大阪府の『アグリパートナー連携協定調印式』を実施、「農業体験・ボランティア」分野の初事例として、協定を締結。
弊社社員が、地元農産品である大阪ぶどうの収穫ボランティアに参加します
■調印式開催概要
日 時 | 2021年7月13日(火)14時00分~14時45分 |
場 所 | カタシモワイナリー(大阪府柏原市大平寺2丁目9番14号) |
出 席 者 | 大阪府 環境農林水産部 農政室 | 農政室長 原田 行司、推進課長 中塚 武司 |
大阪府 中部農と緑の総合事務所 | 所長 藤岡 理 | |
新田ゼラチン㈱ | 代表取締役社長 尾形 浩一 | |
カタシモワインフード㈱ | 代表取締役 髙井 利洋 | |
日本たばこ産業㈱大阪支社八尾支店 | 支店長 山下 修 | |
大阪府柏原市産業振興課 | 次長 森口 秀樹 | |
JA大阪中河内柏原営農購買所 | 所長 北田 裕士 |
■アグリパートナー連携協定について
大阪府内の農業者の多くは、農繁期を中心にパート人材を活用してきましたが、コロナ禍で人材の確保が難しくなっています。一方、企業においてはコロナ禍における従業員の収入源確保やモチベーション向上のため、副業の解禁が進み、副業分野として農業へ関心が寄せられています。そこで、大阪府が今年度から新たに設置した「大阪農業つなぐセンター」が、副業や農業体験などで農業分野への参画を希望する企業及びその従業員をアグリパートナーと位置づけ、農作業等への応援を求めている農業者をマッチングする制度により、農業者と企業がお互いにWin-Winとなる関係を築くものです。またこの活動は、SDGsに揚げる17のゴールの内、8(働きがいも経済成長も)のゴール達成に寄与するものです。
大阪農業つなぐセンター アグリパートナー企業募集のサイトへ
https://www.pref.osaka.lg.jp/nosei/agripartner/index.html
■調印式での様子
大阪府環境農林水産部 原田農政室長による調印式開会のご挨拶と「大阪農業つなぐセンター」開設の意義についてのご説明の後、弊社社長の尾形より「当社は86年間に亘り、この地で事業を続けており地元に役立つ活動を考えてまいりました。今回カタシモワインフード様と連携協定を締結し、農業支援ができる機会を得て大変喜んでいます。100年後にもこの地にぶどう畑が広がり、美味しい大阪ワインが楽しめることを心から願っています。」と挨拶をいたしました。またカタシモワインフード髙井代表取締役からは、「栽培農家の高齢化等によりぶどう畑が減少しつつあるが、ぶどう畑の風景は後世に残すべき価値のあるものです。地元企業である弊社に、大阪の宝物であるぶどう畑を残す運動に協力をしてもらうことになりうれしく思う。」とのお話がありました。
■弊社の農業ボランティア活動参加について
弊社はこれまで、地元小学生への出前授業や、地域清掃活動等を行ってきました。さらに地域社会との共生と地域貢献活動を推進するために、今回の連携協定をきっかけに地元農業へのボランティア活動も行ってまいります。具体的には、弊社社員が8月2日~4日の期間中にカタシモワイナリーのワイン醸造用に栽培されている2カ所のぶどう農園で収穫作業を行う予定です。
■カタシモワイナリーについて
1914年(大正3年)にカタシモワインフード株式会社の創業者、高井作次郎が果樹園の経営のかたわら日本酒の醸造技術を用いたワインの醸造に成功し同5月に創業。前身となるカタシモ洋酒醸造所を設立。西日本で現存する最古のワイナリーで、製造されたワインは数々のコンテスト受賞歴があり、2019年6月に大阪市で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の夕食会で、各国首脳らに同社のワインが振る舞われたことでも知られています。
大阪は約100年前日本一のぶどうの産地でしたが、都市化や担い手の高齢化等により栽培農家が減少しており、カタシモワイナリーは大阪が100年後もぶどうとワインの産地であるために、地元企業等と共に地域の栽培農家を支援しています。
カタシモワイナリーのサイトへ https://www.kashiwara-wine.com/
■■■ 新田ゼラチンについて ■■■
1918年の創業以来100年以上、コラーゲンの“無限の可能性”を追求し、研究開発を続けてきた大手コラーゲン・ゼラチンメーカー。全ての人々の『元気で若々しくありたい』という願いを叶えることを目指し、製品やソリューションを食品や健康食品市場に提供しています。
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