パスタ界のワールドカップ「バリラ パスタ チャンピオンシップ アジア2025日本大会」開催

激闘の末「Convivio」澤田シェフが“ウイスキー”の豊潤な香りを活かした樽入りパスタで優勝

バリラ ジャパン株式会社

 1877年創業のイタリアNo.1パスタブランド※「バリラ」(本社:イタリア・パルマ、CEO:ジャンルカ・ディ・トンド)は、2025年7月29日(火)に「バリラ パスタ チャンピオンシップ アジア2025日本決勝」(以下、日本大会)を開催いたしました。

 日本大会では6名のイタリアンシェフが参加し、順番にパスタのプレゼンテーション、試食等の厳正なる審査を行った結果、「Convivio」の澤田シェフが優勝しました。

 澤田シェフは、2025年11月に開催される「Barilla Pasta Championship Asia 2025(以下、アジア大会)」に日本を代表して参加。アジア大会では、日本を含む合計8カ国8名のトップシェフがアジアチャンピオンのタイトルをかけて競います。

*2023年ニールセン調べ

 

▲澤田シェフ(左から3番目)
▲「Penne Rigate with Whisky Octopus Ragù(ペンネリガーテ ウイスキー 蛸のラグーソース 絡まる風土を樽に込めて)」

 「バリラ パスタ チャンピオンシップ」はパスタ界のワールドカップとも称されており、イタリア食文化の継承を目的に、世界中のイタリアンシェフの育成に注力し、シェフたちが世界の檜舞台で活躍するための登竜門となる大会です。7月29日(火)に開催された日本大会では、数多くの応募の中から厳正な事前選考を勝ち抜いた6名のイタリアンシェフが日本全国から駆けつけました。

 開会式では、バリラ ジャパン マーケティング統括部長 佐藤 名奈恵がバリラの歴史を説明した後、第2回目となる日本大会について「8か国で500名を超えるシェフにご応募いただき、バリラとして大変嬉しく思います」と喜びと感謝のコメントで開始しました。

続いて、バリラ アジアパシフィック エグゼクティブシェフ アンドレア・トランケーロからは、参加したシェフそれぞれの名前入りシェフジャケットを贈呈。緊張の面持ちで並ぶシェフたちに、「今日から皆さんはスターです。普段はキッチンの中にいますが、今日は作るだけでなく、プレゼンテーションでもご自身を存分に表現してください」とコメントしました。さらに「輝く存在には笑顔が必要」とユニークに声をかけ、シェフたちの緊張を和らげる場面も見られました。

また、前回優勝者の渕上シェフから優勝メダルが返却された際には、アンドレアから「皆さんの中から次のアジアチャンピオンが現れるかもしれません。次は皆さんの手から次の優勝者へ渡してほしい」と激励の言葉が送られました。

 その後、それぞれのシェフが食材や食器を準備し、緊張が漂う中、アンドレアの「今日で日本のチャンピオンが決まります。」の掛け声で調理がスタート。45分間で大会への想いと洗練された技術を一皿のパスタに織り込み、その後10分間で審査員に向けて渾身のプレゼンテーションを実施しました。

 この日の熱い戦いを勝ち抜いたのは、「Convivio」の澤田隼人シェフ。ウイスキー樽を模した器に盛り付け、明石産蛸の旨みとウイスキーの芳醇な香りが織りなす「Penne Rigate with Whisky Octopus Ragù(ペンネリガーテ ウイスキー 蛸のラグーソース 絡まる風土を樽に込めて)」を考案。ウイスキー樽とピートを混ぜて作られたチップで燻製をかけることで、ペンネの穴にまで香りを行き渡らせる独創的な演出が施されています。

 澤田シェフは、プレゼンテーションで「あくまでパスタを味わうことがイタリアでの基本となるため、ソースを乳化させて、よりパスタを味わえる一品にしました。また、地のものを活用するイタリアの文化も取り入れ、明石の蛸と明石のウイスキーという国産の食材を使用しています。」と話しました。

 また、アンドレアは大会を「昨年に引き続き、非常にレベルの高い日本大会となり、参加した6人のシェフとも甲乙つけがたかった。」と振り返り、澤田シェフのレシピを次のように評価しました。

 「澤田シェフのレシピは南イタリアで親しまれている蛸のラグーをイタリアでは白ワインを使うところを、国産ウイスキーを使ってうまみを引き出しつつ、国産の蛸を使って、日本風にアレンジしています。さらにウイスキー樽を器に使うことで、パスタだけでなく器からも鰹節を思わせる燻製香を感じさせるという独創性高く評価しました。」

澤田シェフのオリジナリティ溢れる発想は、11月にマレーシアにて行われるアジア大会での活躍が期待されます。

■「Convivio」:澤田 隼人(さわだ・はやと)シェフ プロフィール

2017年にConvivioに新卒入社、イタリアの素材の味を引き出すレシピを高く評価され、2020年にスーシェフに就任。2022年にはイタリア郷土料理の新店舗YUKA伊のオープニングシェフに抜擢。その後、再びConvivioスーシェフに就任、一つひとつにストーリー性を持たせたオリジナルメニュー開発を行っている。

【Barilla Pasta Championship Asia 2025 Japan開催概要】

■日程:2025年7月29日(火)

■参加シェフ(左から):

・外山慎(とやま・しん)シェフ/Gigli

・木村忠敬(きむら・ただひろ)シェフ/Ristorante Alvero

・大澤雄一(おおさわ・ゆういち)シェフ/Ra-mo CUCINA ITALLIANA

・澤田隼人(さわだ・はやと )シェフ/Convivio

・三角光作(みすみ・こうさく)シェフ/pappacarbone

・茶谷公一(ちゃたに・こういち)シェフ/toranomontanicha

■評価基準:

以下5つの評価基準および配点を基に、調理プロセスとプレゼンテーションで評価を決定しました。

【①準備工程】10点

調理の準備及び片付け、制限時間の遵守、適切な調理過程、衛生管理。

【②技術】20点

食材の保管、調理等の正しい取り扱いに加えて、効果的に素材を活かせているか。

【③見栄え】15点

プレゼンテーション、色彩バランス、食欲をそそる仕上がり。

【④パスタのゆで具合】20点

パスタの調理時間及び、適切な提供温度、パスタが料理の主役となっているか。

【⑤味付け】35点

食材が持つ風味と調和した味付け、調味料の適切な使用。

バリラグループについて

バリラグループは、グイド、ルカ、パオロの3兄弟が会長を務めるファミリー企業です。創業者のピエトロ・バリラが1877年にイタリアのパルマにて小さなパン屋を開いたのが始まりです。今日、バリラはイタリアのNo.1*パスタブランドとして世界中で愛されており、日本でもパスタやソースは多くの人に愛され、使用されています。バリラは、地中海式食事法とイタリアのライフスタイルにヒントを得て、「美味しく健康的な栄養価の高い食事」を提唱しています。「わが子に食べさせたいものを皆様の食卓へ」というのがバリラ創業時の理念であり、この理念は今日まで受け継がれ、8,700人以上の従業員が、今後も責任ある方法で生産・管理された上質な食品を通じてお客さまに喜びをもたらし、社会に貢献していきます。

*2023ニールセン調べ

日本公式HP:https://www.barilla.com/ja-jp

日本公式Instagram:@barilla_jp

日本公式LINEアカウント:バリラ

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会社概要

バリラ ジャパン株式会社

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URL
https://barilla.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区平河町 2-7-3 PMO平河町ビル 9階
電話番号
-
代表者名
ニックヒル・グプテ
上場
-
資本金
-
設立
1997年11月