保育所年長児、逆上がり成功率が驚愕の100%。■未来挑戦隊チャレンジャー育成プロジェクト奏功し、開始からわずか5か月で劇的成長

運動が得意な子も苦手な子もみんな「やればできる」自信付け、今春新一年生ヘ。チャレンジする心と体力を育む事業結実

京都府宇治田原町

京都・宇治田原町の子ども達の夢を応援する取組「未来挑戦隊チャレンジャー育成プロジェクト」。このプロジェクトの一つ「保育所体づくりデ茶レンジャー育成事業」が、子ども達の可能性を大きく広げています。同事業では、2020年11月から町立保育所「あゆみのその」で日常にサーキット遊びを導入。小学1年生で逆上がりできる児童は学習前で2割程度(小学校教諭談)ですが、入学前の同園年長児は3月30日時点で、45人全員(*)が逆上がりができるようになりました。1年前、年中のとき1人しか逆上がりができない園児達が劇的な成長を遂げました。担任の神田先生は「逆上りは成長の数値結果の一つに過ぎず、観察力や共感力、判断力とともに、成長の喜びを実感することで自発的に挑戦する意欲的な心が育まれている」と話します。子ども達は4月から希望を胸に新1年生に。どんなミライヒーローに成長していくのか-。その未来に期待が膨らんでいます。宇治田原町では、2021年度も子ども達の夢を応援するユニークなプロジェクトを展開していきます。
*当初は成功率を「95.6%」でリリースしましたが、「100%」(3月30日時点)に修正しています。

■毎朝15分のサーキット遊びで明日を生きる力アップへ

サーキット遊び(運動)は、雲梯(うんてい)や高さの異なる鉄棒3台、平均台をコースのように設置して、個々

の能力に合った、さまざまな動きを組み合わせて周回していきます。これを、毎朝15分、3歳から5歳児が年齢ごとに集団で行います(2歳以下の園児も一回り小さい器具で)。

逆上りする感覚を無理なく体が覚えていきます。年長クラスの田中尊くんは「(補助の)鉄棒に足をかけたら回れるようになって、何度もしていると、(補助の)鉄棒無しでも回れるようになった)」。逆上りする感覚を無理なく体が覚えていきます。年長クラスの田中尊くんは「(補助の)鉄棒に足をかけたら回れるようになって、何度もしていると、(補助の)鉄棒無しでも回れるようになった)」。

 

 

バランス感覚ととっさの時の判断力が備わっていると、大けがを回避できるように。バランス感覚ととっさの時の判断力が備わっていると、大けがを回避できるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平均台を渡り終えたゴール地点で待っているお友達とタッチ。コミュニケーション力が自然と身に付きます。平均台を渡り終えたゴール地点で待っているお友達とタッチ。コミュニケーション力が自然と身に付きます。

お友達とタッチしたらダッシュで戻る。必ず二人一組になるため、ここは競争。お友達とタッチしたらダッシュで戻る。必ず二人一組になるため、ここは競争。

2歳児クラスも人口芝の上でぶら下がり。2歳児クラスも人口芝の上でぶら下がり。

何より子ども達は楽しみ、互いに触れ合いながら、どんどん自分でチャレンジしていきますので、連続逆上り(2回目以降は空中後ろ回り)も、年長児の44.2%(19/45)ができるようになっています。前半で神田先生が述べた「数字で評価できない力」の高まりは、子ども達の明日を生きる力につながっていると考えています。

 

逆上りしても鉄棒に捕まり体を浮かしたままキープ。これができると、このまま後ろ回りが連続でできるように。逆上りしても鉄棒に捕まり体を浮かしたままキープ。これができると、このまま後ろ回りが連続でできるように。

(参考)
●現年長児の成長(逆上がり成功率の推移)=2018年度(年少):0%(0/38)、2019年度(年中):2.3%(1/44)、2020年度:100%(45/45)●各年度の年長児の逆上がり成功率 2018年度:14.3%(5/35)、2019年度:38.9%(21/54)、2020年度:100%(45/45)


■事業のきっかけ

事業は、ふるさと納税担当がふるさと納税の使い道として、小さなまちだからこそできる飛び抜けた取組をできないかと、保育所職員に先進事業の紹介とともに打診したのがきっかけ。保育所職員たちが、安心安全な保育を大前提としながら、限られた時間・場所・職員で、子どもたちの可能性を広げる取組について、熟慮を重ねた結果、このサーキット遊びの導入に至りました。

 

■成長のヒケツ=子ども達のやる気×先生達の愛情
保育所の先生達はサーキット遊び時には、その子どもに合ったやる気を引き出す効果的な声かけに取り組んできました。例えば、鉄棒で、首が出るまで懸垂できたら「◯◯ちゃん金メダル」など。「子ども達の頑張りはもちろんですが、保育の最前線で毎日子どもたちと向き合ってきた先生方の愛情と熱意がマッチした結果だと思います(同町ふるさと納税総合プロデューサー:勝谷聡一)」

その子どもに合った、やる気を引き出す魔法の言葉をかける保育所の先生。その子どもに合った、やる気を引き出す魔法の言葉をかける保育所の先生。


ここにしかないふるさと納税の取組でまちの変化へ
宇治田原町は、いわゆる人気返礼品の魚介・肉類がない自治体にもかかわらず、これまで独自の角度の取組(ここにしかない視点、シビックプライド醸成、ストーリー性、「きふと、」(*) など)やその発信が奏功し、寄附額インパクトでは府内上位に位置しています。*自分のためでなく誰かのためのふるさと納税返礼品。自治体と(株)トラストバングが連携するプロジェクト。
また同町へのふるさと納税は全額、未来を担う子どもたちのために。この使い道にもストーリー性を持たせ、「未来挑戦隊チャ(茶)レンジャー育成プロジェクト」と銘打ち活用を進めています。


●ふるさと納税サイト【特集】緑茶発祥の地、京都・宇治田原町 ―「まちの劇的変化」へ弱小自治体の挑戦―
 URL:https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/26344/4999?city-product_original

 

シティプロモーション用ポスター(2019年作成)。 当時の年長児が、本当に将来なりたい夢の姿=ヒーローに変身している。シティプロモーション用ポスター(2019年作成)。 当時の年長児が、本当に将来なりたい夢の姿=ヒーローに変身している。

サーキット遊びのような取組を、さまざまな分野で展開できれば、小さなまちだからこそ、子どもたちの未来の姿を大きく変えられると考えています。


■4月以降も子ども達の夢を応援する遊び心と本質を捉えた事業に挑戦

2021年度も、論理的思考力や創造力を養う「やる気スイッチオン事業(プログラミング教室や人気クリエイターによる講座等)」や、フィンランド教育の第1人者を招いた「子育てセミナー『読解力を高める(絵)本の読み方』」の開催など、個性的な「未来挑戦隊チャレンジャー育成プロジェクト」を実施予定です。引き続き、子どもたちの夢を応援する事業に積極的に投資し、新たなストーリーを生む、ミライヒーローを輩出できるような事業展開に挑戦していきます。


【京都府宇治田原町】
本庁所在:京都府綴喜郡宇治田原町立川坂口18-1
URL: https://www.town.ujitawara.kyoto.jp/

【本リリースに関するお問合せ】
宇治田原町企画財政課
電話:0774-88-6632
メールアドレス:furusato@town.ujitawara.lg.jp
FAX:0774-88-3231

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

宇治田原町

1フォロワー

RSS
URL
http://www.town.ujitawara.kyoto.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府綴喜郡宇治田原町大字立川小字坂口18-1
電話番号
0774-88-2250
代表者名
西谷信夫
上場
未上場
資本金
-
設立
-