外観検査に特化したノーコードAIプラットフォームTechSword Vision、新機能「不良画像生成AI」を提供開始

【新機能リリース】不良画像生成AIで少ない不良サンプルでも高精度なAI検査を実現

株式会社TechSword

株式会社TechSword(以下、TechSword 本社:東京都港区、代表取締役CEO:長島慶樹)は、外観検査に特化したノーコードAIプラットフォーム『TechSword Vision』の新機能として、「不良画像生成AI」の提供開始をお知らせします。


新機能実装の背景

製造業の外観検査工程では、慢性的な人手不足からAI導入による省人化が急務の課題となっています。一方で、日本のものづくりの品質精度は極めて高く、AI学習に必要な不良品データが不足しているため、高精度なAIモデルの構築が困難なケースが多く見受けられました。従来、解決策として、不良品データを独自に生成できるGAN(敵対的生成ネットワーク)という手法が注目されていましたが、実際には元となる学習データが大量に必要であり、不良サンプルがほとんどないケースでは実用性がありませんでした。そこで当社は、数枚の不良データのみで不良データを作成できる独自の画像生成AIを開発し、「TechSword Vision」上に新機能として実装しました。


機能詳細

新機能「不良画像生成AI」は、専門知識やプログラミング不要で、誰でも使用可能です。数枚の不良画像を生成AIに学習させた後、良品画像の任意の箇所にペイントを行うことで、実物に極めて近い不良画像を数百枚程度生成してくれます。この機能により、これまで収集が困難であった不良データを画像認識AIに大量に学習させることができるようになります。これにより、不良品データを収集する時間を削減し、より迅速にAIモデルの精度向上を実現できます。実際に、当社のお客様では、2枚しか不良データがなかった検査対象に対してこの機能を活用して不良品画像を数十枚に拡張したことで、100%近い検出精度を実現しました。当機能により、これまで断念していたAIプロジェクトが数多く推進され始めています。


不良生成実績:金属部品の傷・打痕・黒皮、樹脂部品のクラック・バリ・変色、電子部品の半田不良、刃具のチップ欠け など


機能イメージ


わずか数分の操作で大量データセット作成

従来の画像生成技術では、プログラミングやディープラーニングの専門知識が必要でしたが、本機能では直感的なマウス操作で生成できます。良品画像をアップロードし、不良を発生させたい箇所をマウスでペイントするだけで、リアルな不良画像を生成可能です。操作時間はわずか数分で、AI学習用に大量のデータセットを作成できます。


一度の学習で多様な部品に対応

一度学習させた不良パターンは、形状の異なる部品にも適用可能です。例えば、ベアリングで学習した傷をその他の金属部品に生成したり、異なる部品でも素材が似ていれば同様の不良を生成したりできます。これにより、少ない学習データで多様な検査対象に対応できるため、開発コストと時間を大幅に削減できます。


めったに出ない不良も水増し

過去に発生した1〜2枚の不良画像があれば、同じ特徴を持つ不良画像を大量に生成し、AIの学習データとして活用できます。これにより、従来は検出困難であった希少な不良も捉えられるようになります。


特別無料トライアルのご案内

新機能のリリースを記念して、先着30社様限定で、1ヶ月間無料でTechSword Visionの全機能をご利用いただけるトライアルキャンペーンを実施いたします。この機会にぜひお申し込みください。
ご希望のお客様は、下記フォームよりご連絡ください。

お問い合わせフォーム:https://techsword.co.jp/campaigns/202509-trial/form

お申込期限:2025/9/30


TechSword Vision について

『TechSword Vision』は、知識0・スキル0で誰でも簡単に外観検査AIモデルを開発し、エッジデバイスへワンクリックで実装できるノーコードプラットフォームです。データ収集学習から運用、AIの精度アップのための再学習、データ収集などを一気通貫で実現できるサービスとなっており、非エンジニアでもAIの内製化が可能となっています。また、弊社のAIエンジニアによる細やかなサポートも行っており、現場社員の方が真にAIを活用できるよう支援しております。

導入企業様(一部抜粋)

株式会社 TechSword について

株式会社TechSwordは、「すべての人に、AIを。」をビジョンに掲げ、2021年5月に現役岡山大学院生によって創業されたAIスタートアップです。外観検査に特化したノーコードAIプラットフォーム「TechSword Vision」は、誰でも簡単に外観検査AIを開発・運用できるサービスです。現在は自動車業界の企業様を中心に導入していただいております。

会社名:株式会社TechSword(テックソード)

代表者:長島 慶樹

設立:2021年5月19日

本社所在地:東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル(SENQ六本木 822)

事業内容:外観検査に特化したノーコードAIプラットフォームの開発・提供

コーポレートサイト:https://techsword.co.jp

お問合せ:https://techsword.co.jp/contact

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社TechSword

6フォロワー

RSS
URL
https://techsword.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木7丁目15-7 SENQ六本木822
電話番号
-
代表者名
長島 慶樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年05月