株式会社intu、埼玉県オープンイノベーションプログラム「Canvas」に採択

AI時代に求められる「考える力」の可視化・育成を通じ、新たな社会実装に挑戦

株式会社 intu

株式会社intu(本社:埼玉県草加市、代表取締役:齊藤利通)は、埼玉県が推進するオープンイノベーションプログラム「Canvas」に採択されたことをお知らせします。

株式会社intuは、「考える力にモノサシを。」を掲げ、AIを活用して人の「考える力」を可視化する独自の評価指標「TQ(Thinking Quotient)」の開発と、思考力を育成する教育プログラム「アイディアクエスト」を展開しています。

今回の採択を機に、教育・スポーツ・企業・自治体など多様な分野との共創をさらに進め、「考える力」を可視化・育成する新たな社会基盤の構築を目指します。

「測れない力」は、伸ばすことも比較することも難しい

学力にはテストがあり、知能にはIQがあります。一方で、社会や教育の現場で重要性が語られてきた「考える力」には、現在地を客観的に把握するための共通のモノサシが十分に普及していません。

測ることができなければ、「今どの程度の力があるのか」が分からず、教育やトレーニングによってどれだけ成長したのかを比較することも、個人や集団の特徴をデータとして検証することも難しくなります。

世界では、OECDのPISAが2012年に問題解決能力を評価し、2022年には64の国・地域を対象に創造的思考を初めて評価するなど、知識だけでなく「どのように考え、課題を解決するか」を捉えようとする動きが進んでいます。

日本の児童生徒はPISAの問題解決能力などで高い成績を残してきました。一方で、こうした国際的な評価の進展に比べ、日常の教育・人材育成の中で一人ひとりの思考プロセスを継続的に可視化し、成長につなげる仕組みには、まだ大きな発展余地があります。

AI時代、「考える力」はなくてはならない基盤へ

さらに生成AIの急速な普及によって、知識を得ることや文章・アイデアを生み出すことのハードルは大きく下がりました。OECDも、AIが生活や仕事に必要な能力を大きく変化させる可能性を指摘し、AIの出力を批判的に評価し、適切に判断・活用する力の重要性を示しています。

その一方で、

  • 自ら問いを生み出す力

  • 本質的な課題を発見する力

  • 一つの物事を多面的に捉える力

  • 情報を整理し、自分なりの答えを導き出す力

  • 考えたことを行動や解決につなげる力

といった「考える力」の重要性は、これまで以上に高まっています。

株式会社intuは、AI時代に「考える力」が不可欠になる一方、その現在地や成長を測る共通基盤が十分に存在しないという課題に対し、「思考力の可視化」と「思考力の育成」の両面から研究・開発と社会実装を進めています。

自由記述から「考える力」を可視化するTQ

「TQ(Thinking Quotient)」は、自由記述を中心とした回答をAIが分析し、回答の正誤や知識量だけでは捉えにくい「どのように考えたか」という思考プロセスを多面的に可視化する独自の評価指標です。

思考の深さや広がり、多様な視点、問いを生み出す力などを分析し、一人ひとりの思考特性をレポートとしてフィードバックします。

TQテスト(思考指数)の詳細・受検はこちら: https://www.intu.jp/tq-test/

2026年4月頃から本格的なデータ収集を進め、教育・スポーツなど複数の領域で実証を重ねています。

埼玉県「Canvas」採択を、さらなる共創の起点に

株式会社intuは埼玉県に拠点を置く企業として、今回のCanvas採択を一つの起点に、県内外の企業、教育機関、大学・研究機関、スポーツ団体、自治体などとの共創を進めていきます。

思考力は、教育だけのテーマではありません。さまざまな領域で「重要だが、測りにくかった力」が存在しています。

例えば学校教育では、探究学習や総合的な学習において、問いを立てる力、情報を整理する力、多面的に考える力などが重視されています。一方で、探究のプロセスやそこで発揮された思考をどのように評価し、成長につなげるかは教育現場における課題の一つです。TQを既存の教員評価やルーブリックに代わるものではなく「評価を補助する新たなデータ」として活用し、探究学習の過程や成長を可視化する共同研究・実証が考えられます。

企業の採用・人材育成では、学歴、資格、職歴、適性検査など既存の評価に加えて、正解のない課題に対して「どのように考えるか」を可視化することで、従来の指標だけでは捉えにくかった人材の特徴を把握する評価補助としての活用が考えられます。

スポーツでは、試合中の状況判断、相手の分析、振り返りや改善など、技術・体力だけでは表しにくい「考える力」を可視化し、競技力や成長との関係を検証することができます。

さらに医療・介護分野では、認知機能トレーニングなどの前後で思考の変化を測定し、既存の認知機能検査やQOL等の指標と組み合わせながら、トレーニング効果を多面的に評価するための補助指標として共同研究を行う可能性もあります。

このほか、自治体職員の課題発見・政策立案、人材育成など、活用可能性は多岐にわたります。

株式会社intuは、それぞれの分野の専門家や現場が持つ知見・既存の評価指標と、TQによる思考力の可視化を組み合わせることで、単独では生み出せない新たな評価・育成モデルを共創していきます。

想定する共創・共同研究テーマ

  • 教育 × TQ:探究学習・振り返り・記述活動における思考プロセスや成長の評価補助

  • 採用・人材育成 × TQ:学歴・資格・職歴・適性検査等に加える、新たな人材評価・育成の補助指標

  • スポーツ × TQ:競技における判断・分析・振り返りと競技力との関係性の検証

  • 医療・介護 × TQ:認知機能トレーニング前後の変化や既存指標との関連性を検証する共同研究

  • 自治体 × TQ:課題発見・政策立案など、地域課題を解決する人材の育成・評価

「考える力」を新しい社会のモノサシへ

株式会社intuが目指しているのは、一つのテストを普及させることだけではありません。

これまで捉えることが難しかった「考える力」を可視化し、誰もが自分の思考の特徴を知り、さらに伸ばすことのできる社会をつくることです。

今後、実証データの蓄積や研究機関との検証、さまざまな分野での共創を重ねながら、「考える力」を社会で活用できる新たな評価基盤へ発展させていきます。

また、本構想に賛同し、思考力の可視化・育成を活用した新しい取り組みをともに創出する企業・教育機関・研究機関・スポーツ団体・自治体などの共創パートナーも募集してまいります。

株式会社intu 代表取締役コメント

「生成AIによって、知識や情報そのものの価値は大きく変わり始めています。だからこそ、これからの時代には『何を知っているか』だけではなく、『どう考えるか』がより重要になると考えています。

一方で、これほど重要だと言われる『考える力』には、まだ社会で広く共有されるモノサシがありません。

私たちは『考える力にモノサシを。』という想いからTQの開発を始めました。

今回、埼玉県のCanvasに採択いただいたことを新たなスタートとして、教育だけでなく、スポーツ、企業、自治体、研究機関など多様な皆さまと共創しながら、埼玉から『考える力』という新しい価値を社会へ広げていきたいと考えています。」

株式会社intuについて

株式会社intuは、「考える力にモノサシを。」を掲げ、AIを活用した思考力の可視化・育成に取り組む企業です。

自由記述から思考プロセスを分析する「TQ(Thinking Quotient)」や、子ども向け思考力育成プログラム「アイディアクエスト」などを開発し、教育・スポーツをはじめとしたさまざまな領域で実証・共創を進めています。

会社名: 株式会社intu
所在地: 埼玉県草加市
代表者: 代表取締役 齊藤利通
事業内容: 思考力の可視化・育成サービスの企画・開発・提供

コーポレートサイトhttps://www.intu.jp/

TQテスト(思考指数)https://www.intu.jp/tq-test/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社intu

担当:齊藤利通

E-mail: info@intu.jp

TEL: 03-6822-2222

共創・共同研究について

株式会社intuでは、TQを活用した共同実証・共同研究・サービス開発に取り組む企業、教育機関、大学・研究機関、スポーツ団体、自治体等からのご相談を受け付けています。

「自社・自団体の領域で思考力を測ると何が分かるのか」といった検討段階からでも、お気軽にお問い合わせください。

すべての画像


関連リンク
https://www.intu.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社 intu

0フォロワー

RSS
URL
https://www.intu.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
埼玉県草加市瀬崎2-39-12
電話番号
03-6822-2222
代表者名
齊藤 利通
上場
未上場
資本金
1200万円
設立
2020年07月