繋がるプロジェクトです。コンテンツは小中学生向けとなっており、中学校等の教育現場における、キャリア教育の教材としてもご利用いただけます。
<Enterprise TVの公式サイトはこちら>
https://enterprise-tv.jp/
- 会社概要
代表者:代表取締役社長 光畑真樹
本社所在地 :東京都渋谷区神宮前1-15-5
代表TEL:03-5738-2117
設立:2011年10月11日
資本金:10,000,000円
売上高:20億円(2019年度実績)
従業員数:30名(2020年7月時点)
事業内容:イベントプロデュース事業他
ホームページ:https://www.global-produce.jp/
Director’s TV:https://www.youtube.com/channel/UCelVKw5CYXZZuvFghbEsIGQ
Enterprise TV:https://enterprise-tv.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像