地域資源お茶を通して、経済を探究するプログラム「Salesio Startup Program；SSP」を2022年5月より提供

静岡サレジオにて、授業運営開始

AOBEAT

2022年5月31日 11時00分

　茶葉の小売や卸、茶畑を活用した観光サービスなど、茶を活用した多様な事業を展開している株式会社AOBEATは、学校法人星美学園静岡サレジオにて、身近な資源から経済活動を探究し、新たな価値の創造に挑戦するプログラム「Salesio Startup Program；SSP」を提供します。

　当社は、本プログラムの企画開発から運営全体を担い、2022年5月より静岡サレジオの高校1年生フロンティアコースで授業を始め、10月からは中学3年生にも展開します。SSPは、静岡の地域資源お茶を題材に、経済活動を探究するプログラムです。「誠実な人間・良き社会人の育成」を掲げ、幼小中高と国際バカロレアを取り入れた教育プログラムを導入するなど、静岡の教育を牽引する存在である静岡サレジオと連携し、総合学習の時間を活用して本プログラムを実施します。当社は、一次生産者や製造者とも連携し、様々なアクティビティやフィールドワークを提供します。また本プログラムのファシリテーションを担い、サレジオの教職員と協働し、生徒の経済への探究心を引き出すとともに、対象への共感を元に、自ら課題を設定し解決や創造に挑戦していく意識や行動を育成していきます。

経済探究プログラム「Salesio Startup Program；SSP」について

「Salesio Startup Program；SSP」は、2021年より静岡サレジオで企画開発と運営を行っている探究型授業のプログラムです。本年度は、中学3年生と高校1年生フロンティアコースを対象に、それぞれ8回程度の授業を展開します。座学ではなく、体験や実践の中で、行動経済やマーケティングなどの概念に出会いながら、地域資源お茶を経済活動として探究していくのが、本プログラムの特徴となっています。
2022年4月の学習指導要領改訂により、高等学校で金融経済教育の内容が拡充されることを受け、フロンティアコース向けのプログラムでは、お金や投資に関するリテラシーを高めるアクティビティも展開します。中学3年生向けのプログラムでは、茶の生産、製造、小売の場へのフィールドワークを中心に、地域資源から経済を探究し、最終的には静岡の茶業の課題を解決するための商品、事業をアウトプットします。また、本年度からは、夏休みや冬休みなどを活用し、より探究を深めたい生徒や保護者向けの特別授業も展開する予定です。

学校法人星美学園静岡サレジオについて

近年、上智大学との教育提携、国際バカロレア教育の推進、小学校・中学校・高校を4年間ずつに分け、4-4-4制を導入するなど、時代の先駆けとなる教育実践にチャレンジをする、今、静岡で一番注目を集める学校。

法人概要
【法人名】　学校法人星美学園
【学校名】　静岡サレジオ中学校・静岡サレジオ高等学校
【理事長名】末吉弘治
【校長名】　沼波岳臣
【所在地】　〒424-8624 静岡市清水区中之郷３丁目２番１号
【連絡先】　TEL 054-345-2296 FAX 054-348-0145
【設置認可】昭和25年12月
【URL】https://ssalesio.ac.jp/